奥の細道むすびの地と住吉燈台 岐阜県大垣市船町

俳聖松尾芭蕉「奥の細道」の旅を終えた当地は、水運でにぎわった船町港跡でもあった。住吉燈台は1688〜1704年前後の建造といわれ、当時の面影を今も残している。
下呂温泉合掌村 岐阜県下呂市森2369

白川郷などから移築した合掌造りの民家を中心に、飛騨の文化や工芸、くらしを見ることができる。国指定重要文化財「旧火戸家住宅」や影絵昔話館「しらさぎ座」が見もの。
吉島家住宅 岐阜県高山市大新町1-51

代々酒造業を営む豪商の吉島家を公開。現在の建物は名工西田伊三郎が明治40(1907)年に再建。土間の吹き抜け部分の梁と束による立体格子が美しい。国の重要文化財に指定。
旧宮川家 岐阜県羽島郡岐南町平成7-38

1893(明治26)年、濃尾地震後に建てられた建物は、茅葺きの屋根に8畳間が4部屋という間取り。隣接する資料館では昔の民具をみることができ、タイムスリップしたようだ。
旧太田脇本陣林家住宅 岐阜県美濃加茂市太田本町3

板垣退助が岐阜で遭難する前夜に泊まったことで知られる太田宿の脇本陣。幕府役人や旅人の宿として使われた当時の名残りを今にとどめている。国の重要文化財に指定された。
旧大戸家住宅 岐阜県下呂市森2369 下呂温泉合掌村内

国の重要文化財に指定されており、合掌造りの民家の中では日本最大級の4階建て。内部の保存状態も良く、当時の生活用具が多数展示され、大家族制の暮らしを伝えている。
荒川家住宅 岐阜県高山市丹生川町大谷141

元禄時代から続く庄屋の家柄で、母屋土蔵ともに240年以上を経ている。古い農具や古文書を展示しており、庄屋の暮らしを今に伝えている。国の重要文化財指定。
高山陣屋 岐阜県高山市八軒町1-5

全国に唯一現存する江戸時代の代官所(のち郡代役所)。表門や御役所をはじめとした歴史的建造物が残る。現在は江戸時代の高山陣屋が再現されており、国史跡指定となっている。
細久手宿
岐阜県瑞浪市日吉町細久手

慶長15(1610)年、新たに設けられた宿場で、坂道沿いに静かな家並みが続いている。その中でも尾張徳川家の定宿として使われた大黒屋は、旅籠の風情が残る建物だ。
時の太鼓 岐阜県本巣郡北方町清水1-21 西順寺

北方領主戸田光直が5代将軍綱吉に馬術の妙技を披露し、褒美に賜ったのが“時の太鼓と打法”。現在、西順寺にある時の太鼓は、6月10日の時の記念日に打ち鳴らされる。
小坂酒店 岐阜県美濃市相生町2267

安政元(1772)年から続く造り酒屋で、現在も住宅兼店舗として使われている。鬼瓦がないすっきりとした飾りのうだつが特徴で、国の重要文化財にも指定されている。
真桑人形浄瑠璃 岐阜県本巣市上真桑 物部神社

元禄年間に真桑用水を開発した福田源七郎を称えてはじめられた。浄瑠璃の語りと三味線に合わせて、一体の人形を3人で操るもので、国の重要無形民俗文化財に指定されている。
大正時代館 岐阜県恵那市明智町常盤町

大正天皇にまつわる御品から、時計、メガネといった生活用品を中心に、多数展示。当時の出来事がわかるニュースなどの解説もあり、文化や風俗を垣間見ることができる。
中山道御嶽宿 商家竹屋(竹屋資料館) 岐阜県可児郡御嵩町御嵩1406 江戸の建築様式を残す風格ある商家。御嶽宿で本陣職を勤めた野呂家から分家した商家竹屋で、金融業をはじめ、まゆ・木材・綿布などを扱う総合商社の先駆け。
町並みギャラリー 山田家住宅 岐阜県美濃市俵町2161-1

江戸時代に建てられた町医者の家を改修し、ギャラリーとして公開している。和紙ちぎり絵や和紙手芸などの作品を展示し、和紙作品作り(100円〜)も体験できる(要予約)。
逓信資料館 岐阜県恵那市明智町本町

明治8(1875)年に開局し、この地方の郵便業務の草分けだった郵便局が資料館になっている。アンティークな電話や、当時のままの2階の欄干が大正のノスタルジックな雰囲気。
東座 岐阜県加茂郡白川町黒川鱒淵

