久留米つつじ



・躑躅(つつじ)科。

・開花時期は、 4/10 ~ 5/10頃。

・江戸時代19世紀半ばに九州の久留米藩士が育成したものが、九州から京都・江戸へと広まった。
 大紫躑躅より花は小さい。 また、皐月とは花がそっくりだが開花時期がちがうので区別できる。

 <開花時期>
  久留米躑躅
   4月中旬~5月上旬
  大紫躑躅
   4月下旬~5月上旬
  皐月
   5月中旬~6月中旬


・花の色が濃い赤のものを「霧島躑躅 (きりしまつつじ)」、
 白、ピンク色のものを 「久留米躑躅」と区分けすることもあるらしいが、
 ここではひとくくりで「久留米躑躅」で。 (なかなかこまかい違いがわからないので・・・)
クルメツツジの品種

”総角(あげまき)”
”朝霞(あさがすみ)”

”朝霞(あさがすみ)”
”旭鶴(あさひづる)”

”旭の錦(あさひのにしき)”
”綾羽(あやはね)”

”一天(いってん)”
”今猩々(いましょうじょう)”

”今猩々(いましょうじょう)”
”今猩々(いましょうじょう)”

”今様錦(いまようにしき)”

”今様錦(いまようにしき)”
”以呂波山(いろはやま)”

”以呂波山(いろはやま)”
”薄雲(うすぐも)”

”薄雲(うすぐも)”
”薄緑(うすみどり)”

”薄緑(うすみどり)”
”移り香(うつりが)”

”雲中(うんちゅう)”
”雲中(うんちゅう)”

”蝦夷錦(えぞにしき)”
”蝦夷錦(えぞにしき)”

”老の目覚(おいのめざめ)”
”大内獅子(おおうちじし)”

”大御代(おおみよ)”
”大八州(おおやしま)”

”思の空(おもいのそら)”
”神楽(かぐら)”

”神楽(かぐら)”
”鹿毛織(かげおり)”

”鹿毛織(かげおり)”
”春日(かすが)”

”春日(かすが)”
”鎌倉(かまくら)”

”歓喜(かんき)”
”歓喜(かんき)”

”麒麟(きりん)”
”麒麟(きりん)”

”錦孔雀(きんくじゃく)”
”錦孔雀(きんくじゃく)”

”錦鳳(きんほう)”
”位の紐(くらいのひも)”

”位の紐(くらいのひも)”
”軍旗(ぐんき)”

”古金蘭(こきんらん)”
”古金蘭(こきんらん)”

”九重(ここのえ)”
”九重(ここのえ)”

”九重(ここのえ)”
”胡蝶の舞(こちょうのまい)”

”胡蝶の舞(こちょうのまい)”
”此花(このはな)”

”小町(こまち)”
”早乙女(さおとめ)”

”桜重(さくらがさね)”
”桜小町(さくらこまち)”

”桜小町(さくらこまち)”
”左近(さこん)”

”時雨の滝(しぐれのたき)”
”静の舞(しずのまい)”

”東雲(しののめ)”
”白玉錦(しろたまにしき)”

”酒中花(しゅちゅうか)”
”酒中花(しゅちゅうか)”

”燭光錦(しょっこうにしき)”
”燭光錦(しょっこうにしき)”

”不知火(しらぬい)”
”新鴇の羽重(しんときのはがさね)”

”新鴇の羽重(しんときのはがさね)”
”翠羽(すいう)”

”酔陽妃(すいようひ)”
”末摘花(すえつむばな)”

”末摘花(すえつむばな)”
”裾濃糸(すそのごいと)”

”裾濃糸(すそのごいと)”
”世界一(せかいいち)”

”衣通姫(そのとおりひめ)”
”大麒麟(だいきりん)”

”大典(たいてん)”
”高蒔絵(たかまきえ)”

”高蒔絵(たかまきえ)”
”宝山(たからやま)”

”玉手箱(たまてばこ)”
”玉手箱(たまてばこ)”

”玉の輿(たまのこし)”
”玉の輿(たまのこし)”

”丹頂(たんちょう)”
”丹頂(たんちょう)”

”稚児の舞(ちごのまい)”
”千代鶴(ちよづる)”

”千代鶴(ちよづる)”
”艶紫(つやむらさき)”

”照姫(てるひめ)”
”常夏(とこなつ)”

”常夏(とこなつ)”
”常夏(とこなつ)”

”常春(とこはる)”
”常春(とこはる)”

”虎の洞(とらのほら)”
”錦の司(にしきのつかさ)”

”錦の司(にしきのつかさ)”
”鳴海重(なるみがさね)”

”梅王(ばいおう)”
”花遊び(はなあそび)”

”花遊び(はなあそび)”
”花遊び(はなあそび)”

”春の曙(はるのあけぼの)”
”春の里(はるのさと)”

”春の里(はるのさと)”
”常陸山(ひたちやま)”

”雛鶴(ひなづる)”
”雛鶴(ひなづる)”

”緋の衣(ひのころも)”
”緋の司(ひのつかさ)”

”百花撰(ひゃっかせん)”
”福寿(ふくじゅ)”

”福寿(ふくじゅ)”
”福包(ふくづつみ)”

”福包(ふくづつみ)”
”福彦(ふくひこ)”

”福彦(ふくひこ)”
”福彦(ふくひこ)”

