花暦 
花菖蒲 (はなしょうぶ)



・文目(あやめ)科。



・開花時期は、 6/ 1 ~ 6/25頃。 梅雨の頃の代表的な花の一つ。・野生の「野花菖蒲(のはなしょうぶ)」 を原種として改良された国産の園芸植物。
・葉が菖蒲に似ていて美しい花が咲くことから「花菖蒲」。


・500年くらいの栽培の歴史がある。
 花の系統は 江戸系、肥後系、伊勢系の3つに大きくわかれる。 (その他に、長井古種とアメリカ系、がある)

・よく開催される「あやめ祭り」の”あやめ”とはこの花菖蒲のことを 指すことが多い。
 昔の人が花菖蒲とあやめを 間違えて、祭りの名前にしてしまったらしい。
 (ただでさえ見分けにくいのに よけいに ややこしくなります)
見どころ

 <堀切(ほりきり)菖蒲園>
   江戸時代から有名な名所。 安藤広重の浮世絵にも描かれた。
   花見頃6月上旬~6月下旬。 葛飾区堀切。
  

 <水元(みずもと)公園>
   東京都の東北端にある 水郷公園。広い。花菖蒲は都内一の規模らしい。
   花見頃6月上旬~6月下旬。 葛飾区水元公園。
   

 <小岩菖蒲園>
   江戸川の河川敷にある公園。 花見頃6月上旬~6月下旬。
   江戸川区北小岩。
 
 アヤメなどの見分け方(開花順)

 ジャーマンアイリス
   4月~5月頃に咲く。 乾いた土に生える。根茎。
   花色は白、黄、青、紫等の原色っぽい色。花の様子は、なんとなく洋風。
   花びら中央部のひらひらは 「ブラシ状」。真ん中2枚の花びらは直立する。
   葉っぱは幅広で、筋は無く、ほぼ平坦。

 ダッチアイリス
   4月~5月頃に咲く。乾いた土に生える。球根。
   花色は白、黄、紫等のやや原色っぽい色。花びら中央部には、ジャーマンアイリスのような
   「ブラシ状」のひらひらは無い。
   葉っぱはやや細めで、くるりと巻く。

 一初(いちはつ)
   4月下旬から5月中旬頃に咲く。乾いた土に生える。
   花色は主に青紫色(まれに白色あり)。花の様子は、なんとなく和風。
   花びら中央部のひらひらは「とさか状」。うしろ2枚の花びらは斜め上にひろがる。
   葉っぱは幅広で、縦に何本も筋(突起した脈)がある。

 文目(あやめ)
   5月上・中旬頃に咲く。乾いた土に生える。花色は青紫か白。花びら中央部に網目模様があるのが特徴。
   葉っぱは細長く花菖蒲ほどでもないが縦に小さな筋(突起した脈)がある。

 黄菖蒲(きしょうぶ)
   5月上・中旬頃に咲く。湿地に生える。花色は黄色。
   葉っぱは細長く、 縦に筋(突起した脈)がある。

 杜若(かきつばた)
   5月中旬頃に咲く。水の中から生える。花色は青か青紫(白いのもある)。
   花びら中央部に白い筋模様がある。
   花びらの中央部は、めくれ上がる。
   葉っぱは幅広で、筋は無く、ほぼ平坦。

 花菖蒲(はなしょうぶ)
   6月頃に咲く。湿地に生える。花びらの中央部に黄色い筋がある。
   葉っぱは細長く、縦に筋(突起した脈)がある。