大カップ咲
一般的なスイセンの基本形です。副冠の長さが花弁の3分の1より大きく花弁の長さより小さい 
 
 ピンクチャーム  ピンクスイセンの代表的な品種
濃桃の覆輪が大変美しい

球根が腐れ易いので、毎年掘り上げた方が無難です。 草丈 40cm 花径 9cm
 ミラー  草丈 40cm 花径 9cm
副冠が波打って美しい品種です。
丈夫で増えやすいが、花が下向きになりやすいのが残念。
 ルーレット  丈夫で増えやすい。3月下旬から4月上旬開花  草丈 40cm 花径 9cm

ガーデンジャイアント
名前にジャイアントと付きますが、そんなに大きいわけではありません。  草丈 40cm 花径 10cm
 アバロン  草丈 40cm 花径 10cm
黄色で咲き始め白く色が変わります。

球根が腐れ易いので、毎年掘り上げた方が無難です。
 フォーチュン  3月中下旬開花

草丈は高いが、雨でも花が倒れにくい。丈夫で育てやすい

草丈 45cm 花径 10cm
ピンザ  ベルリン 芳香性草丈35cm 花径 9cm
 キャメロット
ピンクパラソル
 4月上旬~4月下旬開花 草丈40 cm 花径 9cm

副冠は、最初は黄色くしている。咲き始め

球根が腐りやすいので毎年掘り上げた方が無難です。球根が球
  ビューモンドビューモンド 3月上旬~4月上旬開花

芳香性、大輪で魅力ある花です。
草丈 40cm 花径 11cm
 小カップ咲  副冠の長さが花弁の3分の1より小さい。
デゴイ 副冠が赤に近い品種。草丈 40cm 花径 8cm 球根が腐りやすいので毎年掘り上げた方が無難です。
 クールフレーム  遅咲き 草丈 40cm 花径 9cm  ラッパスイセン  副冠の長さが花弁より大きい
ラスベガス 草丈 35cm 花径 9cm
 プレコシアス  副冠の弁が豊かで、ピンクの色も濃いし、白い花弁の幅も広い秀花だが、花が下向きになりやすいのが残念。 球根が腐りやすいので毎年掘り上げた方が無難です。
丈 40cm 花径10cm
 アーリーセンセーション  ラッパスイセンの中では極早咲きで2月上中旬頃開花します。寒い時期に開花するので花持ち良く2~3週間くらい咲いています。球根が腐りやすいので毎年掘り上げた方が無難です。 草丈 40cm 花径 9cm
 アイスフォーリス  大輪品種の中では丈夫。
3月上旬開花 草丈 40cm 花径10cm
 ティタティータ  ミニスイセン 丈夫で繁殖力良く、花つきが良い。
3月上旬開花 草丈 20cm 花径 4cm
 房咲
日本スイセン
 年末頃から開花する早咲き種。年末頃開花させるには、8月下旬頃に植え付ける。10月に植えると2月頃開花する。芳香性 草丈 50cm 花径 3cm


芳香性
3月中下旬開花 草丈 45cm 花径 3cm
 サヒタ  ラッパスイセンの中では早咲き。
2月下旬~3月上旬開花 草丈 40cm 花径 9cm
 ピピット  花径 6cm 草丈 40cm

房咲きとしては、大輪です。
咲くにしたがって副冠が白くなります。
 スノーフリルス  草球根が腐りやすいので毎年掘り上げた方が無難です。
 ゼラニューム  4月上旬開花
芳香性
八重咲
 パーフェクトレディ  バタフライ咲

副冠が大きく裂けて開いたバタフライ咲
トーラス 草丈 cm 花径 cm
 タヒチ  
草丈 40cm 花径 9cm
 オレンジェリー  4月上旬~4月下旬
草丈40cm 花径10cm
 クリアデイ  草丈40cm 花径 9cm  カムラウデ  3月中下旬開花

