国立公園
   
 尾瀬国立公園  尾瀬国立公園(おぜ・こくりつこうえん)は福島県、栃木県、群馬県、新潟県の4県にまたがる国立公園である。2007年8月30日に日光国立公園から尾瀬地域25,203ha(現・尾瀬国立公園の67.75%にあたる)を分割し、会津駒ヶ岳、田代山、帝釈山など周辺地域を編入する形で指定された。釧路湿原国立公園以来20年ぶりに新設された29番目の国立公園である。総面積は37,200haである。

火山
燧ヶ岳

沿革
1934年(昭和9年)12月4日 日光国立公園の一部として尾瀬地域が指定される。
2007年(平成19年)7月 中央環境審議会より尾瀬国立公園指定の答申が出される。
2007年(平成19年)8月30日 正式に国立公園として新設。
県別面積内訳
群馬県 - 17,657ha(47.47%)
福島県 - 17,240ha(46.34%)
新潟県 - 1,156ha(3.11%)
栃木県 - 1,147ha(3.08%)
関係市町村
2市1町2村

群馬県利根郡片品村
福島県南会津郡南会津町、檜枝岐村
新潟県魚沼市
栃木県日光市
景勝地
会津駒ヶ岳
田代山湿原
帝釈山
尾瀬ヶ原
尾瀬沼
菅沼
丸沼
三条の滝
日本百名山
至仏山
燧ヶ岳
大江湿原
アヤメ平
その他
本園内にある、群馬県と福島県の県境は自家用車をはじめとする車両の通行が一切できない
   
 大雪山国立公園  
大雪山国立公園(だいせつざんこくりつこうえん)は北海道中央部にある日本最大の国立公園。1934年12月4日、阿寒国立公園、日光国立公園、中部山岳国立公園、阿蘇国立公園(現・阿蘇くじゅう国立公園)とともに指定された。 2004年には知床とならび世界自然遺産の候補にもなっている。

動物
この節は執筆中です。加筆、訂正して下さる協力者を求めています。
公園内の山域には、エゾシカ、エゾシマリス、エゾナキウサギ、エゾリス、キタキツネ、ヒグマなどの動物が生息している。ウスバキチョウなどの高山蝶が生息している。

植物
公園内の山上の森林限界の登山道では、多くの高山植物が見られる[5]。本国立公園特別地域内指定植物の主な種を以下に示す[6]。大雪山(イワウメなど)、沼の平(サンカヨウなど)、十勝岳(イワブクロなど)、富良野岳(ハクサンイチゲなど)が、花の百名山に選定されている[7]。また黒岳(チョウノスケソウなど)、小泉岳(ジンヨウキスミレなど)、白雲山(ナガバキタアザミなど)が、新・花の百名山に選定されている[8]。

イワウメ科 - イワウメ、コイワカガミ
オトギリソウ科 - イワオトギリ
キキョウ科 - イワギキョウ、チシマギキョウ
キク科 - ミヤマアキノキリンソウ、ミヤマアズマギク
キンポウゲ科 - エゾトリカブト、エゾリュウキンカ、シナノキンバイ、ヒメイチゲ、ミツバオウレン、ミヤマオダマキ
ゴマノハグサ科 - ホソバウルップソウミヤマシオガマ、ヨツバシオガマ
サクラソウ科 - エゾコザクラ、ツマトリソウ
スミレ科 - エゾキスミレ、キバナノコマノツメ
ツツジ科 - イワヒゲ、エゾノツガザクラ、キバナシャクナゲ、コケモモ、クロマメノキ
バラ科 - チョウノスケソウ、チングルマ、ミネザクラ、ミヤマダイコンソウ
フウロソウ科 - エゾフウロ、チシマフウロ
ベンケイソウ科 - イワベンケイ
マツ科 - ハイマツ
ミズキ科 - エゾゴゼンタチバナ、ゴゼンタチバナ
モウセンゴケ科 - モウセンゴケ
ユキノシタ科 - ウメバチソウ、ダイモンジソウ
ユリ科 - エンレイソウ、クルマユリ、クロユリ、コバイケイソウ
ラン科 - ハクサンチドリ

イワウメ
大雪山

エゾリュウキンカ
大雪山

エゾノツガザクラ
大雪山

エゾコザクラ
緑岳
地理
面積
総面積は226,763.56 ha[2](東京都の面積よりも大きい)におよぶ、日本一の面積を誇る国立公園である。国有地の比率が98%あまりと非常に多く、北海道有地などを含めると99%あまりが公有地であることが特筆される。

主な山
指定区域の北大雪、表大雪、東大雪、十勝連峰の各山域の主な山を下表に示す[1]。最高峰は北海道の最高峰でもある標高2,291 mの旭岳である。

山容 山名 よみ 標高(m) 山系 備考
ニセイカウシュッペ山 1,883 北大雪 日本三百名山
旭岳 あさひだけ 2,291 表大雪 日本百名山
黒岳 くろだけ 1,984 表大雪
忠別岳 ちゅうべつだけ 1,963 表大雪
トムラウシ山 2,141 表大雪 日本百名山
オプタテシケ山 2,012 十勝連峰 日本三百名山
十勝岳 とかちだけ 2,077 十勝連峰 日本百名山
富良野岳 ふらのだけ 1,912 十勝連峰 日本三百名山
石狩岳 いしかりだけ 1,967 東大雪 日本二百名山
ニペソツ山 2,013 東大雪 日本二百名山

