スピーシーズ(S:Speciese) スピーシリーズは、チューリップの原種の中でも、まだ品種改良や栽培に利用されてない種類を多く含む系統です。小型のものが多く、ミニ咲きとも呼ばれます。植えっぱなしでも毎年花を咲かせるほど丈夫で、手間がかからないことから、近年人気が出てきています。
カウフマニアナ(K:Kaufmanniana) カウフマニアナは、トルコから中央アジアを原産とカウフマニア種とその園芸品種の総称です。チューリップの中で最も早く花を咲かせ、日が当たると花びらが水平に開くことから「スイレンチューリップ」とも呼ばれます。草丈は15~30cmと低く、複色の花色のものも多くあります。鉢やプランターなどに植え付けて、コンパクトに仕立てるのがおすすめです。
タルダ タルダは、黄色い花がユリのように平らに開く、原種系の代表的な品種です。4〜5月が開花時期で、花の縁には白い覆輪が入り、葉っぱの濃い緑色と鮮やかなコントラストを作り出します。草丈も低く、植えっぱなしでも数年間は毎年花を咲かせることから、手間もそれほどかかりませんよ。
ハーツデライト ハーツデライトは、ピンクや白の花色の縁に白い斑が入る品種です。幅広の大きな葉っぱにも斑が入る独特な姿が特徴。草丈が低く、3月下旬~4月上旬と他のチューリップに比べて開花が早いので、冬~春にかけて咲くパンジーやプリムラ・ジュリアンとの寄せ植えにするとよいですよ。
フォステリアナ(F:Fosteriana) フォステリアナは、中央アジアを原産とするフォステリアナ種と、それを交配親に作られた園芸品種の総称です。ただ、フォステリアナ自体は現在生産されておらず、その園芸品種のみが流通しています。草丈は20~25cmと高く、花と葉がともに大きく、病気への抵抗力が強いことが特徴です。
グレイギー(G:Griegii) グレイギーは、中央アジア原産のグレイギー種とその園芸品種です。カウフマニアナ種とともに古くから品種改良が進められ、原種系のチューリップの代表的な存在となっています。大きな花と葉っぱに紫色の斑点が入るのが特徴です。
オレンジエンペラー オレンジエンペラーは、オレンジ色の大きな花と、花の中央部に緑色のスジが入るのが特徴の園芸品種です。4月いっぱいが開花期です。
レッドライディングフッド 草丈20cm前後のレッドライディングフッドは、真っ赤な花色が鮮やかな品種です。3月下旬~4月上旬が開花期で、茎葉が短く、葉っぱに紫色の斑点やスジがたくさん入ってエキゾチックな雰囲気を持っているのが特徴です。
一重早咲き(SE:Single early) 一重早咲き品種は、花びらの先端が尖った一重の花を咲かせる品種群です。草丈20~30cmと小型なものが多く、花も小さめ。先端の尖った花のシンプルな見た目と、早い時期に花を咲かせることから、人気があります。
トライアンフ(T:Triumph) トライアンフは、一重咲きと一重遅咲きの品種を掛けあわせて作られた系統です。4月下旬頃から一重の花が咲き、草丈が40~50cmと高いことが特徴です。たくさんの園芸品種があり、単色から覆輪まで花色のバリエーションも豊富となっています。
クリスマスドリーム クリスマスドリームは、ピンクの花色と一重の花姿がオーソドックスな品種です。一重早咲き系の中では草丈が低く、25~40cmほどに生長します。冷蔵処理された球根も出回っており、2月頃から花を楽しめるときもありますよ。3月下旬~4月上旬が開花期です。
ストロングゴールド ストロングゴールドは、はっきりとした黄色の花色が特徴の品種です。草丈は25~40cmとトライアンフの中ではやや小型で、開花してからもなかなか姿が乱れない丈夫さがあります。4月中旬~下旬頃が開花期で、花屋さんにもよく出回っています。
  八重早咲き(DE:Double early)  一重咲きの突然変異種で、八重の花を咲かせるのが八重早咲き品種です。草丈は低めで、花びらが開くと豪華な雰囲気があります。
 ダーウィンハイブリッド(DH:Darwin hybrid)  ダーウィンハイブリッドは、第二次世界大戦後に作られた新しい品種群で、一重遅咲きとフォステリアナなどの原種を交配して作出されました。草丈は60~70cmと長身で、花や茎が丈夫なことから育てやすいとされています。花色は赤系が中心で、突然変異で黄色いものもあります。
 フラッシュポイント  フラッシュポイントは、八重早咲き系の代表的な品種の1つです。最初は白緑色をしていた花が、咲き進むに連れてどんどん赤みを増していきます。色の変化を楽しみながら育てることができますね。3月下旬~4月上旬が開花期で、草丈は10~20cmと低く、大きな花を咲かせます。
 オックスフォード
ダーウィンハイブリッド チューリップ オックスフォード
 オックスフォードは、ダーウィンハイブリッドの中でもよく出回る品種の1つで、4月中旬~下旬頃、真紅の大きな花を咲かせます。草丈は40~50cmに生長し、切り花から花壇植えまで幅広いシーンで使われます。黄色い「ゴールデンオックスフォード」とともに群生させると春らしい花壇が作れます。
 フォックストロット  フォックストロットは、草丈20~40cmと比較的大型な八重早咲き系の品種です。3月下旬~4月上旬頃、中心がピンクで、外側に向かうに連れて白が増えていくファンシーな花色は女性的な雰囲気が人気の秘訣。レモンイエローの花色がオレンジへと変化する「フォクシーフォックストロット」という品種もあります。
 一重遅咲き(SL:Single late)  一重の遅咲き品種の総称で、4月下旬~5月上旬に花を咲かせる。草丈が高く、満開を過ぎても花の形がくずれにくいことから、切り花によく利用されます。
 八重遅咲き(DL:Double late)  八重遅咲きは、一重遅咲きの突然変異種で、豪華な八重の花を咲かせます。草丈は30~40cmと晩生タイプの中では低めで、花色のバリエーションが豊富なことで知られています。
 プリンスオブニッポン  プリンスオブニッポンは、黄色い花に赤色のぼかし模様が入る園芸品種です。富山県で作られた品種で、4月下旬~5月上旬頃まで花を咲かせます。咲き進むと赤色のぼかしがくっきりとしてくるのが特徴です。
 