咲き始め  草丈 35cm 花径 8cm
 モンザ  タヒチに似ているが副冠大きくハデ柄 草丈50cm 花径 9cm  アプリコットワール  3月中下旬開花
黄色で咲き始め、アプリコットに変化します。
 草丈 30cm 花径 8cm 葉の幅が約2cmと広いのも特徴のひとつです。
 アクロポリス  草丈40cm 花径 9cm  チェンジングカラー  名前の通り花の色が変化します。
草丈 40cm 花径 8cm
   ペチコート咲(バルボコジューム) (原種系スイセン)
花弁がほとんどなく副冠のみ、葉は、扁平でなく棒状な品種が多い。草姿が小さい割には、花が大きいものが多い
 レプリート  ピンク水仙の八重咲きで大輪で豪華な花です。 草丈40cm 花径 11cm
 カンタブリカス  1月中旬に咲く極早咲き 草丈 20cm 花径 3cm  トンボー  
1月下旬から2月上旬に開花 草丈 20cm 花径 5cm


 開花時期 12月から4月下旬 早咲きの品種を除けば、3月中旬から4月上旬に咲くものが多い。
 ゴールデンベル  花つきが良く丈夫で良く増える。4月上中旬のやや遅咲き。 草丈 20cm 花径 3cm    
 ムーンライト  3月上中旬に咲く。咲き始めはクリーム色だが、満開になると白に近くなる。 草丈 10cm 花径 3cm 咲き始めは、黄色です。    
 ヤンボー  1月下旬から2月上旬に開花する 草丈 10cm 花径 4cm    
 
ニンボー
 
つぼみのときは、レモン色だが開花したときには、クリーム色になる。
1月下旬から2月上旬に開花 草丈 10cm 花径 4cm
   
花暦 
 花  約2~8cmほど 花の色は白~黄~橙が基本です。一つの茎に数輪の花を咲かせる房咲きスイセン系と一輪の花を咲かせるラッパスイセン系があります。芳香性の品種が多い
草丈 20cm~40cm
用途 花壇、鉢植え、切花。水揚げがよく切花でも花が長く持ちます。
購入 9月になると園芸店やホームセンターに出回ります。球根の大きさは25gほどあれば開花します。50gほどの大球になると2本くらい花茎が上がります。
 場所  日当たりの良い場所に植えつけます。寒さにも強く栽培は容易です。植えぱなしでも、よく育ちます。日当たりの良い場所を好みますが、半日陰でも結構花を咲かせます。

水を好むので普通の草花よりやや多めにやります。
 繁殖  普通球根で増やします。種を蒔くこともできますが、開花まで4~6年くらいかかります。種を蒔く場合を除いて花が終われば、花を摘み取ります。
また、花が咲き終わったからといって葉を切ってはいけません。花後の光合成で球根が大きくなるので、葉は大事にしてください。6月になり、葉が3分の1くらい枯れたら、堀上、軽く水洗いし1日陰干しした後、みかんが入っているネットなどに入れ、日陰の涼しいところで保管します。スイセンは、毎年植え替えるより、2~3年置きに植替えた方が生育が良くなります。但し、鉢植えの場合には毎年植え替えて下さい。
 植え付け  植え付け時期は、極早咲きの品種は、8月下旬ですが、他の品種は、9月の中旬から10月末です。球根は遅くとも11月中に植えつけるようにします。早咲きの品種は、早めに植えないと早く花が咲きません。年末頃花を咲かせる日本水仙は、8月末頃植えるようにします。
植え付ける2週間前に、草木灰やクド石灰と酸性を中和しすると共に牛糞堆肥などを撒いて30cmくらいの深さに耕しておきます。植え付けるときに、速効性の球根用肥料とマグアンプKなどの緩効性の肥料を混ぜ込みます。草木灰や石灰類と速効性の化成肥料は、同時にやらないで下さい。肥料効果が無くなる場合があります。
球根の高さの2倍の土を掛ける深さに植えます。間隔は、球根が2~3個は入る間隔で植えつけます。鉢植えの場合には、球根の高さと同じだけの土をかける深さに植えつけます。
花を咲かせるだけなら、球根をくっ付けて植えても構いませんが球根が小さくなり来年の花が咲かない場合があります。
 肥料  球根を大きくするには、生育初期に燐酸分の多い肥料をやる必要があります。有機質肥料では、鶏糞が安くて燐酸分の多い肥料ですが、肥料当りし易いのが欠点です。鶏糞をやる場合には、発酵した鶏糞を用土とよく混ぜ1ヶ月してから植え付けるます。鶏糞をやってすぐに植え付ける場合には、球根から10cm以上離れた場所に鶏糞をやります。また、2~3年植え替えない場合には、燐酸分の多い遅効性肥料 を用土に混ぜ込んで置けば、球根が大きくなります。
  