火山
大雪山、忠別岳、トムラウシ山、十勝岳、東大雪・丸山、ニペソツ山、然別山、十勝三股カルデラ

河川
公園内には以下の河川が流れ、その上流域である[1]。

石狩川
湧別川
十勝川
空知川
ダム湖
公園内には発電用の大規模なダム湖がある[1]。

大雪湖
東大雪湖
糠平湖
湖沼


然別湖と白雲山
公園内の山上には多数の湖沼や火口湖がある[1]。

一ノ沼、二ノ沼、三ノ沼、四ノ沼、五ノ沼、六ノ沼、大沼、小沼、半月ノ沼 - 沼ノ平
高原沼、空沼、淵無し沼、緑の沼
忠別沼
ヒサゴ沼
北沼 - トムラウシ山
大沼 - 沼の原
硫黄沼 - 美瑛川
然別湖
東雲湖
湿地
湿地が多数あり、3項目が日本の重要湿地500に選定されている。

大雪山系トムラウシ山周辺湿原群(高根ヶ原、忠別沼、五色ヶ原、沼ノ原、ヒサゴ沼、銀杏が原湿原、トムラウシ南麓湿原など)
大雪山系旭岳周辺湿原群(天人ヶ原湿原、沼ノ平湿原、雲井ヶ原など)
原始ヶ原湿原


滝見台からの羽衣の滝
主な滝
羽衣の滝 - 落差250 m、日本の滝百選、忠別川
流星ノ滝、銀河ノ滝 - 層雲峡
   
 久種湖  久種湖(くしゅこ)は、北海道北部、宗谷総合振興局管内礼文郡礼文町にある淡水湖である。
ミズバショウ群生地として名高く、明治の中頃船泊尋常小学校の生徒が放養したコイの他、フナ、アメマス、ワカサギなどが生息し、冬にはハクチョウやマガモなどがやって来る。人工湖岸は全く無い(0%)。湖沼型区分は富栄養湖である。

観光
湖に隣接してキャンプ場や展望台がある。
悲愛伝説がある。
かつて湖岸に道場牧場があったが今では閉鎖している。この牧場は熱中時代(教師編)の舞台となった。
湖西岸にはチャシ跡が見られる。
   
 日光国立公園  日光国立公園(にっこうこくりつこうえん)は、日光市を中心とする栃木県に、隣接する群馬県、福島県の3県にまたがる国立公園である。日光地域、鬼怒川・栗山地域、那須甲子・塩原地域の三地域に分けられる。

1934年12月4日に大雪山国立公園、阿寒国立公園、中部山岳国立公園、阿蘇くじゅう国立公園とともに指定された。 当初は日光、尾瀬、奥鬼怒の三地域が指定されていたが、1950年に那須甲子・塩原、藤原、栗山、足尾の四地域が追加された。2007年に尾瀬地域が尾瀬国立公園に分離されたため、現在は日光地域、鬼怒川・栗山地域、那須甲子・塩原地域の三地域から成る。

日光・鬼怒川・塩原・那須など栃木県の主な景勝地に加え、那須に隣接する福島県の甲子地域(旭岳、甲子高原)も指定区域に含まれている。
面積
総面積は114,753ha
自然
那須火山帯に属する山岳地帯で、日光地域には男体山、女峰山、赤薙山といった成層火山が在るほか、溶岩ドームである大真名子山、小真名子山、太郎山や日光白根山や根名草山、鬼怒沼山、錫ヶ岳、皇海山などが、那須甲子地域には現在も噴煙をあげている茶臼岳を中心とする那須連山などがある。またこの山岳地域には中禅寺湖(1,162ha)、湯ノ湖、西ノ湖などの湖沼、華厳滝や竜頭滝、湯滝、霧降ノ滝などの瀑布といった名勝が数多く存在する。

温泉
鬼怒川、塩原、那須、日光湯元、湯西川、川治、奥鬼怒、女夫渕など多くの温泉が湧出し、公園利用の拠点となっている。

動植物
シラネアオイやオゼソウ、シブツアサツキ、コウシンソウなどの貴重な高山植物やツキノワグマ、ニホンジカ、ニホンカモシカ、ニホンザルといった野生動物も多い。日光市ではサルの餌付け禁止条例も出している。

火山
日光連山
男体山
女峰山
大真名子山
小真名子山
赤薙山
帝釈山
太郎山
山王帽子山
三岳
於呂倶羅山
温泉ヶ岳
金精山
根名草山
外山
白根隠山
五色山
前白根
奥白根
錫ヶ岳
皇海山
庚申山
袈裟丸山
那須岳
茶臼岳
朝日岳
三本槍岳
高原山
鶏頂山
釈迦ヶ岳
西平岳
関係市町村
栃木県
日光市、矢板市、那須塩原市、塩谷町、那須郡那須町
群馬県
利根郡片品村
福島県
南会津郡下郷町、西白河郡西郷村
   
 鵜ノ巣断崖  鵜ノ巣断崖(うのすだんがい)は岩手県下閉伊郡田野畑村にある海岸景勝地。太平洋に沿って標高200mにも及ぶ大規模な断崖絶壁となっており、太平洋に突き出したような地形が特色。名の由来は中腹にウミウ及びカワウの営巣地があることに因み、鵜ノ巣断崖と名付けられたとされる。三陸海岸北部を代表する景勝地の一つで、陸中海岸国立公園に属する。
   
 阿寒国立公園  阿寒国立公園(あかんこくりつこうえん)は北海道東部にある国立公園である。1934年12月4日に大雪山国立公園、日光国立公園、中部山岳国立公園、阿蘇国立公園(現・阿蘇くじゅう国立公園)とともに指定された、北海道で最も歴史のある国立公園である。面積904.81km2。地理的な特徴として火山と森と湖が豊富に存在する。

公園内に含まれるおもな火山は雄阿寒岳、雌阿寒岳、阿寒富士、藻琴山、摩周岳(カムイヌプリ)がある。雌阿寒岳は活火山であり、近年でも噴火を繰り返している。火山が豊富であるため指定域内に温泉が多い。阿寒湖温泉、川湯温泉、摩周温泉などは、それぞれ温泉街を形成し観光客を集めているほか、和琴温泉、雌阿寒温泉など、各地に温泉が湧出している。