アンジェリケ
 アンジェリケは、淡いピンクの花色がかわいらしい品種です。八重遅咲きの中でも特に人気で、その華やかな雰囲気から「天使の八重咲き」「ローズチューリップ」という別名が付けられています。4月下旬~5月上旬頃が開花期です。
 フリンジ咲き(FR:Fringed)  フリンジ咲きは、花びらの縁に細かい切れ込みが入り、フリルのようになる系統です。遅咲き品種の突然変異種とされています。草丈は40~50cmで、独特の形が近年人気となっている。
 レンブラント(R:Rembrandt)  レンブラントは、黄色や白色、赤色をした花に、褐色や紫色をしたモザイク状の絞り模様が花に入る品種です。この特徴的な模様はウイルス病が原因であると考えられており、他のチューリップにうつる危険性があることから、まだ品種の数は少なく、輸入される数も多くありません。
 ゴリラ  ゴリラは、黒に近い紫色の花を咲かせる品種です。ダークな色合いの花は重たい印象になりがちですが、フリンジ咲きなので、少し軽やかな雰囲気がプラスされています。4月中旬~5月上旬頃が開花期です。
 レムズフェイバリット  レムズフェイバリットは、レンブラント系を代表する品種で、「レンブラントチューリップ」とも呼ばれます。白の地色に、紫色の模様が下から入っていきます。4月下旬~5月上旬頃が開花期で、花の形がふっくらしており、ヨーロッパをはじめ世界中の人々に愛されています。
 ユリ咲き(L:Lily flowered)  ユリ咲きは、名前の通り、花びらが外側に反り返ってユリのような見た目をした品種群です。全体的にも細身で、繊細な雰囲気を持っています。
 ビリデ咲き/ヴィリデフローラ(V:Viridifloral)  ビリデ咲きは、花びらの中央に緑色の太い線が入る珍しい品種系統です。「グリーンチューリップ」とも呼ばれ、草丈は40~50cmに生長します。
 バレリーナ  ユリ咲きは、名前の通り、花びらが外側に反り返ってユリのような見た目をした品種群です。全体的にも細身で、繊細な雰囲気を持っています。