1889(明治22)年、地元の人たちによって建てられた芝居小屋。毎年4月末の日曜日には、地元の人々による郷土歌舞伎を上演。入場は無料だが、御祝儀を用意したい。
日本大正村役場 岐阜県恵那市明智町宮町

昭和32(1957)年まで町役場として使われていた、モダンな木造洋館。大正村誕生の経緯を示す数々の資料も展示。無料の休憩所では、地元の人たちがお茶の接待をしてくれる。
飛騨民族考古館 岐阜県高山市上三之町82

高山城主金森氏の御典医の住居跡。釣天井の仕掛けや忍窓、井戸の抜け穴跡などが戦国の武家屋敷のたたずまいをしのばせる。飛騨ゆかりの考古、歴史資料、古美術品などを多数展示
牧村家住宅 岐阜県揖斐郡大野町西方587-1

元禄年間に建てられた民家。西美濃地方の古い農家の様式を今に伝えている。柱と横架材の組み方が鳥居に似ているのが特徴。国の重要文化財に指定されている。
   
柔らかな風に誘われて  情報&ガイド
横山楡原衝上断層 岐阜県飛騨市神岡町横山

横山の千貫橋から高原川岸を見下ろすと、古い地層が新しい地層に衝き上げられ覆い被さるように重なっている断層が見える。上部の地層は飛騨変成岩類、下部は中生代の岩層。
関ヶ原鍾乳洞 岐阜県不破郡関ケ原町玉1328-3

気が遠くなるような時間をかけて、石灰岩と水とが作り上げた鍾乳洞。全長約500mの洞内は、大小無数の鍾乳石が垂れ下がり、石筍が林立する自然が作り出す不思議な世界だ。
初矢峠の石畳 岐阜県下呂市乗政

飛騨と美濃とを結ぶ主要街道の一部で、標高720mの初矢峠に残る幅2m、長さ80mの苔むした石畳が、当時の面影をしのばせている。
鍾乳洞・蛇穴 岐阜県郡上市和良町野尻

蛇穴は奥行き約25mの石灰岩の大洞で、中からは清水がこんこんとわき出ている。その昔、ここから巨大な大蛇が姿を現し、空へ昇っていったという伝説が残されている
 畳平  岐阜県高山市丹生川町 畳平

乗鞍スカイラインの岐阜側の発着点の標高約2700mの畳平は高山植物の宝庫で、ミヤマキンバイ、コマクサなどが見られる。また畳平を拠点にしたトレッキングも可能。
   
 大滝鍾乳洞  岐阜県郡上市八幡町安久田大棟2298

2億年以上昔にできた大規模な竪穴式の鍾乳洞で、多くの鍾乳石を見ることができる。700mを超える洞内観賞コースは、鍾乳石群や、落差30mほどの大滝などがあり神秘的だ。
   
 中山七里  岐阜県下呂市飛騨川沿い

全長約28kmのダイナミックな峡谷は、飛騨川沿いに飛騨金山から下呂温泉へと続く。透きとおるような清流と屏風岩や羅漢岩などの奇岩、怪石が織りなすコントラストが絶景。
   
 飛騨大鍾乳洞  岐阜県高山市丹生川町日面1147

2〜3億年の時が創造した大自然の芸術、鍾乳洞。800mに及ぶ洞内には石柱が並び神秘的。世界の装飾品や置き物など約1000点が展示された大橋コレクション館も併設されている。
   
  渓谷・滝
    特殊地形
     記念館・学習館・科学館
あじめ峡 岐阜県高山市国府町 村山地区宮川沿い

宮川に約4kmにわたって続く静かな渓谷。角が切り立ったたくさんの大きな奇岩とその間を縫うように流れる川が、見事に渓谷美を造り上げ、飛騨の東尋坊と呼ばれている。
横谷峡 岐阜県下呂市金山町金山

白滝、二見滝、紅葉滝、鶏鳴滝の4つの滝がある渓谷。滝の落差は9mから33m。険しい岩肌を流れ落ちる滝を眺めながら自然の中を歩く約2kmの遊歩道があり、所要は1時間程度。
巌立峡 岐阜県下呂市小坂町落合

高さ約72m、幅約120mの柱状節理の巌立峡は、今からおよそ5万4000年前に御嶽山の大噴火で溶岩が流出してできた大岩壁で、県指定の天然記念物となっている。展望台もある。
恵那峡 岐阜県恵那市大井町奥戸2709-104

日本観光地百選にも選ばれた景勝地。高速ジェット船での恵那峡めぐりが人気だ。軽快なエンジン音に乗って、獅子岩や鏡岩などの奇岩を抜けると大パノラマが広がる。
川浦渓谷 岐阜県関市板取川浦

