花暦 
 亀戸天神社  例年4月下旬から境内に100株以上もの藤の花が咲き始め、“東京一の藤の名所”と呼び声も高い。夜になると藤の花が灯りに照らされ、昼間とはまた違った幻想的な風景が広がる。藤の開花にあわせ、境内ではお茶会やお囃子などの行事が用意された「藤まつり」も開催。

開催期間:4月19日(土)~5月6日(火・祝)

亀戸天神社 【最寄り駅】亀戸、錦糸町
 神代植物公園  白、紫、一重、八重…藤棚や園芸種などさまざまな藤の鑑賞を楽しもう

園内にある13品種49本の藤は、白、紫、一重、八重など、さまざま姿形を楽しませてくれる。藤棚で作られた約100メートルの回廊や、やぐらに仕立てられた藤の園芸種は見事!

見ごろ:4月下旬~5月上旬


神代植物公園
 フェリシモの森(大久野の藤)  推定樹齢400年以上といわれる野生の藤

大久野の藤として知られる野生のフジは、樹齢400年を超える東京都の天然記念物。ここでは藤を下から見上げるのではなく、園内の見晴台などに登って上からの鑑賞となる。森の公園(フェリシモの森)は、遊歩道が整備されており、のんびりと散策できるのも魅力。

見ごろ:4月下旬~5月中旬


フェリシモの森(大久野の藤) 武蔵五日市
 國領千年乃藤  國領神社
 小金井公園  4月中旬~5月上旬 東小金井、武蔵小金井、花小金井
 皇居東御苑  4月下旬~5月上旬 竹橋、二重橋前、大手町
 拝島公園  4月下旬~5月上旬 拝島
 築地川亀井橋公園  4月下旬~5月下旬 築地、新富町
 木下川薬師 浄光寺  4月中旬~4月下旬 四ツ木
 小石川後楽園  4月末~5月上旬 後楽園、飯田橋
   
   
   