バレリーナは、草丈40~50cmほどに生長し、4月下旬~5月上旬頃いなると先端にオレンジ色の花を咲かせます品種です。花びらの先端は尖っており、近くに寄ると、甘い香りがします。茎が細く曲がりやすいので、支柱を立てて支えると安心。花持ちは他のチューリップに比べてよいですよ。
 スプリンググリーン  スプリンググリーンは、名前にぴったりな、さわやかな花色が特徴のビリデ咲きチューリップです。開花期の3月下旬~5月頃になると、草丈は40~45cmと高く、先端には緑色のスジが入った花を咲かせます。
   
  パーロット咲き(P:Parrot)  パーロット咲きは、花びらに深い切れ込みが入ってねじれている様子が特徴の品種です。オウム(パーロット)のとさかのような見た目なことから名付けられました。1,600年代にはすでに作出されていましたが、見た目が個性的だったこともあり、病気にかかっていると思われあまり普及しませんでした。近年は、その個性的な見た目から人気が出てきています。

   
 フレミングパーロット  フレミングパーロットは、黄色の地色に赤い模様がスジのように入る品種です。あまり出回らないパーロット咲きの中ではポピュラーな品種で、草丈も40~60cmと高いことから、切り花としても人気があります。開花期は4月下旬~5月上旬頃で、インパクトのある花姿が楽しめますよ。
   
       
  