”富士霞(ふじがすみ)”
”富士霞(ふじがすみ)”

”藤戸(ふじと)”
”藤戸(ふじと)”

”富士の旭(ふじのあさひ)”
”藤の里(ふじのさと)”

”富士の裾野(ふじのすその)”
”富士の裾野(ふじのすその)”

”富士の裾野(ふじのすその)”
”富士の裾野(ふじのすその)”

”富士の裾野(ふじのすその)”
”富士の裾野(ふじのすその)”

”筆止(ふでどめ)”
”弁財天(べんざいてん)”

”鳳凰(ほうおう)”
”鳳凰(ほうおう)”

”発心桜(ほっしんざくら)”
”窓の月(まどのつき)”

”窓の月(まどのつき)”
”摩耶夫人(まやふじん)”

”摩耶夫人(まやふじん)”
”満山(まんざん)”

”満山(まんざん)”
”見返車(みかえりぐるま)”

”三櫛絞(みくししぼり)”
”御旗錦(みはたにしき)”

”都絞(みやこしぼり)”
”都絞(みやこしぼり)”

”都の誉(みやこのほまれ)”
”御代の春(みよのはる)”

”御代の春(みよのはる)”
”八雲(やくも)”

”八雲(やくも)”
”八つ橋(やつはし)”

”大和桜(やまとさくら)”
”雪の波(ゆきのなみ)”

”陽明錦(ようめいにしき)”
”夜桜(よざくら)”

”吉野山(よしのやま)”
”吉野山(よしのやま)”

”吉見岳(よしみだけ)”
”乱曲(らんきょく)”

”流星(りゅうせい)”
”流星(りゅうせい)”

”レジナ”
”レジナ”

”レジナ”
”レジナ”

”若恵比須(わかえびす)”
”若恵比須(わかえびす)”

”若楓(わかかえで)”
”和歌の浦(わかのうら)”

”和歌の浦(わかのうら)”
 ツツジの品種


種類が色々ありますが、育て方は一緒。ヒラドツツジが寒さに弱いことくらい。
江戸時代にさかんに品種改良が行われた植物なので、非常に沢山の品種があります。ここでは簡単に一般的なものだけを乗せています。

種類

オオムラサキツツジ
ヒラドツツジの一種ですが、花が大きく人気があるので、「ツツジ」というとこの「オオムラサキツツジ」と考えていいくらいに一般的なツツジ。単に大紫(オオムラサキ)と呼ぶことも。排気ガスにも強く小さくまとまるので公園や道路の側帯に植えられています。


霧島躑躅(キリシマツツジ)
赤い花を葉っぱが見えないくらいにビッシリとつける。江戸時代に鹿児島の霧島で選抜され開発された品種。ツツジ栽培で有名な伊藤伊兵衛が最も評価した品種。単にキリシマとかホンキリシマと呼ばれます。キリシマツツジは花が小ぶりで盆栽に利用される。生育すると1.5mになる。剪定して小さく仕立てて生垣などに。霧島ツツジを改良したのがクルメツツジとされますが、違いは曖昧。同じものとする本もあります。


久留米躑躅(クルメツツジ)
霧島ツツジとサタツツジ(薩摩半島大隅半島の品種)から品種改良されたとされる九州の久留米あたりが発祥のツツジ。ツツジとしては小型で、小さく育てられる。花も小さいが葉っぱを覆い隠すほど咲くので人気。品種が非常に沢山ある。


平戸躑躅(ヒラドツツジ)
大型で寒さに弱い。南関東でも厳しいことも。


モチツツジ
粘々しています

皐月(サツキ)
他のツツジが4月から5月に開花するのに対して5月から6月と一ヶ月遅れで開花します。見た目にはツツジと良く似ていますので、開花時期で判断します。ツツジと育て方は同じです。
 
 ツツジ(常緑)の主な品種

様々な改良・交雑品種が出回っています   ただ、店頭では一般的な品種しか選べないことが多いです


○キリシマツツジ(R.obtusum):小型の品種で葉も花も小さめ。花色は様々。盆栽にされることもあります


○クルメツツジ:キリシマツツジの仲間で花つきが非常によいです。キリシマツツジに比べるとやや葉が大きくなります。たくさんの品種があり、庭にもよく植えられます


○ヒラドツツジ(R×pulchrum):ケラマツツジやモチツツジなど様々な種類、品種を掛け合わせた交雑種。大型のツツジで花も大輪です。耐寒性に劣り南関東以西の暖地向きです

’オオムラサキツツジ’:ヒラドツツジ系。公共施設の植え込みなどによく見かける常緑ツツジ。やや大型で紅紫の花が咲きます 。強健な性質


○モチツツジ(R.macrosepalum):ガク片にある毛がネバネバします。薄紅紫の花。丈夫で半日陰にもやや強いです。冬は枝先以外の大部分の葉が落葉します


’花車’:モチツツジ系の改良品種。花弁が細く変わった花が咲きます。歴史のある品種


○サツキ:他のツツジとは花期が一ヶ月程度遅れ、葉や株が小さいといった違いがありますが、基本的な性質は同じ。刈り込みに強く、境栽にとてもよく用いられています。葉は2~3cm程度で葉先が尖るのが特徴。花色は赤紫が多いですが赤やピンク、白など様々です
 
花暦