花暦 
八重桜 (やえざくら)

(別名:里桜(さとざくら))

(関山、一葉、普賢象、 鬱金(うこん)、御衣黄(ぎょいこう)、等)


ヤエザクラ 「関山(かんざん)」



・薔薇(ばら)科。


・開花時期は、 4/10 ~ 5/ 5頃。
・桜より咲き始めが2週間ほど遅い。
 「あれ、もう桜は終わったのでは・・?」という頃に、葉をつけた状態で咲き出す。

・野生の山桜に対して 人里の桜ということから「里桜(さとざくら)」とも呼ばれる。
 また花の形から「牡丹桜(ぼたんざくら)」とも呼ばれる。

・「関山(かんざん)」 「一葉(いちよう)」 「普賢象(ふげんぞう)」「鬱金(うこん)」
 などの種類がよく知られている。


・鈴なりの花をいっぱいつける。 運動会で子どもが踊りに使う「ポンポン」みたい。
・花びらが多い。 なかでも兼六園菊桜 という種類の八重桜は、 花びらがなんと300枚ぐらいある。

・塩漬けにした花に お湯をそそぐと「桜湯」になる。
 塩辛い 「茶」=「濁す」ということから、婚礼の席ではお茶でなくこの桜湯をよく使う。

・大阪市の 造幣局(ぞうへいきょく)の有名な「桜の通り抜け」はこの八重桜の開花時期に行うことが多いようだ。
   (毎年4月中旬)。



・「いにしへの 奈良の都の 八重桜 今日(けふ)九重(ここのえ)に 匂ひぬるかな」 詞花集  伊勢大輔 百人一首

 
新宿御苑

毎年4月の中旬に首相主催の「桜を見る会」が催されるのもこの新宿御苑。
東京都新宿区内藤町11
浜離宮恩賜公園

ここは八重桜の時期、夜ライトアップがある
上野公園も八重桜の名所
 飛鳥山公園

八重桜は180本もあり、品種が豊富   飛鳥山公園|東京都北区
 日本さくら名所100選地にも選ばれた「静峰(しずみね)ふるさと公園」です。

園内にはなんと2000本もの八重桜が植えられていて、なんとも美しいです。
毎年恒例の「八重桜まつり」が2016年も行われます。4月16日(土)~5月3日(火・祝)の期間です。夜には八重桜がライトアップされ、幻想的で艶かしい姿に変わります。園内には桜のじゅうたんのような芝桜も咲き誇り、とても美しいです。
茨城県那珂市静1720-1
 京都市伏見区にあり世界遺産にも登録されている「醍醐寺」です。

歴史あるこの醍醐寺は、どの季節訪れても美しいですが、とくに八重桜は素晴らしいです。
京都府京都市伏見区醍醐東大路町22
 下野(しもつけ)にある栃木の桜の名所「天平(てんぺい)の丘公園」です。公園の中は、至る所に八重桜が競うように咲く様子は圧巻です。

2016年3月20日(日)~5月5日(木)の期間には、天平の花まつりが行われています
栃木県下野市国分寺993-1
 桜新町の桜並木(東京都世田谷区)

、東急田園都市線・桜新町駅近くに美しく存在する「桜新町の桜並木」です。そもそも桜新町という名前からわかるように、新しい町として分譲されるとき約1000本の桜が植わるようになったそうです。
東京都世田谷区桜新町2-8 そば
 長瀞の桜は「日本さくら名所百選」に選ばれた桜の名所です。

長瀞周辺で約三千本余に及ぶ桜が植えられており、 3月下旬から4月下旬まで様々な桜が楽しめます。

通り抜けの桜

31種類、500本のヤエザクラ。4月下旬まで楽しめます。シーズンにはライトアップも行われます。見頃は4月中旬~下旬。
 千村地区 (ちむらちく)

秦野市千村1103周辺(頭高山周辺)
千村は八重桜の里としても有名です。日本一の収穫量を誇り、商品として出荷されます。
地元の人々によって観賞用の八重桜も植えられています。

秦野市堀山下1513 0463-87-9020
水無川の左岸、諏訪丸駐車場の向かい側に200mほどの散歩道があり、両側に50本以上の八重桜が連なります。水無川上流には県立秦野戸川公園のシンボルマーク「風の吊り橋」も見えます。
 春の訪れとともに咲くのが桜。日本(沖縄と北海道を除く)での桜の80%はソメイヨシノ(大島桜と江戸彼岸の雑種)だ言われていますが,その他の桜の種類も多い。桜を大きく分類すると自生種(山桜を代表とする桜),一重の里桜(染井吉野が代表),里桜(八重~半八重桜)となります。
 なお,人によっては里桜=八重桜と分類している場合もあるそうです。
 糸括 里桜の園芸品種で江戸時代から知られています。花は淡紅色で八重咲きです。