高さ約30mの断崖にはさまれた渓流が、全長7kmも続く荘厳な渓谷。春にはさわやかな新緑、秋には見事な紅葉が訪れる人の心をなごませてくれる。
飛水峡 岐阜県加茂郡七宗町上麻生戸刈

約12kmにもわたる断崖の渓谷に、流水の渦によって固い岩盤に多数の穴が掘られた甌穴群がある。約20億年前のものとされる日本最古の石が発見された場所としても有名だ。
付知峡 岐阜県中津川市付知町下浦

春はツツジや山吹などに彩られ、秋は紅葉で朱に染まる付知川上流の渓谷。奇岩が重なりあって大渓谷をつくる不動渓谷がメインスポットで、その渓谷美には思わず圧倒される。
揖斐峡 岐阜県揖斐郡揖斐川町乙原区・三倉区

揖斐川のダムによってできた人造湖。春の訪れとともにコブシが咲き、春が深まると山桜、ツツジが山肌を飾る。四季折々の風情が楽しめる。
   
   
   
 阿弥陀ヶ滝  岐阜県郡上市白鳥町前谷

日本の滝100選に入る名滝。約60mから音を立てて落ちる滝つぼの水しぶきは、離れていても濡れるほど。7月から8月の土日を中心に日没から夜9時までライトアップされる
   
 宇津江四十八滝  岐阜県高山市国府町宇津江

県の天然記念物、全国自然百選、県名水五十選などに指定されている県立自然公園。全長800m余り、約1時間のハイキングコースになっているので、家族連れでも楽しめる。
   
 五宝滝  岐阜県加茂郡八百津町八百津

三段に流れる落差約80mの滝。近くに円明の滝と宮本武蔵が修行した二天の滝がある。秋には紅葉が楽しめる。
   
 根尾の滝  岐阜県下呂市小坂町落合国有林内

濁河川に位置する落差約63mの滝で「日本の滝百選」のひとつ。その雄大に流れ落ちる様は、書の大家であり画家でもある貫名海屋(ぬきなかいおく)の書画にも描かれている。
   
 女男滝  岐阜県高山市久々野町渚1065


閑静な谷間に仲良く並ぶこの滝は、上段の女滝、下段の男滝と愛称され、縁結びや子宝の神としても尊崇されている。
   
 乗政大滝  岐阜県下呂市乗政

周囲にそびえる1600m級の山々から集まった水が、落差約21mの滝となって落ちていく。周辺は散策路も整備され、また水温変化が少ないことからワサビ栽培に利用されている。
   
 仙人滝  岐阜県下呂市小坂町落合

御嶽行者のみそぎの場となっている滝で、落差30mをいっきに流れ落ちる。220か所ほどある小坂の滝のなかで、根尾の滝、観音滝などとともに古くから知られる名瀑のひとつ。
   
 大倉滝  岐阜県高山市清見町坂下

川上川の支流にかかる落差約30mの滝で、白龍にたとえられる町内最大の滝。大倉滝まで約1.4kmの遊歩道が整備されており、大小さまざまな岩や小滝が見られる。
   
 白水の滝  岐阜県大野郡白川村平瀬大白川

白山国立公園大白川園地にある落差72mの大滝。望む白山連峰の景観がすばらしく、とくに春の新緑や秋の紅葉時は訪れる人も多い。ハイキングがてら足をのばすのにぴったり。
   
 夫婦滝  岐阜県郡上市高鷲町ひるがの

大小2つの流れが寄り添うように落下する、長良川最上流部の滝。国道から滝までの道は森林浴には絶好の場所だ。また雪どけの季節になると豪快な滝に豹変する。
   
 平湯大滝  岐阜県高山市奥飛騨温泉郷平湯

中部山岳国立公園にある高さ約60m、幅7mの滝で、飛騨三大名瀑のひとつ。毎年2月15日から25日には平湯大滝結氷まつりが行われ、凍りついた滝がライトアップされる。
   
 矢納ヶ淵  岐阜県郡上市美並町粥川

樹齢100年を超える百年杉がそびえる粥川の森にある。清水を湛えた淵は国の天然記念物の粥川うなぎの生息地として知られる。藤原高光の妖鬼退治にまつわる伝説の淵でもある。
   
 養老の滝  岐阜県養老郡養老町高林1298-2

滝の水が酒にかわったという孝子伝説で知られる高さ約30m、幅約4mの滝で、日本の滝百選に選ばれている。公園内には養老天命反転地やパークゴルフ場、こどもの国もある。
   
   
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