かみゆうべつチューリップフェア(北海道) 北海道の上湧別町はオホーツク沿岸のほぼ中央に位置し、近隣には北海道最大の湖「サロマ湖」がある地。国道242号線沿いのチューリップ公園には、町の花でもあるチューリップが咲き乱れる。チューリップは「金太郎」や「桃太郎」、「白雪姫」など童話の主人公の名前がついたものや、本場オランダから直輸入されたものなど珍しい品種を含めて120品種120万本ものチューリップが見事な花畑をつくっている。園内にはチューリップ館やオランダ風車型の管理棟などがある。毎年5月から6月上旬に花を咲かせ、この時期にあわせて「かみゆうべつチューリップフェア」が開催。例年5月下旬が見頃で最盛期には花畑を空から楽しむヘリコプターでの遊覧飛行も楽しむことがでる。
那須フラワーワールド(栃木県) 那須高原千振地区に位置する那須フラワーワールドは、標高600メートルの高原に咲く広大な花々の世界。四季折々の花々が咲き誇り、那須連峰も見渡せる絶景スポットに咲き誇る。開園時期のシンボルでもあるチューリップは、約5ヘクタールにわたって約10万球を植栽。パッチワーク状に植えられたチューリップの花は斜面に植えられている。園内では、チューリップの販売も行われている。また、白河フラワーワールドの姉妹の施設でもある。
国営ひたち海浜公園(茨城県) 茨城県ひたちなか市に、国が設置した四季の彩り鮮やかな花々が堪能できる国営公園。公園は大きく7つのエリアに分かれ、その中に個々のアトラクションが設置されている。そのひとつ、たまご型の遊具が点在する"たまごの森"にはチューリップが約170品種 約27万本のカラフルな色の饗宴を魅せてくれる。松林の木漏れ日の中に花壇が作られ、華やいだファンタジーな世界を演出している。5月上旬になるとネモフィラの花も観られる。
佐倉チューリップフェスタ(千葉県) 古い町並みが残る佐倉市は、かつて城下町として栄えたところ。最近は近代的な美術館や博物館が建ち、新しいイメージを創り出している。そんな佐倉市の“春の顔”になりつつあるのが、佐倉ふるさと広場で開催される「佐倉チューリップフェスタ」。平成元年に日本とオランダの修好380年を記念して造られたもので、目印として本物の風車が風でまわっている。毎年、11月頃に植えつけられたチューリップたちが4月中旬頃から見頃となり、オランダ風車を背景に印旛沼のほとりに86種類約50万本球のチューリップが咲き誇り、田園風景を色とりどりに染めていく。期間中は、オランダの民族衣装の貸し出しや演奏などに物品の販売などが行われる。また、この期間だけ佐倉駅から臨時の無料送迎バスが出ているが、距離はちょっとあっても足に自信があるなら、のどかな田園風景を歩いて見るのも気持ちいい。
あけぼの山農業公園(千葉県) 市民農園として知られる園内には、柏の農業を紹介した資料館、バーベキューガーデンのほかに、アスレチックコースやサイクリングコースもあるが、近年、人気なのがチューリップ。千葉県内では「佐倉ふるさと公園」と並ぶチューリップの名所でもあるほど。また、四季折々の花で彩られたオランダの風車は、今では柏の顔になるほど。風車をバックに1.2haのチューリップ畑が広がる。15万5千株の色とりどりのチューリップが見頃を迎えると共に、ツツジやシバザクラ、ナノハナも見頃となる。園内には日本庭園の中心には、本格的な茶室「柏泉亭」や芝生広場などに隣接し、関東三弁財天の一つである「布施弁天」や、桜の名所でもある「あけぼの山公園」もある。
国営昭和記念公園(東京都) 昭和天皇の在位50年を記念して開設された立川市と昭島市とに跨る国営公園。四季折々の花や木々が咲き誇り、サイクリングやスポーツも楽しむことができる。春には2004年に始まったチューリップの本場、オランダのキューケンホフ公園の元園長ヘンクN.T.コスター氏の監修による都内最大の106種のチューリップが人気だ。年々、人気を呼び、その光景は、都内とは思えないほどの美しい水辺の風景を魅せている。場所は2ヵ所で「こどもの森」には約5万株、水辺に広がる「渓流広場」の青い芝生の中には約13万株が植えられ、色鮮やかなチューリップが一面に咲き誇る姿は、オランダの公園のような雰囲気だ。
羽村市チューリップまつり(東京都) 羽村市では昭和58年から街路や公園等を中心に草花を植栽するなど、積極的に緑化をすすめている。もともと緑豊かなところだが、昭和63年に「花いっぱい運動」の配布用球根を増やすために、羽村市花と緑の事業団がチューリップの植栽管理を水田所有の農家数件に有償でお願いしたことが始まり。農家との協力によって生まれた根搦前水田のチューリップ畑が見事である。水田を利用して植栽しているのは、6月~10月は稲作で水田を使用。11月~5月は休耕田となるため、チューリップ植栽を稲作の裏作として行い、水田を有効利用しようと始まったもの。4月の上旬には「チューリップまつり」も開催され、模擬店や展望台も設置される。咲き揃うチューリップは約20種、約30万球。行儀よく列をなし、春風にスイングするその姿は、まさに並んだ並んだ赤白黄色の世界。展望台からの春の彩りが鮮やかである。
横浜公園(神奈川県) JR関内駅から歩いて3分ぐらいの所にある横浜スタジアムにある公園。この公園は、横浜の中では山手公園についで2番目に古い公園で、明治9年に開園した日本初の洋式庭園。チューリップは昭和58年に36種、7千本を植えたのが始まり。今では66種を越える約16万本のチューリップが、植えられている。これは横浜市の緑の推進団体や市民、近隣の地元小学校の子どもたちによって、毎年、秋に植えられたもの。園内の西側から北側にかけての木立のある一帯を埋め尽くすほどのチューリップは、今や春の横浜の風物詩として知られるほどに壮観な彩りを披露している。また、4月の中旬の週末には大通り公園の花壇展とともに「よこはま花と緑のスプリングフェア チューリップまつり」として開催されており、多くの人出で賑わう。
胎内チューリップフェスティバル(新潟県) チューリップで知られる胎内市。長池を中心とした森林ゾーンと花畑ゾーンからなる長池憩いの森公園では、毎年4月下旬にはチューリップフェスティバルが開催され、県内外から約10万人の見物客が訪れる。敷地内にある2万㎡もの畑に、市内で生産されている全70品種のチューリップが一堂に介し、80万本の大パノラマは圧巻。満開を迎えると一面をチューリップが埋め尽くし、極彩色の艶やかな景色を楽しませてくれ、イベントでは、チューリップで形成した花文字をはじめ、地域の催し物。写真コンテストなども開催される。また、同時期にチューリップ畑の隣にある2万㎡の畑をナノハナ畑が見頃になり、花の甘い香りと共に大地を黄色く染める。チューリップとナノハナを同時に楽しめるのがうれしい。
