花暦 
紫蘭(シラン)


・蘭科。


・開花時期は、 4/15 ~ 6/ 5頃。

・群生しているさまは見事。

・少し湿ったところに生える。・紫色の蘭であることから、この名になった。 

・球茎は 「白及根(はくきゅうこん)」といい、止血、あかぎれ、ひびに薬効がある。

・白花の品種もある。
紫蘭とは、日本の関東から沖縄、台湾、中国に自生するラン科の植物で、やや湿った岩の上や林に自生しています。育てやすいランであることから、園芸で見かける機会は多くありますが、野生種は準絶滅危惧種に指定されています。

紫蘭は、地表すれすれから地下に、丸く平らな「バルブ(偽球茎)」と呼ばれる水や栄養分を貯蔵するタンクをいくつも連ねています。そのバルブから、春に新芽と葉を伸ばし、30~100cmの草丈に生長して花を咲かせます。スッと伸びた葉とランらしい派手な花の対比が美しく、結実した実の中には、たくさんの種が入っています。種は、あちこちに飛び散った後、地上部は枯れ、そのまま休眠します。
 花の特徴茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径4センチくらいの紅紫色をした花を7、8輪つける。

花被片は6枚である。

唇弁は3つに裂け、そのうちの真ん中の裂片には内側に襞がある。葉の特徴葉は長さ30センチくらいの披針形で、茎の下部から4、5枚が生える。

葉には平行脈があり、つけ根の部分は鞘状で茎を抱く。実の特徴花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。この花について―その他環境省のレ

別名を紅蘭(ベニラン)、朱蘭(シュラン)という。

地下部は生薬で白及根(はくきゅうこん)と言い、止血、消炎などの薬効がある。

俳句の季語は夏である。

開花時期:5~6月花の色: 赤、紫 名前の読み:しらん分布:本州の福島県から沖縄にかけて分布。

海外では、中国や台湾にも分布。生育地:やや湿った岩の上や林の中植物のタイプ: 多年草 大きさ・高さ:30~50センチ学名Bletilla striata分類ラン科 ラン属
紫蘭(シラン)の種類

シラン 紫蘭 地植え

白花紫蘭(シロバナシラン)

白い花を咲かせる紫蘭の品種で、別名「白蘭(ハクラン)」とも呼ばれます。花の中心がうっすらピンク色になっているものもあり、涼しげな花姿が魅力となっています。


覆輪紫蘭(フクリンシラン)

葉っぱに白い斑が入った品種です。開花期になると、真っ白や、中心が紫色になっている花を咲かせます。


口紅紫蘭(クチベニシラン)

白い花の中心が、淡いピンク色に染まっている姿が口紅を塗ったように見えることから名付けられた品種です。


黄花紫蘭(キバナシラン)

中国南西部に多く見られる、黄色や薄いオレンジ色の花を咲かせる品種です。通常の紫蘭よりも小型で、紫蘭と黄花紫蘭を交配させて作り出された品種は、「小白及」と呼ばれます。


アマナ蘭(アマナラン)

淡いピンクの花色で、中心が黄色く染まる小型な品種です。台湾と中国で多く見られ、漢方薬の材料としても利用されています。紫蘭と交配させて「アマナ紫蘭」という品種が作られました。


紫蘭(シラン)は初心者におすすめ
シラン 紫蘭 地植え
ランというと、ハードルが高く感じるかもしれません。しかし、紫蘭は日本が原産ということもあり、地植えにして放っておいても毎年花を咲かせてくれます。ランというよりは、普通の草花のように育てて楽しむことができるのがポイントです。ぜひ、庭のガーデニングに活用してみてください。