花暦 
ハハコグサ


・菊(きく)科。

・開花時期は、 4/ 1 ~ 5/末頃。 (3月以前に咲きだすものもときどき見かける)

・春の七草のひとつ。
 (春の七草では「御形(ごぎょう、または、おぎょう)」と呼ぶ。)

・柔らかいうす緑色の葉の先に、黄色の花がつぶつぶになってかたまって咲く。

・名前は「母」と「子」の人形(ひとがた)に由来する との説がある。

・昔は草餅の材料だったが 明治の頃から次第に「蓬(よもぎ)」が材料にされるようになった。

・別名 「ほうこぐさ」茎も葉も白い細かな毛におおわれているために「ほうけた」ように見えるところから。


・「老いて尚 なつかしき名の 母子草」  高浜虚子
花の特徴黄色い小さな花がつぶつぶになって固まって咲く。

花(頭花)は真ん中にある筒状の両性花と、周りにある糸状の雌花からなる。葉の特徴葉はへら形で、互い違いに生える(互生)。実の特徴花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで

全体が種子のように見えるもの)である。この花について属名の Gnaphalium はギリシャ語の「gnaphallon(フェルト)」からきている。

種小名の affine は「近似の」という意味である。その他春の七草の一つ御形(ゴギョウ・オギョウ)はこの花のことである。

若い葉や茎は食べられる。

今の草餅の材料は蓬(ヨモギ)だが、以前は母子草(ハハコグサ)が使われていたという。

全体にビロード状の白い綿毛がある。

和名の由来であるが、全体を覆う白い綿毛が「ほおけ立つ」ことから、かつてはホオコグサと呼ばれていた。それがハハコグサに変化したという。俳句の季語は春である。