五泉市チューリップまつり(新潟県) 県内有数のチューリップ栽培地である五泉市。球根を出荷するだけではなく、実際に見て楽しんでもらおうと、チューリップ生産者の協力のもと、巣本地区の1ヶ所に畑を集めてチューリップまつりを開催している。3.5haの畑一面に広がる150万本のチューリップを観賞でき、チューリッププランターや特産品の販売も行われる。阿賀野川と早出川に挟まれた場所に位置する巣本地区は、かつては川が頻繁に氾濫し、砂地の土壌となったため、チューリップ栽培に適している。最近では、オランダなどから球根を輸入して新たな品種栽培に力を入れており、多種多様なチューリップが自慢でもある。また、チューリップは同じ畑で続けて栽培することができないので、チューリップまつりも毎年少しずつ場所を変えながら開催。近年は巣本地区一本杉地内の数ヶ所を選び、5年程度のサイクルで会場を変えている。
砺波チューリップ公園(富山県) 全国で有数のチュ-リップ球根の生産の占 める砺波市。水田の裏作として行われ、春には水田が広大なチュ-リップ畑に変わる。だが花が咲き始めるとすぐに花がつまれて茎だけなる。観光客には市で運営されているチュ -リップ公園がお勧めで花盛りの時期になると「となみチュ-リップフェア」を開催。園内にある四季彩館前の日本一の品種花壇には、国内最多の500品種以上のチューリップが植え込まれており100万株のチュ-リップが色鮮やかに楽しめる。また水上花壇では、ひょうたん池に浮かぶ水栽培のチューリップが楽しめ、これは砺波で発案されたもの。
花博記念公園鶴見緑地(大阪府) 平成2年に「国際花と緑の博覧会(花博)」が開催された会場跡地にある公園。園内は、約126haという大阪市と守口市にまたがる広大さで、大阪を代表する公園。シンボルの風車前の広場には、春にはチューリップが広がり、鮮やかな彩りを見せてくれる。また、夏はサルビア、秋はコスモスと花が次々と咲く。花の万博の際にパビリオンとして建設された「咲くやこの花館」(大人500円、中学生以下無料)には日本最大の温室があり、植物約2600種、約15,000株を温室、冷室8つのゾーンにわけて栽培展示する総合植物館で、世界各地の植物が一年中見られる。さらに緑の中でバーベキューやキャンプを楽しむことができる設備が整い、家族や仲間同士で気軽にアウトドア気分を味わうこともできる。
たんとうチューリップまつり(兵庫県・豊岡市)
(たんとうちゅーりっぷまつり)
兵庫県北東部に位置し、県内で面積が一番大きい市が豊岡市。春の風物詩となった「たんとうチューリップまつり」(4月中旬から下旬に開催)は、1991年から毎年、豊岡市但東町畑山のチューリップ畑で開催されているまつりで、100万本の色とりどりのチューリップが観光客を魅了する。まつりでは特産品の販売やバザー、チューリップ狩り、写真コンテストなどを開催しているが目玉は、趣向を凝らした「フラワーアート」。毎年約10万本のチューリップを使って、畑一面にその年のアートを描く。これまでに描かれてきたのは、「日本列島」「オランダ風車」「こうのとり」「明石海峡大橋」「チューリップ」「ドラえもん」「ユメハッチ」「宇宙戦艦ヤマト」「鉄腕アトム」「アンパンマン」「ハローキティ」「のじぎく兵庫国体」の人気マスコット「はばタン」「コウノトリ」「パンダ」などなど。毎年趣向を凝らしたデザインとテーマがみる人に感動を与えている。2008年は北京オリンピックにちなみ、子供達に人気のある「パンダ」だったが2009年のデザインは「ペンギン」。また、300品種のいろいろなチューリップが見られチューリップ狩りも楽しめる。
国営明石海峡公園(兵庫県) 平成12年に開催された淡路島での「淡路花博ジャパンフローラ」の会場の跡地を利用し、チューリップ、ユリ、アジサイ、コスモスなど、年間を通して四季折々多くの花々を楽しめる国営公園。園内からは紀淡海峡や大阪湾が見渡せ、巨大人工池「花の中海」をスワンの貸ボートでのんびりと巡ることもできる。また花、水、風をテーマとした150もの遊具がつながる大型遊具「夢っこランド」は、子供たちに大人気。大人も子供も一緒に、思いっきり楽しめる公園。春には300種、60万本のチューリップ大花壇が見事に咲き誇る。
兵庫県立フラワーセンター(兵庫県) 園内中央には豊かな水に水鳥が遊ぶ亀の倉池を配し、背に野鳥のつどう緑濃い飯盛山を取り込んだ、約46haにおよぶ松の自然林をそのままに生す全国でも有数の花の公園。池を巡る遊歩道を歩けば、季節の花が咲き競う四季の花壇、大温室、花と彫刻の道、かおりの森など、約4,500種類の花々が咲く。園内の中央にある亀の倉池の近くには大小さまざまな花壇が展開。中央花壇、四季の花壇、池辺の花壇等合わせて12,000㎡の花壇は、春にはチューリップ、夏から秋にはサルビア、マリーゴールド、ベゴニア・センパフローレンス、菊、冬はパンジー、ハボタンなどで埋めつくされる。4月の春からは460品種22万本のチューリップが次々と開花します。
世羅高原農場(広島県) 広島県の世羅町別迫にある観光農園で中国、四国地方では最大級のチューリップ畑。花畑は広さ約6ヘクタールに300種70万本のチューリップが咲き誇る。チューリップは色や種類ごとに帯状に植えられ、丘陵の段差を利用しての絶妙な配色が楽しめる。八重咲きで淡いピンクのホーランドプリンセスや枝咲きで明るい赤のオレンジブーケなど。白色の5品種を集めたコーナー「ホワイトガーデン」もある。また夏には100万本のヒマワリが咲き、秋には300品種2万5000株のダリア園を開園。収穫祭ではジャンボサイズの大根がとれるなど、地元では花の名所として多くの人たちに親しまれている。
ハウステンボス(長崎県) 全国で最も早い春を告げるハウステンボスのチューリップ。毎年2月上旬から4月下旬まで「チューリップ祭」が開催され、三連風車が回るキンデルダイクの花畑をはじめ、街中に200種以上のチューリップが鮮やかに咲き誇る。ハウステンボスでしか見られない「ハウステンボス」という名前のチューリップも咲いており、色は品種の中でも珍しい淡いピンク。フリンジ系と呼ばれるフリルのある花びらが特徴。春の香り溢れるチューリップが咲き揃い、美しい中世の街並みを見せてくれる。
花暦 
チューリップの球根を植える時期と方法は? 初めてチューリップを育てるなら、球根と土、植木鉢を用意しましょう。5号の植木鉢(直径15cm)に球根3個が目安です。