公園内の大部分が針広混交林の天然林で覆われ、ヒグマ、エゾシカといった哺乳類、クマゲラ・シマフクロウなどの稀少鳥類も棲息する。近年ではエゾシカが増殖し、樹木への食害が広がり、鉄道、道路における衝突事故が頻発している。阿寒湖周辺の森林の多くを、前田一歩園財団が所有し、管理・保護を行っている。

火山
阿寒湖、雌阿寒岳、雄阿寒岳、屈斜路湖、アトサヌプリ、摩周湖、カムイヌプリ
   
 吉野熊野国立公園  吉野熊野国立公園(よしのくまのこくりつこうえん)は、奈良県・三重県・和歌山県の紀伊半島3県に跨がる国立公園である。総面積59,793haで、その過半は奈良県に属する。1936年2月1日に指定された。

紀伊半島の中央部から南岸までの山岳・河川・海岸の自然に恵まれた、広大な地域を占める公園。

大きく3つの部分に分かれており、吉野・大峯山を中心とする山岳部、熊野川とその支流北山川流域からなる河谷部、熊野灘に面し、那智山一帯を含む海岸部からなる。以下では、個別に解説をくわえる。

データ
公園区域 - 59,798ha(奈良県31,313ha、三重県16,982ha、和歌山県11,503ha)
特別保護地区 - 4,308ha(奈良県3,308ha、三重県885ha、和歌山県115ha)
特別地域 - 15,787ha(奈良県6,588ha、三重県4,744ha、和歌山県4,455ha)
普通地域 - 39,703ha(奈良県21,417ha、三重県11,353ha、和歌山県6,933ha)
自然


春の吉野山と金峯山寺(右上)
山岳部
山岳部は、大きく分けると大峰山脈(大峯山脈)と大台ヶ原一帯(台高山脈)に分けられる。地質的には、主に古生代、中生代の変成岩などから成る山岳地帯である。

山岳部の北端は、仏教史跡と寺院、桜の名所として知られる吉野山である。ここから、標高1914.6mの八剣山(仏経ヶ岳)を最高峰として山上ヶ岳、大普賢岳、弥山、釈迦ヶ岳、涅槃岳などが南に連なるが、これらの山々は古来大峯奥駈道と呼ばれる修験道の行場であり、関連する社寺や文化財・史跡が多い。なかでも、熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)は、世界文化遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に登録(2004年7月1日)されたことで、一層広く知られるようになった。

大台ヶ原は、標高1500m前後に広がる、日本では希な非火山性の隆起準平原で、広大なブナやトウヒなどの原生的な樹林が残るほか、シカやカモシカなどの大型哺乳類を初め、多くの鳥類、両生類、昆虫類などが棲息する。シャクナゲの自生地が有名だが、シカによる食害が深刻である。

大峰山脈(大峯山脈)
吉野山
大峰山
山上ヶ岳(女人禁制)
稲村ヶ岳(女人大峯)
弥山
八剣山(八経ヶ岳、あるいは仏経ヶ岳)
大台ヶ原山
大杉谷


瀞峡
河谷部
紀伊半島は日本でも有数の多雨地帯であるが、河谷部を構成する熊野川とその支流の北山川も、その源流は大峰山脈・大台ヶ原である。特に北山川は、その中・下流域において激しく浸食と蛇行を繰り返し、深いV字谷を刻む。九里峡から奥の渓谷は瀞峡(どろきょう)の名で名高い。下流から下瀞・上瀞・奥瀞に分かれるが、瀞八丁として知られる瀞峡は、景勝地としてよく知られている。熊野川本流との合流後も、新宮市内の千穂ヶ峯付近まで、侵食崖や岩壁にかかる滝などの景観が続き、訪れる者の目を楽しませる。

熊野川
北山川
瀞峡


七里御浜北端にある獅子岩(左)と鬼ヶ城(中央奥)


海金剛


青岸渡寺(左)と那智滝(中央)
海岸部
海岸部には、海食や地質活動の結果生じた、変化に富んだ奇観が多数見られる。海岸部の景観は大きく分けると以下の3つの部分に大別できる。尾鷲から鬼ヶ城にかけての主として三重県部分はリアス式海岸をなし、鬼ヶ城から新宮までの七里御浜は直線的で防潮防風の海岸林を備えた礫浜となっている。

新宮から勝浦湾を経て本州最南端の潮岬までは特に屈曲の多いリアス式海岸の景観を見せるとともに、太平洋岸には海蝕地形(海蝕洞・海蝕崖)がよく発達しているのを見ることが出来る。

この地域は熊野灘・枯木灘を流れる黒潮の影響を受けて温暖である。暖帯常緑広葉樹林(照葉樹林)が分布しており、その林床にはリュウビンタイやユノミネシダなど、本来は亜熱帯を本拠とする植物も生育するほどである。

また、串本近辺の海域は海中景観に優れ、日本で初めての海中公園に指定された。イシサンゴ類や熱帯魚類が見られるほか、とりわけ潮岬の周辺や二木島付近ではサンゴが広範に生息している。

那智勝浦の内陸部にある那智山一帯は、那智原始林の深い自然林を擁し、日本最長の那智滝がある。また、那智滝を神体とする自然信仰を基盤とした聖地でもあり、古来の様相を今に伝えている。

七里御浜
鬼ヶ城
荒船海岸
潮岬、紀伊大島
橋杭岩
海金剛
紀の松島
串本海中公園
那智山 (山)
那智滝
那智原始林
観光名所
寺社
金峯山寺
熊野三山
青岸渡寺
   
 大山隠岐国立公園  大山隠岐国立公園(だいせんおきこくりつこうえん)は、鳥取県・岡山県・島根県に分布する国立公園で、元々は1936年2月1日に十和田国立公園(現・十和田八幡平国立公園)、吉野熊野国立公園、富士箱根国立公園(現・富士箱根伊豆国立公園)とともに大山を中心とする限られた地域が指定されたのが始まり。