 藤島の藤  岩手県二戸郡一戸町小鳥谷・仁昌寺 根周り直径3.3mは日本一の藤として有名/樹齢数百年高さ20m/特別天然記念物/無料/駐車場は20台程度/八戸自動車道「一戸IC」より15分 一戸町教育委員会文化財事務所
0195-32-2652
 行興寺・熊野の長藤  磐田市HP 静岡県磐田市池田 豊田熊野記念公園・行興寺境内 推定樹齢800年、国指定天然記念物/4月中旬~4月下旬/駐車場無料(天竜川河川敷)120台/東名「磐田IC」「浜松IC」から約15分/他に県指定の天然記念物のフジが5本もある。 行興寺
0538-34-0344
 多々良沼公園  群馬県邑楽郡邑楽町大字中野3040 130mの藤棚/4月下旬~5月上旬/無料/駐車場無料/ 邑楽(おうら)町役場 企画課 0276-88-5511
 牛島藤花園  埼玉県春日部市牛島783  4月下旬~5月中旬/8:30~18:00/円/1,000円/東北自動車道岩槻ICより15km/樹齢約1,200年根周り9mの9尺藤があり、国の天然記念物にも指定されている。これ1株だけで1万個以上の花をつける。/また、市内2丁目の「藤通り」沿いに800m続く藤棚も見もの。
牛島藤花園
048-752-2012
 あしかがフラワーパーク  栃木県足利市迫間町607 800円/7:00~21:00(大藤まつり期間中)/駐車場無料/ライトアップ時間は5:30~9:30/500畳敷の八重藤の他約300本/ あしかがフラワーパーク
0284-91-4939
 亀戸天神  東京都江東区亀戸3-6-1 4月下旬~5月上旬/無料/17基の藤棚に87本の藤/JR総武線亀戸駅から徒歩10分 亀戸天神
03-3681-0010
 蓮華寺公園  静岡県藤枝市 約150本/4月下旬~5月上旬/「藤まつり」は10:00~15:00雨天中止/無料/駐車場500円/ 藤枝市観光協会
054-645-2500
 安倍川花木園  静岡市葵区横山字梅ノ木原450 14品種130本/10:00~17:00/600円/駐車場無料/4月下旬~5月上旬 電話案内(ガイダンス)
054-200-4567
 岡崎公園  岡崎観光協会 愛知県岡崎市康生町 五万石藤として知られる/4月中旬~5月上旬/駐車場30分100円(150台)/岡崎公園南側の乙川堤防沿いに、1,300㎡の藤棚がある/ツツジとともに夜間ライトアップも行われる 岡崎観光協会
0564-23-6216
 曼陀羅寺  愛知県江南市前飛保町寺町202 12種類約60本/4月中旬~5月上旬/隣接する曼陀羅寺公園では藤まつりも行なわれ夜のライトアップもある/東海北陸自動車道「一宮木曽川IC」より20分/ 江南市役所
0587-54-1111
 平等院  宇治市宇治蓮華116(地図) 世界遺産/樹齢250年の藤がある/4月下旬~5月初旬/無休/8:30~17:30/拝観料600円、中高生400円、小学生300円/ 駐車場なし、周辺に民営の駐車場有/JR宇治駅より徒歩10分、京阪宇治駅より徒歩10分 平等院
0774-21-2861
 才の神の藤  京都府福知山市大江町南有路 自然に自生したヤマフジ、推定樹齢2000年、京都府の天然記念物/ノダフジのような華やかさはないがヤマフジとしてはこのような大きさは非常に珍しく貴重といわれる。 /4月下旬~5月中旬/夜のライトアップもある/才の神の藤へ行く途中普門寺の白藤も見もの/舞鶴若狭自動車道「綾部IC」より20分、京都縦貫道「舞鶴大江IC」より10分 福知山市大江支所0773-56-1101
 春日大社 萬葉植物園  奈良市春日野町160 砂ずりの藤として知られる/4月下旬~5月上旬/萬葉植物園に「 藤の園 」が設けられ、20種200本っが栽培されている 春日大社
0742-22-7788
 子安地蔵寺  和歌山県橋本市菖蒲谷94(地図) 8種類30本/4月下旬~5月上旬/無休/8時~17時/期間中のみ有料300円/駐車場300円/南海高野線御幸辻駅から徒歩約30分 /正式には「地蔵寺」というが「子安地蔵寺」という通称名のほうが通っている 地蔵寺
0736-32-1774
 みやまの里 藤棚ロード  和歌山県日高郡日高川町初湯川 みやまの里森林公園(地図) 日本一長い1,646m,高低差96mの藤棚ロード/4月下旬~5月初旬/藤まつり期間中無休/8:30~17:00/500円,小中学生200円/駐車場100円/車:「かわべIC」より40分,「有田IC」より40分 /展望台からの眺望が良い 日高川町観光協会
0738-22-2041
 白豪寺  兵庫県丹波市市島町白豪寺709 4月下旬~5月中旬/九尺藤として有名、夜のライトアップもあり。/200円/駐車場500円/舞鶴若狭自動車道春日ICより10分/ 白豪寺
0795-85-0259
 白井大町藤公園  兵庫県朝来市和田山町白井 150本/4月下旬~5月中旬/8:00~18:00/300円/駐車場無料/舞鶴若狭自動車道福知山ICより30分/芝桜、水仙でも有名な公園/ 大町公園管理組合
079-670-1636
 大歳人神社  兵庫県宍粟市山崎町上寺 通称「千年藤」と言われる樹齢1,000年以上藤棚の面積は420㎡/無料/駐車場は商店街の無料駐車場を利用/中国自動車道山崎ICより10分/夜間ライトアップあり4月下旬~5月中旬/「環境省日本のかおり風景100選」に選ばれている。 しそう観光協会事務局
(宍粟市産業部商工観光課内)
0790-63-3068
 和気町藤公園  岡山県和気郡和気町藤野 100種類130本/4月下旬~5月中旬/9:00~20:00/天然記念物の藤が7種類、中国、韓国等の外国種もあり/300円/駐車場無料/山陽自動車道和気ICより10分
 渋川海岸   岡山県玉野市渋川 514本811mの藤棚は長さとしては日本一/4月下旬~5月上旬/無料 玉野市商工観光課
0863-32-5560
 世羅ふじ園  広島県東広島市西条町下三永331 長さ350mの藤棚、約100本の藤/4月下旬~5月上旬/9:00~16:30/ 呉市水道局三永水源地
082-425-0011
 素盞鳴(すさのう)神社境内  福岡県八女市黒木5-2
黒木大藤として名高い。国の天然記念物/樹齢600年以上/東西50m南北80m藤棚面積2,700㎡/4月中旬~下旬/八女茶発祥の地でもある。 黒木町役場 まちおこし課
0943-42-1111
 舞鶴公園(唐津城)  佐賀県唐津市 樹齢100年以上の巨木があり/4月下旬~5月上旬/入場料400円/駐車場300円/ 唐津城管理事務所
0955-72-5679
 藤山神社  長崎県佐世保市小舟町 樹齢650年根元周り1.68mオカダマキの巨木に巻きついて高さ25mもある。左右にそれぞれ15mほどにのびているヤマフジ/県の天然記念物にも指定/また紅白の花をつける二色フジもある。
 宮崎神宮境内   宮崎県宮崎市 ここの「オオシラフジ」は同種では日本一大きい樹木として名高い/根周り2.95m/東西に13m/樹齢200年/国の天然記念物指定/4月初旬~下旬(種類による)
   