 玉川公園(北海道)  函館市より北西に位置し、玉川神社の丘にある玉川公園は、別名水仙公園とも呼ばれ約30品種、30万球のスイセンが5月上旬から5月下旬には美しい花を咲かせる。サクラの開花時期が重なる時には、サクラのピンク、スイセンの黄色と白がコラボし美しい風景を作りだす。スイセンは、開花時期や場所により丘から見下ろしたり、まばらに咲いていたり、あるいは参道脇や綺麗に並んでいるなど様々な表情を見せてくれる。また、毎年5月には「玉川公園水仙祭り」が春のイベントとして行われ、吹奏楽の演奏、郷土芸能、歌謡ショーなどを楽しむことができ大勢の観光客で賑わいになっている。
 みやぎ蔵王えぼしリゾート(宮城県)  雄大なゲレンデに50万球のキングアルフレッドなどの原種を含め30種以上のスイセンが咲き誇る姿は、まるでスイセンを敷きつめた絨毯のようにも見え、訪れた人を魅了する。展望ロープウィエ(有料)も運行され上から見下ろすスイセンは絶景。すいせん祭り開催中には、年により品種は異なるがタヒチ、ピンクチャームなどの球根付きのスイセンが限定で販売されることもある。また、ゴールデンウィーク中には、グラスアート、押し花体験などの数々のイベントも開催されるので内容は、現地に問い合わせるなどして情報を確認して出かけたい。また、敷地内には釣堀もあり、ニジマスを釣って、その場で焼いて食べることもできる。すいせん祭り開催中は駐車場も無料で開放される。
 権現堂公園(埼玉県)  権現堂公園の水仙は、約50万本を数え、例年2月頃に見頃を迎えます。この水仙は、桜以外の時期にも四季折々の花を楽しみたいとの想いから、NPO法人幸手権現堂桜堤保存会の皆さんが平成17年から植栽を開始し、丹精込めて育てたもので、寒い冬に凛と咲く水仙が、訪れる人の目を楽しませてくれます。基本は早咲きの日本水仙が主力だったが、中には黄色一色の品種なども見ることがてきる。まつり期間中は、峠の茶屋が休まず営業を行い、NPO法人幸手権現堂桜堤保存会のメンバーが水仙の案内を行います。
 江月水仙ロード(千葉県)  花づくりは、安政年間(1854~1860年)、鋸南町保田地区に咲く日本水仙が、元名水仙と呼ばれ、船で江戸に運ばれたのが始まりといわれる。今では、鋸南町の水仙は、越前、淡路島とともに日本三大水仙群生地に挙げられるほど。毎年、1000万本近いスイセンが市場に出荷されている。農家が植えるスイセンが、道路の両脇約3㌔にわたり、山野斜面を埋め尽くしながら点在し、ハイキングを楽しみながら鑑賞できる。水仙まつり期間中はイベントも予定されている。
 とみやま水仙遊歩道 (千葉県)  山の斜面にニホンズイセンが咲き誇る。「道の駅 富楽里とみやま」を起点に約1km離れた所に「とみやま水仙遊歩道」がある。この遊歩道は、地元の生産農家7軒分の水仙畑をつないだコースで水仙の栽培されている群生地を花の香りを楽しみながら歩くことができる。遊歩道入口へは富楽里から徒歩20分。車できたらこの道の駅に停めて、2階のインフォメーションで水仙遊歩道の地図をもらって行くのがベスト。そして約1時間(約3.5km)ほど土手や道路脇のスイセンを見ながらのハイキングが楽しめる。また、岩井海岸が一望できる山の展望所からの風景も美しく、晴れれば遠く伊豆大島も見ることができる。
 をづくれ水仙郷(千葉県)  山間部に位置するをくづれ水仙郷は、山の斜面を利用し水仙が栽培され、緑の香りと水仙の香りが調和する癒しの空間が広がる。周辺の水田はその多くが棚田。山裾や土手を利用して水仙が栽培されており、栽培面積約5ha、球根数は6千万球と推定されている。また、佐久間ダム湖畔周辺にもスイセンが点在し、湖畔の光りを受けて美しく咲き誇り、水辺での雰囲気は他の場所とは異なり、より絵になる。さらに佐久間ダム湖の近くの斜面では水仙のライトアップも行われ、夕方17時~20時の間に斜面沿いに照らされ闇に浮き上がる姿も楽しめる。
 マザー牧場(千葉県)  昔からのスイセンの栽培地として知られる千葉県・南房総。観光牧場であるマザー牧場では、場内の「ふれあい牧場」の近くにある5000平方メートルの梅園の周辺にニホンスイセンの群生が、1月から2月中旬くらいまでが見頃で咲き誇る。開花時期の2月からは近くのナノハナ畑と梅園のウメの花も咲き始めてスイセンとウメの香りと花との“競演”の観賞も楽しめるほど。