面積(陸域のみ)は35,053haで、国有地、公有地が半分を占める。大山や蒜山、三瓶山などの山岳景観と島根半島、隠岐島などの海岸景観との調和が取れた公園で、山陰中央部を代表する景勝地が集結している。

大きく分けると

大山蒜山地域
隠岐地域
島根半島地域
三瓶山地域
の4箇所に分かれ、それぞれ個性が異なる。



歴史
1936年2月1日 - 大山国立公園が指定された。
1963年4月10日 - 蒜山、島根半島、三瓶山、そして隠岐地域が編入されていて大山隠岐国立公園へ名称変更された。
2002年3月26日 - 大山・蒜山地区において毛無山や宝仏山の編入が行われている。
自然
この節は執筆中です。加筆、訂正して下さる協力者を求めています。
火山
大山、三瓶山

主な景勝地
大山蒜山地域


大山最高峰
大山(鳥取県)
中国地方最高峰(標高1,729m)で、伯耆富士や出雲富士との異名を取る火山である。西側からは優美な山容を誇り、山麓に桝水高原などが広がる一方で、南側は険しい山容を見せ、対照的。古代から山岳信仰や修験道の聖地としても名高く、大山寺や大神山神社などが建立された。
蒜山(岡山県)
上蒜山、中蒜山、下蒜山の総称。大山とは対照的に穏やかな山容を見せ、ブナの原生林が広がり、南麓には大規模な蒜山高原が発達している。一方、北麓は険しい断崖がそそり立つ。
毛無山 (岡山県・鳥取県)(広大なブナ林が美しい1.000m級の山)
宝仏山(鳥取県)
隠岐地域


国賀海岸 摩天崖
島前
国賀海岸
島前の西ノ島にある。国内有数の断崖である摩天崖及び通天橋、鬼ヶ城などの景勝地。地上には牧草地が見られ、優雅に牛馬が草を食む。国の名勝。
島後
白島海岸
島後島の北部にある白砂青松の景勝地。国賀海岸とは対称的に優美な景観を呈し、展望台からの眺めは素晴らしい。名の由来は板状アルカリ流紋岩が白色なのにちなむ。国の名勝。
布施海岸(浄土ヶ浦)
島後島の東部にある景勝地。小規模ながら無数の小島、断崖、洞門が点在し、老松が生育。繊細かつ、幾何学的な自然美が特徴で、国立公園切手の題材にもなったことで有名になった。国の名勝。
島根半島地域


日御碕
地蔵崎
加賀の潜戸
日御碕
三瓶山地域
三瓶山は中国地方唯一の(火山噴火予知連絡会・気象庁による定義上)活火山であり、約3,000年前に噴火の記録が残る。男三瓶、女三瓶、孫三瓶、子三瓶からなる。古来より信仰の山として知られ、『出雲国風土記』にも佐比売山として名が登場する。穏やかな山容を見せ、また自然のブナ林がみられる。
   
 陸中海岸国立公園  陸中海岸国立公園(りくちゅうかいがんこくりつこうえん)は岩手県北部から宮城県北部に至る海岸線一帯を占める国立公園。東日本の国立公園では唯一ともいえる本格的な海岸公園である。1955年5月2日指定。管理上では北部の宮古地区と南部の大船渡地区に分割される。面積は12,212haである。

陸中海岸国立公園は北部と南部で性格が異なる。北部は典型的な隆起海岸を成し、高さ50?200mにも及ぶ大規模な海食断崖が連続し、その間に砂浜海岸が見られる。一方、宮古市以南は典型的なリアス式海岸であり、陸地の沈降によって形成されている。

また、中小規模の半島が多く、比較的著名なものに重茂半島、船越半島、広田半島などがある。

自然
植生
大半はアカマツを中心とした自然林となっており、半島部では手付かずの自然が残る秘境も多い。だが、千島海流の影響によって、温暖な地方で生育する植物も多数見られるのが特徴である。北山崎ではシロハナシャクナゲ、ハマナスなど、船越半島のタブノキ、広田半島のトベラなどが顕著である。

動物
北上高地と連続している地域が多く、大型動物であるニホンカモシカが見られるほか、ウミネコ、オオミズナギドリなどの海鳥類が多く棲息する。

主な景勝地
著名な景勝地を北から海岸線順に列挙する。

小袖海岸(久慈市)
十府ヶ浦(野田村)
玉川海岸(野田村)
北山崎(田野畑村)
鵜ノ巣断崖(田野畑村)
田老海岸(宮古市)
三王岩(宮古市)
浄土ヶ浜(宮古市)
?ヶ崎(宮古市)
船越半島(山田町)
赤平金剛(山田町)
浪板海岸(大槌町)
御箱崎(釜石市)
三貫島(釜石市)
碁石海岸(大船渡市)
珊瑚島(大船渡市)
高田松原(陸前高田市)
以下宮城県

大理石海岸(気仙沼市)
巨釜半造(気仙沼市)
御崎 (宮城県)(気仙沼市)
龍舞崎 大島 (宮城県気仙沼市)
岩井崎(気仙沼市)
名称について
同公園の名称は、「三陸」という呼称が全国的に定着しているため三陸海岸国立公園と誤用されることが多い。そのため、より知名度が高く国民に認知されている三陸海岸への名称変更への運動が行われている。1999年には陸中海岸国立公園協会が名称変更を決定し、国への要請を行っている。しかし、一部の地元に反対運動があり難航が続いている。

もっとも、指定当初は岩手県普代村から釜石市に至る陸中地区のみの指定であったため、指定当初は適切な国立公園名であったといえる。しかし、後に北は久慈市、南は宮城県気仙沼市にまで指定区域が拡張されたため、陸中という名称が不適切になっているのは事実である。