妹背 花は大輪の八重咲きで紅色。京都の平野神社にある桜でひとつの花に雌しべが

2本あり,果実も2個つくことからこの名がつけられました。

大原渚桜 花の色が濃く,遠目でもよく目立ちます。また,花付きも良い桜です

大山桜 自生種:花は染井吉野よりピンク色です。通常,染井吉野より遅く開花します。

オカメ桜 英国の桜愛好家により作られた桜。大きくならないため小さな庭でも楽しめます。

御室有明 大島桜系里桜。花は直径4~5cm,花弁数5~13枚で白もしくは淡紅色です。

花は八重で樹高が低く,根元から分れた低い枝に花が咲くのが特徴です。

春日井 奈良の春日山にあった桜で,淡紅色の八重桜です。

唐実桜 中国原産の桜で,ピンク色が綺麗です。

河津桜 伊豆半島の河津町にある早咲きの桜で,寒緋桜と大島桜の雑種と推定されます。

寒桜 暖地では1月中旬から花が咲きだす桜で熱海桜とも呼ばれます

。寒緋桜と山桜の雑種と推定されます。

関山 4月下旬になると深紅色,八重咲きの大きな花があでやかに咲き,花弁数は20~45枚。

ふつう不規則にねじれる。外側の花弁は円形,内側の花弁は細長い。

寒緋桜 中国から台湾に自生している桜で台湾緋桜,緋寒桜とも呼ばれています。

花は釣鐘状の形となり花の色と併せ独特の雰囲気をもつ桜です。



菊桜 金沢市の兼六公園に伝わる最も有名な菊桜。

花弁数300~350枚。二段咲きで花の中心は濃紅色。

黄桜 鬱金(うこん)と同一との説もある黄色い桜です。

桐ヶ谷 花は大輪,一重八重咲きで淡紫紅色。開花期は4月中旬。

その花の美しさに御車を返してこの花を眺めたとも伝えられる桜で,桐ケ谷とも呼ばれます。

金豆桜 萼筒に毛が無く,2花づつ集まって3月下旬から4月に開花します。

兼六園熊谷 山桜ですが花色が濃く,よく目立つ美しい花です。

小汐山 花の特徴は中輪一重白色の山桜系です。

子福桜 秋から冬にかけて咲き続ける珍しい品種です。

花は白色の八重咲きです。

佐野桜 樹形はほうき状となり,花序は散形状で2~3花からなります。花弁は11~20枚からなり,

蕾は淡紅紫色で開花時は長さ1.8㎝の円形で淡紅色となります。内側のものほど細長く,基部は

くさび状となり内側の3枚は旗状弁を呈します。

枝垂桜 江戸彼岸を品種改良した栽培種で枝が垂れる品種です。

松月 花は大輪の八重咲きで淡紅色。昔,東京の荒川堤にあった,とても美しい八重桜です。

太白 日本では絶滅された品種とされ,イギリスから逆輸入された品種です。

この品種の花は,桜の中では最大級のものです。

手弱女 たいへん優雅な花です。萼筒は紅紫色で,しわが多い。

十月桜 秋から初冬にかけても咲く桜です。別名「冬桜」とも呼ばれます。

昭和桜 一重の桜ですが詳細は不明です。

染井吉野 日本各地に植えられている代表的な桜です。江戸時代末期に

江戸染井村(現在の東京都豊島区)から「吉野桜」として売り出されました。

二期桜 春と秋に2回さくさくらの種類です。

「彼岸桜」の変形だそうで,関西では彦根城に咲いていました。

庭桜 室町時代から栽培の記録がある桜で,花は八重咲きです。開花は庭梅より

やや遅くなっています。

白山一号 枝が見えないぐらい沢山花を付ける桜です。色は薄いピンク色です。