種からも育てられますが、市販されているような球根になるまで数年ほどかかるので、早く花がみたい方は球根から育てるのがおすすめです。

10~11月上旬頃、球根とチューリップ用の土、5号以上の植木鉢を用意する
球根の茶色い皮が簡単にはがれそうならはがしておく
消毒液で球根を消毒する
球根1個分の横幅で球根3個分の深さの穴を掘る
球根の頭が上になるよう植える
土をかぶせて水やりをする
チューリップの手入れ!水やり、肥料のコツは? チューリップは植えた後の手入れの仕方次第でどれだけきれいに花を咲かせるかが決まります。以下に、水やりと肥料の与え方のポイントをご説明するので参考にしてください。
水やりのポイントは?

チューリップを植えた鉢の土の表面が乾いてきたら鉢の底から流れ出てくるほど、たっぷりと水やりをしてください。

まだ土が湿っている状態だと球根が腐ってしまうので、指で土が乾燥していることを確認してから行いましょう。
肥料のポイントは?

チューリップは、花を咲かせる前と花を咲かせた後に肥料を与えます。

花が咲く前は、固形のゆっくりと効く化成肥料を土に混ぜておき、花が咲いたあとは球根を回復させるために水で薄めた液体肥料を2週間に1回ほど与えてください。。
チューリップの寄せ植えのコツは? 春の花壇を鮮やかに飾りたいなら、チューリップの寄せ植えがおすすめです。寄せ植えの方法は、それぞれの花の植え方と変わりませんが、ポイントは花のチョイスです。

1番のおすすめは、チューリップよりも草丈の低いパンジーやビオラですが、ムスカリとの相性もよいのでぜひチャレンジしてみてください。