2011年5月に環境省は東日本大震災の復興の支援と震災の様子を後世に伝えることを目的に、陸中海岸国立公園と南三陸金華山国定公園に1つの青森県立自然公園、3つの宮城県立自然公園を加えて「(仮称)三陸復興国立公園」に再編する構想を明らかにしている[1]。この構想が実現すると名称問題に終止符が打たれることになる。

   
 足摺宇和海国立公園  足摺宇和海国立公園(あしずりうわかいこくりつこうえん)は、四国南西部、高知県足摺岬〜愛媛県宇和海沿岸に至る国立公園である。面積は、11,345ha。

指定区域の殆どを海岸が占めるが、滑床渓谷や篠山、法華津峠といった内陸部にも指定地が点在している。

また、海中公園が多く、竜串、樫西、勤崎、尻貝、宇和海、沖ノ島の6ヶ所が指定されている。


歴史
1955年4月1日 足摺国定公園として国定公園に指定。
1972年11月10日 宇和海地域を追加したうえで国立公園に変更され、現在の足摺宇和海国立公園に名称が変更された。
自然
景勝地
ウィキメディア・コモンズには、足摺宇和海国立公園に関連するメディアがあります。

足摺岬
竜串
見残し
宇和海
滑床渓谷
篠山
法華津峠
大堂海岸
柏島
   
 西海国立公園  西海国立公園(さいかいこくりつこうえん)は、長崎県西北部に位置する国立公園である。1955年(昭和30年)3月16日に日本で18番目に指定を受けた。キャッチフレーズは「島々の王国」。面積は24,646ha。

指定されている区域は大きく下記の3つに分けられる。

九十九島地域
平戸・生月地域
五島列島地域
指定までの流れ
1949年(昭和24年)当時佐世保市長だった中田正輔により、国立公園指定へ向けた動きが始まった。

戦前までは特に九十九島地域において軍港に近いために写真撮影が禁止されるなどの種々の制限があったことから、観光地としてはあまり知られていない地域であったために実現を疑問視する声は大きかったが、中田市長の熱意の下、県や周囲の町村を動かし、一市五十三町村からなる「西海国立公園指定期成会」を1950年(昭和25年)に設立した。1951年(昭和26年)には西海国立公園の実現を公約に掲げた西岡竹次郎知事が誕生。市は東京大学、京都大学、長崎大学にそれぞれ周辺の地理や歴史、風俗などの調査を依頼し、また厚生省に幾度も陳情し同省の官僚や国立公園審議会の委員を招き、県は国立公園指定の請願書を衆議院及び参議院へ提出した。また、当時毎日新聞社が行った日本観光地百選に九十九島は海岸の部で3位に入賞するという動きもあった。

そうした努力と真価が認められ、1954年(昭和29年)8月の国立公園審議会では満場一致で国立公園に決定、翌1955年3月に政府が公式発表を行い、ここに西海国立公園が誕生した。

火山
小値賀島、宇久島

主な観光スポット
九十九島地域
九十九島
西海パールシーリゾート
烏帽子岳
弓張岳
平戸・生月地域


塩俵断崖
川内峠
黒子島(平戸瀬戸、アコウ等の原生林)
阿値賀島(国の天然記念物)
塩俵断崖(生月島西岸、柱状節理)
五島列島地域
ポットホール(小値賀町斑島)
福江海中公園
大瀬埼灯台
関連する曲
西海讃歌(作詞藤浦洸、作曲團伊玖磨)
九十九詩人(作詞阿久悠、作曲羽田健太郎)
関係市町村
佐世保市
平戸市
五島市
西海市
北松浦郡小値賀町、旧鹿町町
南松浦郡新上五島町
   
 十和田八幡平国立公園  十和田八幡平国立公園(とわだはちまんたいこくりつこうえん)は、北東北に位置する国立公園。青森県・岩手県・秋田県にまたがり、十和田湖周辺と八幡平周辺の火山群を包括する。1936年(昭和11年)2月1日に十和田地区だけが十和田国立公園として、吉野熊野国立公園、富士箱根国立公園(現・富士箱根伊豆国立公園)、大山国立公園(現・大山隠岐国立公園)とともに指定されたのが始まり。1956年(昭和31年)7月10日に八幡平地域が追加されたことにより、現在の十和田八幡平国立公園に改称された。

一帯が那須火山帯に含まれており、多種多様の火山が見られるため、「火山の博物館」の異名をもつ。また、玉川温泉、蔦温泉、酸ヶ湯温泉、八甲田温泉など温泉地が多い。また新緑、紅葉の名所としても知られ、訪れる観光客は多い。歴史的経緯もあり、十和田・八甲田地域と八幡平地域とに大別される。

主な景勝地
十和田八甲田地域
十和田湖
奥入瀬渓流
八甲田山
田代平湿原
八幡平地域
八幡平
玉川温泉
秋田駒ヶ岳
岩手山
自然
地形
噴気孔やそれによってできた噴泥など、無数の火山地形が見られる。中でも玉川温泉の北投石や岩手山の焼走り熔岩流などは国の特別天然記念物に指定されている。十和田湖は二重のカルデラ湖で、奥入瀬渓流は十和田湖から唯一流れ出る河川となっており、熔岩性の凝灰岩の侵食が顕著。八甲田山系は南北2群の火山群からなる雄大な山脈である。かつては八幡平をアスピーテ(楯状火山)、八甲田山や駒ヶ岳をコニーデ(成層火山)、焼山をトロイデ(鐘状火山)などと呼んでいたが、現在の地理学・地質学では用いられない。

