柔らかな風に誘われて  情報&ガイド
     記念館・学習館・科学館
古寺渓谷・神通峡 山形県西村山郡大江町古寺

自然の美しさがそのまま残る渓谷。渓流釣りやバードウォッチングができるほか、遊歩道が整備されているのでハイキングにもぴったりの場所だ。春の新緑、秋の紅葉は必見。
高瀬峡 山形県飽海郡遊佐町野沢長坂

鳥海山を水源として流れる地抜川の、険しくも美しい渓谷。渓流に沿って遊歩道が整備されていて、途中で大小さまざまな滝に出会える。新緑の頃と紅葉の季節がとくに美しい。
最上峡 山形県最上郡戸沢村古口〜清川

最上川のうち古口から清川までの16kmを最上峡といい、水際まで迫った杉の美林をわけるようにして、白糸の滝をはじめ48の大小さまざまな滝が流れ落ちている。川下りで佳景を楽しみたい。
小松淵 山形県最上郡大蔵村南山

「小松淵の主」大蛇が棲んでいたといわれる渓谷。どくろのようにそびえたつ巨石の頂上には数本の老松が生え、その真ん中に大きな穴があいている。自然美と伝説を感じたい。
赤芝峡 山形県西置賜郡小国町小渡

新潟との県境に近い荒川は、切り立った断崖をブナ、ミズナラ、カエデの原生林が覆う美しい渓谷。紅葉の名所として知られ、見頃は10月下旬から11月上旬。新緑の頃もおすすめ。
朝日川渓谷の紅葉 山形県西村山郡朝日町立木地内

秋には朝日川の清流沿いと、朝日連峰の連なる山々が錦秋に染まり、美しく雄大な眺めが楽しめる。見ごろは10月中旬から11月上旬。
まぼろしの滝 山形県最上郡鮭川村大芦沢

大芦沢渓谷の奥部に、以前から“まぼろしの滝”があるとうわさされていたが、それが発見され、ひとつの観光名所になっている。滝は5連になって壮大なスケールだ。
 玉簾の滝  山形県酒田市升田

日向川の上流にある落差約63mを誇る滝。かつては修験道の道場だったところで、滝の落ちる断崖の中腹に岩窟があり、これを神座としていたため玉簾の名が付いたという。
   
 二の滝  山形県飽海郡遊佐町吉出懐ノ内

清流・月光川の上流部は、水のきれいさと滝のある見事な渓谷美で知られている。なかでも有名なのが二の滝。透明な水が、真っ白な糸となって流れ落ちる様は迫力がある。
   
 白糸の滝  山形県最上郡戸沢村古口草薙向

深々とした樹木に覆われた断崖に、まるで白い糸を垂らしたように流れる美しい滝。最上峡舟下りの終点にもなっている。四季折々に優雅な風景を楽しめる。
   
 白布大滝  山形県米沢市白布温泉

西吾妻スカイバレーから温泉街に入る手前、左手の沢を下りたところ。展望台から落差約50mの豪快な滝を眺められ、初夏には吾妻山の雪解け水で水量を増し、迫力満点。
   
   
   
    特殊地形
堺田分水嶺 山形県最上郡最上町堺田駅前

川の流れが日本海側と太平洋側とに分かれるところが見られる。俳聖松尾芭蕉が立ち寄ったといわれる「封人の家」より、南へ200m地点の堺田駅前分水嶺公園にある。
日向洞窟 山形県東置賜郡高畠町屋代

縄文草創期の土器が発見された住居跡。この地に1万年も昔から人々が生活していた証となっている。高畠町には他にも縄文時代の遺跡があり、まほろばの里と呼ばれている。
  博物館
羽黒山五重塔 山形県鶴岡市羽黒町手向7

高さ約29m、3間5層柿葺素木造の塔は東北最古といわれる。文中元(1372)年、庄内の領主で羽黒山の別当だった武藤政氏により再建された。昭和41年、国宝に指定。
加藤嘉八郎酒造 山形県鶴岡市大山3-1-38

酒蔵や漬物の老舗が点在する大山地区はかつて全国にその名を知られた銘酒の里。見学は基本的に「新酒酒蔵まつり」期間中のみ。明治5年創業という歴史をもつ酒蔵だ。
丸十大屋 山形県山形市十日町3-10-1

明治27年の大火にも焼け残った、貴重な土塀の建物。天保年間から明治にかけて、丸十の印を持って京・大阪を販路にした紅花商が前身。現在は味噌、醤油を醸造している。
旧阿部家 山形県酒田市山元千刈田27

江戸中期に建造された肝煎(村役)の家。内部は片中門造りで、柱は雑木をチョウナ仕上げしており、その建築様式からも文化文政期以前の建物であることがわかる。
旧遠藤家住宅 山形県鶴岡市田麦俣七ツ滝139