 葛西臨海公園(東京都)  都内では随一の広さを誇るスイセン畑で、静岡県下田市から爪木崎のスイセンが寄贈され、平成18年から大観覧車の南側から北側にかけて約2万8000平方㍍のスイセン畑が誕生。今では5万球が植えられ、満開時には20万本の花が咲き乱れ、都内でも最大級のスイセンの花畑で、あたり一面が甘い香りにつつまれるほど。1月から2月中にピークを迎え、近くにある大観覧車からの真上からも眺められてユニーク。1月から2月の期間中には「水仙まつり」を開催。スイセンガイドや水仙コンサートなども開かれる。また、本家の伊豆下田爪木崎では「水仙まつり」が12月から1月末日まで開催。
 城ケ島公園(神奈川県)  三浦半島の最南端に位置する自然豊かな島で、橋でつながっている城ケ島。島内にある城ヶ島公園内には、花びらが多い八重スイセンが約10万株が園内随所に見られる。一番多いのが、駐車場西側の松林一帯の群落。長さ200mの敷地に広がり、甘い香りを漂わせ、小さなクリーム色の花弁を寄せ合う姿が愛らしい。他にも島全体では約60万株の八重スイセンが咲き誇り、ハイキングコース脇にも植えられているので、島の至る所で見ることができ「かながわの花の名所100選」にも選定されている。
 上川河川敷(長野県)  4月中旬~下旬にかけて見頃となるのが、諏訪市上川沿い(四賀赤沼)に見られるスイセン約の群生である。その年の気候によっては、上川の土手にサクラとのコラボレーションを楽しむことができる。今では、約25万球のスイセンの名所となっているが、その始まりは、約15年前にひとりの農家の人がコツコツとスイセンを植え始めたこと。河川敷に咲き誇るスイセンはまるで黄色の香る壮大な絨毯を感じさせるほど圧巻である。また、この河川敷はスイセンだけではなく秋には、地元の人が、種を蒔いて育てているコスモスの群れも楽しむことができる。さらに冬になると多くのハクチョウが飛来してくる場所としても知られている。年間を通じてシャッターチャンスが溢れているのでカメラを持って出かけたい場所である。
 爪木崎(静岡県)  伊豆半島に小さく東へ突き出た須崎半島。その半島のさらに最東端にある岬が爪木崎。大小さまざまな岩礁を抱く紺碧の海、また、それを望み白亜の灯台が建つ景観はそれだけでも十分美しいのに、300万本といわれるノズイセンが咲く1 月は、さながら一枚の絵ハガキを見てるようだ。 園芸種のスイセンは早春に花開くが、 爪木崎のは完全な冬咲き。スイセンというと園芸植物のように思われるが、もともとは暖かい地方の海岸に自生している野草で、三浦半島や南房総などの海岸沿いには小群落がいくつもある。また、爪木崎の手前の自然公園「グリーンエリア遊歩道」には約1時間のハイキングコースがあり、グリーンエリアバス停または駐車場より海岸沿いのコースを自然を楽しみながら散策できる。また、グリーンエリア遊歩道より少し上級者コースで約1時間30分コースの「須崎遊歩道」もある。
 なばなの里(三重県)  約3万㎡、3000坪の広大な梅園のなかにある水仙苑は13種類約20,000球のスイセンが咲く名所として知られている。品種はハウエラ、ピピット、チェンジングカラー、ジョンキル、ジェットファイアー、グレンファンクラス、ミノウ、バージニアサンライズ、アイスフォーリス、モンドラゴン、マウントウッド、コティンガ、フィジリティなどを見ることができるが詳しく知りたい場合はホームページなどで確認するとよい。また、3月下旬~4月中旬頃のスイセンの満開期には水仙まつりも行われる。その他にも、なばなの里はそれぞれの季節の満喫できる3つのまつりが開催される。春から夏にかけての春の「花まつり」、秋空に映える「ダリア・コスモスまつり」、冬には幻想的な「なばなの里イルミネーション」といずれも趣向を凝らしたものである。