八甲田カルデラ(南八甲田)、八甲田山(北八甲田)、十和田湖、八幡平、秋田焼山、岩手山、秋田駒ヶ岳、乳頭山
植生
いずれの地域も落葉広葉樹の宝庫で、ブナ、カツラ、カエデ、トチノキ、ダケカンバなどの植生が見られる。また、標高の高い場所にはハイマツを中心とした高山植物群落が確認される。田代平などの湿原地帯には湿性植物が見られ、火山ガスの蓄積した一帯にはイソツツジなど、火山地帯ならではの硫気孔原植生が見られる。

動物
八幡平地域ではツキノワグマ、カモシカ、タヌキなど哺乳動物の棲息が盛ん。また、大小多数の鳥類が見られる。
   
 支笏洞爺国立公園  支笏洞爺国立公園(しこつとうやこくりつこうえん)は、北海道西部にある国立公園。湖と火山、そして温泉が多いのが特徴。1949年5月16日に指定された。面積は99473haである。

大きく5つの地域に分けることができる。

羊蹄山 : 羊蹄山
洞爺湖 : 洞爺湖、有珠山、昭和新山、トーノシケヌプリ
登別 : 登別温泉、オロフレ峠、倶多楽湖
支笏湖 : 支笏湖、樽前山、風不死岳、恵庭岳、紋別岳、漁岳
定山渓 : 定山渓、豊平峡、中山峠

羊蹄山

洞爺湖

昭和新山

登別温泉・地獄谷

支笏湖・紋別岳

定山渓
火山
支笏カルデラ、洞爺カルデラ、羊蹄山、樽前山、恵庭岳、風不死岳、有珠山、漁岳、空沼岳、札幌岳、無意根山、倶多楽カルデラ、ホロホロ山、オロフレ山、来馬岳、トーノシケヌプリ


恵庭岳

風不死岳

樽前山

倶多楽湖カルデラ
関係市町村
石狩振興局
札幌市
恵庭市
千歳市
胆振総合振興局
苫小牧市
登別市
伊達市
白老郡
白老町
有珠郡
壮瞥町
虻田郡
洞爺湖町
後志総合振興局
虻田郡
真狩村
喜茂別町
京極町
倶知安町
ニセコ町
   
 阿蘇くじゅう国立公園  阿蘇くじゅう国立公園(あそくじゅうこくりつこうえん)は、熊本県と大分県にまたがる、九州中央部に位置する国立公園である。1934年12月4日、阿寒国立公園、日光国立公園、中部山岳国立公園、大雪山国立公園とともに指定された。1986年の改称以前は、阿蘇国立公園(あそこくりつこうえん)と呼ばれていた。

熊本県の旧名である「火の国」の由来といわれる阿蘇山と、大分県にあり九州本土最高峰の中岳を有する九重山(九重連山)を中心とする国立公園である。総面積72,678ha。

当初から九重山周辺も含まれていたが「阿蘇国立公園」の名称で指定された。1953年にはやまなみハイウェイの整備を前提に、沿線となる由布岳、鶴見岳、高崎山(高崎山自然動物園)*1を拡張指定。1986年には、大分県知事および当時の関係7市町村の陳情を経て、「阿蘇くじゅう国立公園」と改称された。なお、「くじゅう」が平仮名であるのは、九重と久住の両地区(どちらも読みは「くじゅう」)での議論を踏まえてのものである。

高崎山は後に瀬戸内海国立公園の一部となる。
特徴と植生
環境省は、特徴のひとつに火山地形を挙げている。筋湯温泉や長湯温泉など温泉が点在するほか、大岳および八丁原に地熱発電所が建設されている。

天然記念物に指定されている国造神社の「手野のスギ」が知られるほか、久住山周辺のコケモモ、大船山周辺のミヤマキリシマ、スズランなどの高山植物が見られる。高原地域にはサクラソウ、リンドウ(ハルリンドウ)、ヒゴタイなどが群生。また、特別天然記念物のニホンカモシカが生息している。

火山
阿蘇カルデラ、阿蘇山、九重山、由布岳、鶴見岳

歴史
1934年12月4日、阿蘇国立公園として指定される。
1953年9月1日、大分県の由布岳、鶴見岳、高崎山を拡張指定。
1956年5月1日、高崎山が分離、瀬戸内海国立公園へ編入。
1964年6月25日、やまなみハイウェイ、「有料道路別府阿蘇道路」として供用開始。
1986年9月10日、阿蘇くじゅう国立公園へ名称変更。
1994年6月25日、やまなみハイウェイ、料金徴収期間満了に伴い無料開放。
観光スポット
熊本県


阿蘇五岳のひとつ、中岳の火口
阿蘇山 - 世界最大級のカルデラ式火山。中央火口丘である阿蘇五岳(中岳(1,506m)・高岳(1,592m)・根子岳(1,433m)・杵島岳(1,326m)・烏帽子岳(1,337m))や阿蘇谷・南郷谷およびそれを取り囲む外輪山などからなる。
仙酔峡
草千里
阿蘇神社 - 肥後国の一宮。
大観峰 - 阿蘇外輪山に位置する展望台。
瀬の本高原
菊池渓谷 - 四十三万滝(日本の滝百選)がある渓谷。森林浴の森100選。名水百選。
白川水源 - 白川吉見神社から沸き出している水源。湧出量は毎分60トン。名水百選に選ばれている。
大分県