花染衣 薄紅色の大きな,綺麗な八重桜です。名前がいかにも日本的です。

林二号 花は淡紅紫色をしている八重桜です。

一重白彼岸枝垂桜 有名な京都:円山公園の枝垂れ桜の種類です。

普賢象 八重咲きで淡紅色の花です。室町時代からあったといわれる古い品種で,葉化した雌しべが

普賢菩薩の乗る象の鼻に似ていることからこの名がつけられたといわれています。

紅垂れ桜 枝垂れ桜の内薄紅色の花を咲かせる品種です。

弁殿 花は淡いピンクで日光山から出た品種といわれています。

山桜 自生種:古来より親しまれてきた代表的な野生の桜です。

花とともに展開する新芽の色が様々で,山野の景観を美しく彩ります。

花びらは5枚です。関西では染井吉野よりも人気があるようです。

八重桜 八重桜にも多くの品種があります。ここでは名称不明の八重桜を集めています。

八重紅枝垂れ桜 枝垂れ桜の内薄紅色の花を咲かせる八重の品種です。

柳桜 中国北部,朝鮮原産の桜です。その他詳細は不明です。

楊貴妃 花は大輪の八重咲きで淡紅色。その美しさから中国の楊貴妃を連想して名付けられた

といわれる桜で,余り大きくなりません。

陽光 天城吉野と寒緋桜との交配品種です。


桜の品種
 ア
旭山(アサヒヤマ)

天城吉野(アマギヨシノ)

アメリカ

嵐山(アラシヤマ)

伊豆吉野(イズヨシノ)

市原虎の尾(イチハラトラノオ)

一葉(イチヨウ)

妹背(イモセ)

鬱金(ウコン)

薄墨桜(ウスズミザクラ)

江戸桜(エドザクラ)

江戸彼岸(エドヒガン)

大寒桜(オオカンザクラ)

大島桜(オオシマザクラ)

大提灯(オオヂョウチン)

大山桜(オオヤマザクラ)

オカメ




霞桜(カスミザクラ)

河津桜(カワヅザクラ)

寒桜(カンザクラ)

簪桜(カンザシザクラ)

寒山(カンザン)

関山(カンザン/セキヤマ)

寒緋桜(カンヒザクラ)



御衣黄(ギョイコウ)

啓翁桜(ケイオウザクラ)

兼六園菊桜(ケンロクエンキクザクラ)

小汐山(コシオヤマ)

御殿場桜(ゴテンバサクラ)

琴平(コトヒラ)

小彼岸(コヒガン)

子福桜(コブクザクラ)




里桜(サトザクラ)

枝垂桜(シダレザクラ)

芝山(シバヤマ)

十月桜(ジュウガツザクラ)

修善寺寒桜(シュゼンジカンザクラ)

松月桜(ショウゲツサクラ)

白雪(シラユキ)

白妙(シロタエ)

朱雀(スザク)

駿河台匂(スルガダイニオイ)

仙台枝垂(センダイシダレ)

染井吉野(ソメイヨシノ)




太白(タイハク)

手弱女(タオヤメ)

高遠小彼岸(タカトオコヒガン)

長州緋桜(チョウシュウヒザクラ)

東海桜(トウカイザクラ)




南殿桜(ナデンザクラ)




梅護寺数珠掛桜
(バイゴジジュズカケザクラ)

彼岸桜(ヒガンザクラ)

ヒマラヤ緋桜(ヒマラヤヒザクラ)

福禄寿(フクロクジュ)

普賢象(フゲンゾウ)

プリンセス雅(プリンセスミヤビ)

紅鶴桜(ベニヅルザクラ)

弁殿(ベンドノ)




増山(マスヤマ)

松前早咲(マツマエハヤザキ)

御車返し(ミクルマガエシ)




八重左近桜(ヤエサコンノサクラ)

八重紅枝垂(ヤエベニシダレ)

山桜(ヤマザクラ)

楊貴妃(ヨウキヒ)

陽光(ヨウコウ)