 越前海岸(福井県)  越前海岸は日本海側で、日本ノズイセンが唯 一自生しているところ。越前水仙の起源については、平安時代に対馬暖流にのって中国から流れ着いたという説や室町時代に、遣唐使が持ち帰ったという説などもある。足利将軍に水仙を献上したという記録もあり、昔から水仙栽培が行われていたという。冬の厳しい日本海側 でも花が咲くのは、すぐ沖を暖流が流れており、霜も少ないからだ。群生地は海が見渡せる国道305線で、呼鳥門から越廼村居倉あたりの海岸段丘に海になだれ落ちる感じで点在している。また、「越前水仙の里公園」の水仙ドームでは、1年中、越前水仙を鑑賞することができる。その秘密は抑制・促成栽培による栽培技術と、年間を通じて13度以下に保たれている低温室。日本で初めて水仙の通年開花に成功し、より多くの人に越前水仙の魅力に触れていただこうと開設。施設内には常時3,000本の水仙が栽培、展示され、スイセンの可憐で甘い香りの世界へと誘ってくれる。さらに、ここから約5キロ離れた場所にあるのが、「越前岬水仙ランド」。水仙の館内に通念開花した水仙を配置した「水仙鑑賞庭園」を設置、1年間を通じてその凛とした花姿と香りを堪能できる。周辺には1月から3月までの水仙の開花時期には傾斜地に群落が楽しめ、水仙郷を見ながら散策できる「水仙ゾーン」ある。満開の時期には6へクタールの畑に約1500万本が咲き誇り、スイセンに囲まれた気分が味わえる。
 びわ湖バレイ(滋賀県)  びわ湖バレイのスイセンは、標高1,174mの蓬莱山のふもとの斜面に植えられていることから別名“スイセンの丘”とも呼ばれる。このスイセンの丘が生まれたきっかけは、スキー場の夏季対策として始めたプロジェクト。冬季は上級者コースになるゲレンデの丘陵地を利用し平成11年5,000球のスイセンを植えたことからスタート。現在は、ガーデンジャイアントを始めとする5種類の西洋スイセン約30万球を見ることができる関西のスイセンの名所のひとつになっている。2008年に完成した121人乗りのゴンドラで山頂まで登ると、ジュータンを敷き詰めたようにスイセンを眼下に見ることができる。満開の時期には「スイセンフェア」も開催される。もちろん、スイセン以外の花も季節を通して楽しめる場所である。ちなみに、びわ湖バレイは琵琶湖の西岸にある蓬莱山に造られたアウトドア派のメッカで、冬季はゲレンデとして関西からのスキー客で賑わう場所である。
 蜻蛉池公園(大阪府)  蜻蛉池公園は、岸和田市中央の丘陵地帯にある。毎年1月には、園内の水仙郷で約60,000球のニホンズイセンが、斜面全体に花を咲かせると甘い匂いが一面に広がり春を感じさせてくれる。その他にも、あじさい園では6月になると約40種10,000株のアジサイや、藤棚を中心にツツジ、ユキヤナギ、レンギョウ、ハナミズキ、ムクゲ、クチナシ、コブシなどを見ることができる花木園、秋になるとケヤキ並木の紅葉が美しいかえで池周辺など四季を通じて美しい自然を感じることができる。また、園内のとんぼハウスは、 野原の広場と水と緑の音楽広場の近くにあるので各種のイベント時には、オープンカフェとしても利用される。各種イベントなどは調べてから行くのもよい。
 千早赤阪村水仙の丘(大阪府)  満開の時期には、約5万球の水仙が咲き乱れ丘をおおいつくすことから、楠公誕生地で知られる道の駅ちはやあかさかから、徒歩で約3分奉建塔周辺はスイセンの丘と呼ばれる。ちなみに楠公とは古典軍記「太平記」で知られる忠臣楠木正成(くすのき まさしげ)のこと。南朝の英雄で、千早赤阪村随一の有名人。楠公誕生地には、楠公産湯の井戸がある。また、銅像は、東京の皇居外苑、その佩刀「小竜景光」は山田浅右衛門の手を経て、明治天皇の佩刀になったことが知られている。道の駅ちはやあかさかは、大阪府で一番最初に設置された道の駅でコンパクトことから別名「日本一かわいい道の駅」とも呼ばれている。千早赤阪村の地元産品各種販売されているので、水仙の丘の帰りに立ち寄るのもよいだろう。
 灘黒岩水仙郷(兵庫県)  淡路島の南部に位置する灘黒岩水仙郷は、約180年前に漁民が海岸に漂着した球根を山に植えたのが始まり。今ではここ標高608メートルの諭鶴羽山から海に続く急斜面の一帯に、約7ヘクタールにわたって約500万本もの野生の水仙が咲き誇る。花は一重咲きの野生の二ホンスイセンが中心で、日本三大群生地の一つに数えられるスイセンの名所。1月を中心に12月下旬から翌年の2月下旬まで付近一帯、白い花に包まれる。
 立川水仙郷(兵庫県)  洲本市の南に位置し、水仙の名所として古くから知られ紀淡海峡を一望できる高台にある観光農園。品種は地中海原産が多くを占める外来種で、真っ白な花のヨーロッパ産の早咲きスイセン、寒咲き日本スイセンに2月から4月までラッパスイセンが順に咲き、種類が多く花期が長いのが特長。1月から4月ごろまで通して、約300万本のスイセンが太平洋に面した斜面一面に順番で咲き誇る。山間の谷にあるスイセン畑まで、車で行くことがで、車椅子の方でも無理なく鑑賞することが出来る。 また、水仙の切り花も販売している。
