Patrimoine de l'humanite
ヴォルタ、アクラ、中部、西部各州の砦と城塞 ヴォルタ、アクラ、中部、西部各州の砦と城塞は、湾のガーナの海岸域に展開する。ポルトガル人が、15世紀半ばに、ガーナに進出したのを皮切りに、1482年から1786年にかけて、オランダ、スウェーデ ン、イギリスなどの貿易商人が相次いで進出した。彼等は、金、象牙、香辛料、ゴム、それに、奴隷の交易所として、ケタとベインとの間の海岸に、大砲などを装備したケープコースト砦やエルミナ砦など数多くの要塞を建設した。今は、多くが荒廃しているが、行政府、博物館、学校などとしても使用されている。
ロペ・オカンダの生態系と残存する文化的景観 ロペ・オカンダの生態系と残存する文化的景観は、ガボン中央部のオゴウェ・イヴィンド州とオゴウェ・ロロ州にある、登録面積がコア・ゾーン491291ha 、バッファー・ゾーン150000haの複合遺産である。ロペ・オカンダの生態系と残存する文化的景観は、熱帯雨林、それに1万5千年前の氷河期に形成され残存したサバンナの森林生態系と、ニシローランドゴリラ、マンドリル、チュウオウチンパンジー、クロコロブスなど絶滅の危機にさらされている哺乳類の生息地を含む豊かな生物多様性を誇る。また、長期にわたってバンツー族やピグミー族などの民族がここを居住地としたため、新石器時代と鉄器時代の遺構や、1800点もの岩石画が、オゴウェ川渓谷のデューダ、コンゴ・ブンバー、リンディリ、エポナなどの丘陵、洞窟、岩壁に残されている。これらは、オゴウェ川渓谷沿いの西アフリカからコンゴの密林の北部やアフリカの中央部や南部へ移住しサハラ以南の発展を形成した民族移動の主要ルートであったことを反映するものである。ロペ・オカンダの生態系と残存する文化的景観は、ガボン初の世界遺産である
クンタ・キンテ島と関連遺跡群 クンタ・キンテ島と関連遺跡群は、首都バンジュールの東南約35km、ガンビア川の上流約30km、ジュフレーの近くの小さな島、クンタ・キンテ島(旧ジェームズ島)にある。旧ジェームズ島の名前は、英国人のジェームズ第3世の名前に由来していたが、ガンビア政府は、アメリカの作家アレックス・ヘイリーが1976年に著した小説「ルーツ」の主人公のガンビア人の名前に因んで、2011年2月6日にクンタ・キンテ島に変更した。クンタ・キンテ島にある要塞は、1651年に、英国に捕獲されたドイツ人によって建設されたが、ガンビア川の入口のバラポイントとバサースト(現在のバンジュール)に新しい要塞が建設されたことにより、その戦略的な地位を失った。この要塞は、奴隷貿易が廃止されるまで、人類の「負の遺産」である奴隷の積み出し地であった。2003年に「ジェームズ島と関連遺跡」として世界遺産登録されたが、2011年の第35回世界遺産委員会パリ会議で、現在の登録遺産名に変更した。
セネガンビアの環状列石群 セネガンビアの環状列石群は、ガンビアのセントラル・リバー区とセネガルのカオラック地域に分布し、ガンビア川の350kmに沿った幅100kmの地帯に集積する1000以上の遺跡を代表する4つの大きな環状列石群からなる。紀元前3世紀から紀元後16世紀の間のものと思われる93以上の環状列石からなるシネ・ンガエネ、ワナール、ワッス、ケルバチの4つの群とおびただしい数の塚、古墳が発掘された。紅土の支柱からなる環状列石と一連の古墳は、1500年以上にもわたって生み出された広大な聖なる景観を呈する。それは、繁栄し高度に組織化された継続した社会を反映している。石群は、鉄の道具で、採石され、巧みにほとんど同一の円柱状、或は、約2mの高さで多角形の17トンの支柱で形成されている。各サークルには、8〜14の支柱があり、直径は4〜6m、全ては、古墳の近くに立地している。セネガンビアの環状列石群は、大きさ、密度、複雑性など世界的にも比類のない地域の広大な巨石地帯を代表するものである。