・豆(まめ)科。

・開花時期は、 4/15 ~ 5/ 5頃。
・日本原産。
・紫色の花が 幹の方から先端に向かって 咲き進む。

・蔓(つる)は他の木などに「右巻き」に巻きつく。
 (これに似ている 「山藤(やまふじ)」は「左巻き」に巻きつく)2mぐらいの長さの 蔓になることもある。

・蔓はとても強く古墳時代の巨大な石棺も、木ぞりに載せてこの藤縄で運んだらしい。
 
・蔓状に成長するので、藤棚にいけることが多い。

・夏になると新しい枝先からまた少し花が咲くことがある。
 夏の剪定  

夏の剪定は樹形の骨格を作ると同時に花芽をたくさん付けさせる目的で行う軽い剪定です。
春から夏に伸びた枝の中で充実した短い枝に翌年の花芽を付けます。放任しておくとつるは長くぐんぐん伸びますが肝心の花芽が少なくなります。というのは、茎葉を伸ばす「栄養生長」が旺盛になると花や実を育てる「生殖生長」が弱まるためです。

翌春咲く花芽が形成されるのは7月下旬から8月にかけてですので、伸びる勢いの強い枝があれば7月上旬頃につるの先端を切るか手で摘み取り、つるがそれ以上長く伸びないようにし「栄養生長」を抑え「生殖生長」を促してあげます。また、それとは別に日光が十分株の内側まで当たるようにするため混み合った箇所があれば枝を切って整理します。

冬の剪定

冬の剪定は樹形をバランスよく整えるのが目的でこちらがメインの剪定です。開花時期に樹形が乱れていると美しさも半減します。

冬の剪定は落葉期に行うのが基本です。この時期には花芽と葉芽が肉眼で区別できます。花芽の方が葉芽に比べてふっくらと丸みのある形をしています。長く伸びすぎた枝や花芽の付いていない枝を切り、樹形を整えます。できるだけ花芽を多く残して枝を切るようにしましょう。ノダフジ系は花芽とは芽の区別がやや付きにくいので不安ならあまり大胆に切らない方がよいかもしれません。

株元や幹の途中から「ヤゴ」と呼ばれる勢いよく伸びる枝が発生しますので、見つけ次第付け根から切り落とします。

冬の剪定は早くしない

秋の彼岸前くらいに剪定を行うと、冬をそのままで越す花芽が活動を初めて秋に狂い咲きすることがあります。夏の終わりには花芽が肉眼で確認できるほどの大きさになっていますが、剪定は落葉を待ってから行った方が無難です。
 日当たり・置き場所

日当たり~半日陰の場所で育ちます。寒さで強く北海道南部より南であれば植栽可能です。

水やり・肥料

地植えは適地に植え付けていれば特に水を与える必要はありません。鉢植えのものは土の表面が乾いたらたっぷりと与えましょう。

肥料は2月頃に骨粉や油かすなどの有機質肥料を株元にばらまきます。また、花後に化成肥料を少量施します。肥料のチッソ分が多いと花付きが悪くなるので気をつけます。


用土
軽い土より粘質でやや重く湿潤な土を好みます。藤棚が池のそばなどにつくられることが多いのは、フジが乾燥を嫌う性質のためです。

植え替え・植え付け
植え付けは冬の落葉期であれば随時可能です。植える場所にはあらかじめ堆肥や腐葉土を混ぜ込んでおきます。

また、地植えにしているものを掘り上げて鉢植えにしたり他の場所に移す場合は、できるだけ根を切らずに先端まで丁寧に掘り上げ、長い根がたくさん付いている状態にしましょう。フジは太い根を切られるのを非常にいやがります。この長い根をできるだけ残して掘り上げる方法を「追い堀り」といいます。

鉢植えは大きな鉢に植え替えると根の成長が活発になり茎葉はよく伸びますが花芽が付きにくくなるので、あまりむやみに植え替えをしないほうがよいです。 また苗木を鉢植えにする場合も現在の根がすっぽりと収まる程度の大きさの鉢にしておき、あまり大きな鉢に植え替えないことが花付きをよくするポイントです。

鉢植えを地におろした場合
鉢植えのものは、限られた中で育てられていると言うこともあり栄養成長が抑えられて比較的花が咲きやすいですが、これを地植えにすると木が若返って栄養生長が旺盛になり、花が咲きにくくなることがあります。
 
 
 
・「藤浪(ふぢなみ)の 花は盛りに なりにけり  平城(なら)の都を思ほすや君」   万葉集 大伴四綱
   

 「藤波(ふぢなみ)の 咲き行く見れば 霍公鳥(ほととぎす)鳴くべき時に 近づきにけり」万葉集   田邊福麿
   
 「ふるさとの 池の藤波 誰植えて むかし忘れぬ かたみなるらむ」   金槐和歌集 源実朝

 「しはらくは  花の上なる 月夜哉(かな)」   松尾芭蕉

 「瓶にさす  藤の花ぶさ みじかければ  畳の上に とどかざりけり」  正岡子規