 六島(岡山県)  六島水仙ツアーが恒例のイベントになるほどスイセンが有名。開花時期に、島を訪れるとその香りに魅了される。毎年少しずつではあるが、開花時期が早まっているので満開のスイセンに出会いたいなら事前に問い合わせをして出かけるほうが無難。ちなみに、笠岡市六島(むしま)は、岡山県最南端にあり、灯台と島に自生するスイセンがシンボルになっている。約10年前から自生していたスイセンに加え、住民らの手で植栽も始まったことで島のいたるところでスイセンと出会うことができるようになった。島一番の見どころは、東~南側の斜面でここには約10万球のスイセンがある。灯台の近くからは瀬戸内(香川・愛媛・広島)の島々も晴れた日にはよく見渡すことができる。また、横溝正史原作「獄門島」の舞台になった場所としても知られている。
 神鍋山すいせん畑(兵庫県)  神鍋山(かんなべやま)南斜面、アップかんなべ中央ゲレンデは雪の下ではスイセンの新芽が芽吹き、雪解けを待って青葉が茂り4月下旬頃にはそこに約7万球のすいせんの畑は出現する。ちなみに、この畑の始まりは神鍋高原を春の名所にするために計画された「神鍋に水仙を植えよう運動*4年計画」なのだとか。毎年4月下旬の日曜日には「神鍋すいせんまつり」も開催され満開のスイセンの中で、ゆっくり過ごすことができる。まつりの日にはスイセンのプレゼントイベントなどもあり甘い香りを持ち帰ることもできるほか、近くの道の駅「神鍋高原」では。たけのこごはんや春キャベツの天ぷら、あさりのパスタなどが揃う「春野菜のランチバイキング」や牛すじうどん、黒豆ごはんなどの屋台や「消しゴムハンコで水仙畑を作ろう!」などが開催される。
 水仙の丘(兵庫県・淡路市)  3月中旬~4月上旬になると、県立淡路文化会館近くにあるいざなぎの丘は、黄色のラッパスイセンが10万球咲き誇り、広さ40アールの黄色いパノラマが出現する。その始まりは、農業を営む井上氏が14年前に約7千球のスイセン球根をひとりで植えたことに始まる。淡路の春を感じる場所として、無料で公開されている。斜面を埋め尽くし風に揺れるたびに周囲はスイセンの甘い香りに包まれる。カメラなどを持って散策するのもいいだろう。また、おへんろさんのコースのひとつにもなっているので装束を身に付けた人とすれ違うこともできる。近くには、淡路市立香りの公園があるのでランチなどをするのに立ち寄るのもよいだろう。
 唐音水仙公園(島根県)  地域の人たちの手により植えられた200万球を超える、日本水仙を見ることができる場所として知られている。このスイセンは別名“鎌手水仙”とも呼ばれ、その歴史は1989年(平成元年度)に「鎌手地区すいせんの花咲く里づくり推進協議会」が発足したことに始まる。その後名称を「鎌手ふるさとおこし推進協議会」に変更し、ふるさと委員らが、JA水仙部会が休耕田、畑などにスイセンを植え付け、1992年(平成4年度)唐音海岸に水仙公園を造る方針を決定する。1994年(平成6年度)には、ふるさと募金をスタート、唐音の地権者と土地賃貸契約を締結し本格的な活動へと広がり、2001年(平成13年度)には 水仙の里ロードレース大会がスタート、2002年(平成14年度)には第13回全国「みどりの愛護」で、国土交通大臣賞を受賞 、2005年(平成17年度)は緑化推進運動功労者 内閣総理大臣表彰、受賞、さらに 新益田市の花に「水仙」が決定。翌年 2006年(平成18年度)に第14回しまね景観賞【大賞】を受賞し、2007年(平成19年度)でメディア取材を受け唐音水仙が全国的に注目を集め、2008年(平成20年度)には水仙の里かまてウォークが開催されるなどとにかく日本の中でも注目度が高いスイセンの名所のひとつである。また、園内の唐音の蛇岩(からおとのじゃがん)と呼ばれる珍しい岩脈は国の天然記念物にもされている。
 のこのしまアイランドパーク(福岡市)  博多湾の中央に浮かぶ能古島。福岡市の西区姪浜の渡船場からフェリーに乗り、わずか10分足らずで行くことができる。この島の北側にあるのが約15万平方メートルの自然公園「のこのしまアイランドパーク」。1年を通して様々な花々が咲き誇る。冬を彩るのがスイセン。博多湾に面した斜面では約10万本のニホンスイセンが12月下旬から2月頃まで咲き誇る。また、この時期には園内にはツバキ、サザンカも開花して合わせて冬の花々が楽しめる。