豪雪対策として工夫された田麦俣地方の建築様式「多層民家」の現存する家屋を見学できる。いずれも築200年以上の歴史を持ち、兜造り、茅葺き3階建ての重厚な造りだ。
旧青山本邸 山形県飽海郡遊佐町比子青塚155

江戸から明治にかけて、ニシン漁で巨万の富を築いた青山留吉の邸宅。明治23年の建築だが、いまなお豪華絢爛。建築の確かさと見事な調度類に驚かされる。国指定重要文化財。
旧鐙屋 山形県酒田市中町1-14-20

酒田を代表する廻船問屋で、諸藩の年貢米を扱う蔵宿をつとめ、井原西鶴の「日本永代蔵」にも描かれている。蔵の見学後に抹茶をいただくこともできる。国の指定史跡。
旧尾形家住宅 山形県上山市下生居170

17世紀の創建といわれ、国の重要文化財に指定されている中門造りの大型民家。代々庄屋を務めた尾形家の住居で、囲炉裏のある板の間は30畳以上もの広さだ。
旧肘折郵便局 山形県最上郡大蔵村南山512 昭和初期に建てられ、平成7(1995)年まで実際に使われていた歴史的観光スポット。現在は、様々なジャンルのアーティストや学生たちの作品を展示するギャラリーとして利用されている。
旧風間家住宅 丙申堂 山形県鶴岡市馬場町1-17

鶴岡城下随一の豪商、風間家の旧住宅。丙申堂は当主の住居および店舗として建てられた。広大な板の間や重厚な蔵など、商家の特徴をよく残している。杉皮葺の石置屋根が残っているのも珍しい。
旧米沢高等工業学校本館 山形県米沢市城南4-3-16

山形大学工学部の前身、米沢高等工業学校本館として竣工された建物。大学の敷地内にあり、ルネッサンス形式の木造建築が優美だ。館内見学には事前の申し込みが必要。
旧矢作家住宅 山形県新庄市泉田往環東460

18世紀半ばの建造と伝えられる、最上地方の典型的な中農住宅。住居と馬屋が一緒になっているのが特徴。現在の建物は、昭和52年に解体復元されたもの。現存するものでは珍しい茅葺き屋根。
旧有路家住宅(封人の家) 山形県最上郡最上町堺田59-3

封人とはかつての国境を守る役人。新庄領堺田村の庄屋・旧有路家の住宅で、芭蕉がこの家で詠んだ句が「奥の細道」にある。建物は推定で築後350年。国の重要文化財。
稽照殿 山形県米沢市丸の内1-4-13

大正12年に建立された上杉神社の宝物殿。上杉謙信公をはじめ2代目景勝公、10代目鷹山公、重臣直江兼続などの遺品や、上杉家ゆかりの貴重なものが多い。国指定重要文化財を含む文化財を収蔵。
   
 国指定史跡 庄内藩校 致道館  山形県鶴岡市馬場町11-45

庄内藩九代藩主・酒井忠徳が、1805(文化2)年に創設した藩校。東北地方に現存する唯一の藩校建造物。孔子を祀る聖廟、講堂、御入間、表御門などの敷地一帯は国指定史跡。
   
 国指定史跡 松ケ岡開墾記念館  山形県鶴岡市羽黒町松ケ岡28

松ヶ岡開墾場は明治5年に旧庄内藩士3000名が刀を鍬にかえ開墾したところ。明治8年から10年に建てられた木造の大蚕室10棟のうち5棟が現存し、その1棟では記念館として開墾と養蚕の史料を通して創業の精神と歴史を今に伝えている。
   
 山王くらぶ  山形県酒田市日吉町2-2-25 老舗料亭だった建物を市が観光施設としてリニューアル。組子細工銘木がふんだんに使われた床の間は必見。港都酒田の繁栄ぶりがうかがえる。日本三大つるし飾りのひとつ「酒田の傘福」の常設展示も楽しめる。
   
 山形県郷土館「文翔館」  山形県山形市旅篭町3-4-51 かつて県庁舎と議事堂として使用されていたイギリス・ルネサンス様式の建物。大正5年の建築で、国の重要文化財に指定され、建築当時の豪華な内装が復原されている。
   
 上杉記念館  山形県米沢市丸の内1-3-60 米沢三名園のひとつ。東京の浜離宮をモデルとして建てられた、上杉家14代上杉茂憲侯の旧伯爵邸。庭園や館内・資料展示室を見学できる他、食事処として郷土料理もある。
   
 浄福寺唐門  山形県酒田市中央西町4-29 本間家三代目当主・光丘が、京都の東本願寺大谷宗祖廟を模して造らせた入母屋唐破風造り、瓦葺きの門。建築的には四脚向唐門といい、桃山時代後期から流行した様式だ
   
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