横浜緋桜(ヨコハマヒザクラ)
 旭山(アサヒヤマ)八重・淡紅色

天城吉野(アマギヨシノ)一重・淡紅色

アメリカ一重・淡紅色

嵐山(アラシヤマ)一重・淡紅色

伊豆吉野(イズヨシノ)一重・白色

市原虎の尾(イチハラトラノオ)八重・白色

一葉(イチヨウ)八重・淡紅色

妹背(イモセ)八重・淡紅色

鬱金(ウコン)八重・淡黄色

薄墨桜(ウスズミザクラ)一重・白色

江戸桜(エドザクラ)八重・淡紅色

江戸彼岸(エドヒガン)一重・淡紅色

大寒桜(オオカンザクラ)一重・淡紅色

大島桜(オオシマザクラ)一重・白色

大提灯(オオヂョウチン)半八重・淡紅色

大山桜(オオヤマザクラ)一重・淡紅色

オカメ一重・紅紫色

霞桜(カスミザクラ)一重・淡紅色

河津桜(カワヅザクラ)一重・桃色

寒桜(カンザクラ)一重・淡紅色

簪桜(カンザシザクラ)八重・淡紅色

寒山(カンザン)八重・桃色

関山(カンザン/セキヤマ)八重・濃桃色

寒緋桜(カンヒザクラ)一重・濃桃色

御衣黄(ギョイコウ)八重・淡緑色

啓翁桜(ケイオウザクラ)一重・淡紅色

兼六園菊桜(ケンロクエンキクザクラ)菊咲・淡紅色

小汐山(コシオヤマ)一重・白色

御殿場桜(ゴテンバサクラ)一重・淡紅色

琴平(コトヒラ)八重・淡紅白色

小彼岸(コヒガン)一重・淡紅色

子福桜(コブクザクラ)八重・白色

里桜(サトザクラ)八重・淡紅色

枝垂桜(シダレザクラ)一重・淡紅色

芝山(シバヤマ)半八重・白色

十月桜(ジュウガツザクラ)八重・淡紅色

修善寺寒桜(シュゼンジカンザクラ)一重・紅紫色

松月桜(ショウゲツサクラ)八重・淡紅色

白雪(シラユキ)一重・白色

白妙(シロタエ)八重・白色

朱雀(スザク)八重・淡紅色

駿河台匂(スルガダイニオイ)一重・白色

仙台枝垂(センダイシダレ)一重・白色

染井吉野(ソメイヨシノ)一重・淡紅色

太白(タイハク)一重・白色

手弱女(タオヤメ)半八重・淡紅白色

高遠小彼岸(タカトオコヒガン)一重・淡紅色

長州緋桜(チョウシュウヒザクラ)一重、半八重・紅紫色

東海桜(トウカイザクラ)一重・薄桃色

南殿桜(ナデンザクラ)八重・淡紅色

梅護寺数珠掛桜(バイゴジジュズカケザクラ)菊咲・淡紅色

彼岸桜(ヒガンザクラ)一重・淡紅色

ヒマラヤ緋桜(ヒマラヤヒザクラ)一重・濃桃色

福禄寿(フクロクジュ)八重・淡紅色

普賢象(フゲンゾウ)八重・淡紅色

プリンセス雅(ミヤビ)一重・薄桃色

紅鶴桜(ベニヅルザクラ)一重・淡紅色

弁殿(ベンドノ)一重・淡紅色

増山(マスヤマ)八重・淡紅白色

松前早咲(マツマエハヤザキ)八重・淡紅色

御車返し(ミクルマガエシ)一重、半八重・淡紅色

八重左近桜(ヤエサコンノサクラ)半八重・白色

八重紅枝垂(ヤエベニシダレ)八重・淡紅色

山桜(ヤマザクラ)一重・淡紅色

楊貴妃(ヨウキヒ)八重・淡紅色

陽光(ヨウコウ)一重・薄桃色

横浜緋桜(ヨコハマヒザクラ)一重・濃桃色
   
 桜の種類
 八重桜の種類
 糸括(いとくくり)

江戸時代から知られている桜で淡紅色、若干の香りを持つ。
 妹背(いもせ)  

大きめの濃淡な紅色の花が咲くこの桜の名は、1つの花に2つの実がなることから名づけられた。
 春日井(かすがい) 

淡紅色の八重桜で、奈良春日山に在った桜で京都市の佐野藤右衛門氏により接木育成された桜だそうです。
 松月(しょうげつ)

咲き始めは淡紅色で次第に白色に色変わりする。 東京荒川堤に在った名桜らしい。
 庭桜(にわざくら)

花の色は白色または淡紅色で古く中国から伝わってきた桜。
 花染衣(はなそめい)

名前の由来は花見時の衣装の花染衣(はなぞめごろも)からつけられていて、淡紅色。

北海道の松前で育成された品種。
 林二号(はやしにごう)

仙台の植木職人の林氏にて育成された八重桜。
 普賢象(ふげんぞう)

室町時代より京都地方にさく有名な八重桜で、 普賢菩薩の乗っている象の鼻に似ていたことから名づけられた。

開花直前は淡紅色でその後白色に変わる。
 八重紅枝垂桜(やえべにしだれざくら) 

薄紅色の枝垂桜の八重桜。
 楊貴妃(ようきひ)

中国の楊貴妃を連想して名づけられた八重桜で 蕾の時は濃紅色で開花すると淡紅色になる。

花の咲き姿も豪華である。昔は奈良地方に咲いていた。
 
 ・大阪造幣局

糸括、妹背、春日井、松月、花染衣、
普賢象、楊貴妃、その他の八重桜
 京都府立植物園

庭桜、林二号、八重紅枝垂桜、
 長居公園植物園

その他の八重桜