 野母崎水仙の里公園(長崎県)  九州の最西端にある長崎半島の先端に位置する野母崎総合運動公園。園内にあるのが「水仙の里公園」。ここには1千万本のスイセンが植えてあり、12月から1月にかけて咲き誇る。地元の野母崎は水仙の出荷地としても知られる地。この野母崎のスイセンの特徴は、茎立ちの部分の白いところが長く、一輪挿しや生け花用に珍重されている。開花時期には甘い香りがあたり一面に立ちこめ、環境省の「かおり風景100選」に長崎県内で唯一選ばれた場所でもある。また、園内の展望所からは沖合いに軍艦島を望むこともできる。
 遠見山公園(熊本県  遠見山公園は日本スイセン、西欧種のスイセン(19種5万球)など約50万球、スイセンが咲き誇ることから、地元では別名“すいせん公園”の名で親しまれている場所である。標高217mの遠見山山頂一帯に、約45万球の水仙が植えられた公園からは牛深市街を見下ろし、東シナ海の一大パノラマを見渡すことができる。12月中旬~2月中は日本スイセン、3月からは西欧種もスイセンと色や形、香りの違いなども知ることができる。スイセンの満開期に合わせてイベントも開催される。展望所からは、朝日と夕陽を見ることができることから『天草夕陽八景』の一つになっている。また、2013年本屋大賞受賞した日章丸事件を扱った『海賊とよばれた男(著/百田尚樹)』で登場する大型石油タンカー日章丸が建造された湾を見ることもできる。