牧ノ戸峠から見た九重連山
九重山(九重連山) - 九州本土最高峰である中岳(1,791m)、主峰久住山(1,786m)をはじめ、稲星山(1,774m)、星生山(1,762m)、三俣山(1,745m)、大船山(1,786m)等の1,700m級の山々が連なる。
坊ガツル、タデ原 - 九重連山にあるラムサール条約登録湿地。
九重九湯(宝泉寺温泉、壁湯温泉、川底温泉、龍門温泉、湯坪温泉、筋湯温泉、筌の口温泉、長者原温泉、寒の地獄温泉)、法華院温泉 - 九重連山の山腹、山麓にある温泉。
久住高原 - 九重連山南麓にある高原。与謝野鉄幹、晶子夫妻の句が残されている。
飯田高原 - 九重連山北麓にある高原。川端康成の小説「波千鳥」の舞台となった。
由布岳 - 新百名山のひとつ。豊後富士とも呼ばれる。
鶴見岳 - 冬季に見られる霧氷や、別府湾の日の出で知られる。
城島高原 - 鶴見岳南麓にある高原。
志高湖 - 海抜600mにある高原の湖。キャンプ場が併設されている。
高崎山(高崎山自然動物園) - ニホンザルの群生で知られる山。1956年に分離、瀬戸内海国立公園に編入された。
関連市町村
以下は市町村合併を反映した2006年5月現在のものであり、指定当時とは名称が異なる自治体も含まれる。

熊本県
菊池市
菊池郡
大津町
阿蘇市
阿蘇郡
小国町
南小国町
産山村
高森町
南阿蘇村
大分県
大分市
別府市
由布市
竹田市
玖珠郡
玖珠町
九重町
   
 霧島錦江湾国立公園  霧島錦江湾国立公園(きりしまきんこうわんこくりつこうえん)は、鹿児島県(鹿児島市、指宿市、垂水市、霧島市、姶良市、湧水町、南大隅町)と宮崎県(都城市、小林市、えびの市、高原町)の8市3町にまたがる南九州の主要な景勝地に設けられた国立公園。

霧島山を中心とする霧島地域及び姶良カルデラ(北部地区)、桜島、佐多岬周辺、指宿地区など薩摩半島南岸を中心とする錦江湾地域の2地域で構成される。陸域は23,580ha、海域は37,855haに及ぶ[4]。一帯は霧島火山帯に属し、霧島温泉郷、指宿温泉など温泉地が豊富にあることから、訪れる人も多い。

2011年12月22日、屋久島地域が屋久島国立公園として独立し、新たに姶良カルデラを編入した上で霧島錦江湾国立公園とする計画が決定し[5][6]、2012年3月16日に官報に告示され姶良カルデラ部分を加え、屋久島地域が分割され、その残部が改称された[7]。

自然
霧島地域は韓国岳を始めとして、20数座の火山を持ち、火口湖が多い。また、シイ、アカマツなどの自然林も豊富に残り、ミヤマキリシマが咲き誇る。

錦江湾地域は現在もなお、活発な火山活動を続ける桜島、九州で唯一の天然湖である池田湖、優美な山容を誇る開聞岳、海蝕崖が発達した佐多岬をはじめ、世界最北のマングローブ林である旧喜入町のアコウ生息地や陸繋砂州の知林ヶ島など変化に富む。

火山
霧島山、桜島

歴史
ウィキソースに霧島屋久国立公園の公園区域の変更及び霧島錦江湾国立公園に名称変更する件の原文があります。

1934年(昭和9年)3月16日、霧島山周辺の東西約22km、面積202km2の領域が霧島国立公園として、瀬戸内海国立公園、雲仙国立公園(現雲仙天草国立公園)と共に日本で最初の国立公園に指定された。1964年(昭和39年)3月16日には、錦江湾地域に指定されていた国定公園である錦江湾国定公園(1955年9月1日指定)及び屋久島地域が編入され、霧島屋久国立公園に改称した。

2010年(平成22年)11月13日に松本龍環境大臣が先述の公園拡大・分割案構想を表明し、2011年(平成23年)12月22日、姶良カルデラを加えた霧島錦江湾国立公園と屋久島国立公園に分割する計画が決定し[6]、2011年12月22日はに霧島屋久国立公園の区域に姶良カルデラを含め、霧島錦江湾国立公園改称し、屋久島地域が独立する形で屋久島国立公園を設置する計画が決定した[8]。 2012年3月16日には官報に告示され同日付で屋久島部分が屋久島国立公園として分割され、残部に姶良カルデラを加えた区域が霧島錦江湾国立公園に改称した[7]。

主要な景勝地
霧島地域

韓国岳

えびの高原
錦江湾地域

桜島

佐多岬

鹿児島湾北部に広がる姶良カルデラ

長崎鼻

池田湖

鰻池[9]

開聞岳
   
 山陰海岸国立公園  山陰海岸国立公園(さんいんかいがんこくりつこうえん)は、京都府丹後の網野海岸から兵庫県の但馬御火浦を経て鳥取県東部の鳥取砂丘までの日本海に面する75kmの海岸線を中心とする日本の国立公園。

京都府 - 京丹後市
兵庫県 - 豊岡市、香美町、新温泉町
鳥取県 - 鳥取市、岩美町
面積
面積 - 8,784ha(海岸線約75km)
京都府 - 1,206ha(海岸線約12km)
兵庫県 - 6,061ha(海岸線約50km)
鳥取県 - 1,517ha(海岸線約13km)
見所


鳥取砂丘
鳥取県
鳥取砂丘(日本最大の砂丘、国の天然記念物)
浦富海岸(国の名勝、日本の白砂青松100選、日本の渚100選) - 千貫松島、菜種島、菜種五島、千貫松島、竜神洞、観音浦、西蓬莱島、太郎兵衛島、鴨ヶ磯海岸、黒島、白粉の断崖、水尻洞門、駱駝島、石垣島、岩燕洞門
兵庫県
但馬海岸
居組海岸 - 汐吹崎、居組県民サンビーチ、日本洞門、亀山洞門、居組白島
諸寄海岸 - 諸寄東ノ洞門、諸寄西ノ洞門、高さ180mの千賊断崖、諸寄海水浴場など
浜坂海岸 - 大振島、東の洞門、矢城ヶ鼻、浜坂県民サンビーチ(日本の白砂青松100選)
但馬御火浦(国の名勝及び天然記念物) - 鬼門崎、龍宮洞門、通天洞門、三尾ノ松島・三尾大島(玄武岩柱状節理の島)、十字洞門、下荒洞門 、鋸岬、旭洞門、釣鐘洞門(世界最大の洞門)、伊笹崎


香住海岸 今子浦

香住海岸(国の名勝) - 鎧の袖(国の天然記念物。200mにわたる高さ65mの柱状節理の海蝕断崖)、兄弟赤島、但馬松島、香住浜、白石島、黒島
佐津海岸 - 今子浦、臼ヶ浦島、安木浜
竹野海岸 - 浜須井、宇日流紋岩の流理、淀の洞門、切浜、はさかり岩、弁天浜、猫崎、竹野浜(日本の渚100選)、冠島
日和山海岸 - 後ヶ島
津居山海岸 - 気比の浜
玄武洞公園(国の天然記念物) - 玄武洞、青龍洞、白虎洞、南朱雀洞、北朱雀洞
京都府
浜詰海岸(別名「夕日ヶ浦」、日本の夕陽百選)
丹後砂丘
ギャラリー

竹野海岸 竹野浜

玄武洞

香住海岸 大引きの鼻

但馬御火浦 龍宮洞門

浦富海岸 千貫松島
   
 中部山岳国立公園  中部山岳国立公園(ちゅうぶさんがくこくりつこうえん)は、長野県、岐阜県、富山県、新潟県にまたがる飛騨山脈(北アルプス)を中心とした国立公園。





瀬戸内海国立公園
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/09/14 02:00 UTC 版)

瀬戸内海国立公園(せとないかいこくりつこうえん)は、瀬戸内海を中心とする国立公園。
1934年3月16日に雲仙国立公園(現・雲仙天草国立公園)、霧島国立公園(現・霧島屋久国立公園)とともに、日本初の国立公園として指定された。その当時の指定区域は東から小豆島の寒霞渓、香川県の屋島、岡山県の鷲羽山、広島県の鞆の浦・沼隈町周辺の備讃瀬戸を中心とした一帯のみであった。その後、過去数回にわたり、区域の拡張がなされた。現在は、西は北九州市、東は和歌山市にまで及ぶ広大な公園となっている。

地理
面積
総面積(陸域のみ) - 66,934ha
おもな山
六甲山(兵庫県神戸市)
紫雲出山(香川県三豊市)
筆影山(ふでかげやま)(広島県三原市)
野呂山(広島県呉市)
休山(広島県呉市)
五剣山(香川県高松市)
象頭山(香川県琴平町)
高崎山(大分県大分市)
主な火山
姫島(大分県姫島村)
両子山 (大分県国東市)
おもな海・湾


指定特別地域 雑賀崎
赤穂御崎(兵庫県赤穂市)
雑賀崎(和歌山県和歌山市)
鷲羽山(岡山県倉敷市)
鞆の浦(広島県福山市)
室積・虹ヶ浜海岸(山口県光市)
琴弾公園(銭形砂絵)(香川県観音寺市)
など

主な高原・台地
五色台(香川県坂出市)
主な谷
蓬莱峡(兵庫県西宮市)
寒霞渓(香川県小豆島町)

指定地の分布と観光地
分布としては公式ウェブサイトのほか、昭文社発行の日本地図帳などに分かりやすく記載されている。

兵庫県
六甲山地
同公園における陸地の指定地においては最も広範。古くから風光明媚な瀬戸内海を望む景勝地として知られ、とりわけ信仰の対象として崇敬され、大龍寺や天上寺など多くの社寺が構える一方で、ほとんど開発が行われなかった。明治時代になって別荘地として開け、今日に見られる高級リゾート地の基礎となった。最高峰である六甲山(標高931m)を始め、摩耶山、再度山、長峰山等がそびえる。地質は花崗岩が主であり、採石も盛んに行われてきた。また、西宮市にある蓬莱峡は花崗岩の岩柱が無数に屹立する奇勝として名高い。一帯には日本有数の名湯である有馬を始め、武田尾などの温泉地がある。摩耶山掬星台は日本三大夜景としても著名である。
播磨灘沿岸
播磨灘沿岸の指定地としては、赤穂市の御崎〜坂越浦沖の生島〜室津海岸〜姫路市の新舞子海岸に至る沿岸部一帯が該当する。新舞子海岸は須磨区の舞子海岸に似た材質を持つ砂浜海岸、そして室津海岸、国の天然記念物にも指定される生島、小豆島や家島を遠望する御崎と続く。また、室津や坂越は古くから風待ちの港町、製塩業で栄えた町として知られ、今も古い街並みが残る。

赤穂御崎から室津海岸の間の相生市の金ヶ崎は万葉集に金ヶ崎で読まれた句が残っている。
家島諸島
家島諸島では家島の南岸一部とそれ以西の島のほぼ全部が含まれる。典型的な沈水海岸であり、溺れ谷などが発達し、変化に富んだ海岸が見られる。
淡路島
淡路島では明石海峡を挟む松帆の浦、汐鳴山など北岸の一部、津名丘陵の妙見山近辺、先山千光寺一帯、大浜海岸と三熊山、由良海岸と一部山岳地帯、諭鶴羽山地の一部及び沼島、慶野松原、そして鳴門海峡沿岸の一部が指定区域である。理由は様々であり、風光明媚な景勝地である慶野松原、由良海岸(成ヶ島の陸繋島)、貴重な植生が見られる三熊山、諭鶴羽山地、沼島などがある。
和歌山県
和歌山県における指定地は加太、和歌浦の2ヶ所である。

加太・友ヶ島
加太は古くは寄港地として栄えた港町。今日ではその面影は見られないが、零細な漁業が中心である。遠く四国を望む景勝地であり、友ヶ島は紀淡海峡に位置する無人島。第二次世界大戦中の砲台跡が見られる。
新和歌浦・雑賀崎
新和歌浦は万葉の歌垣として知られた和歌浦の西部に位置する景勝地。戦後、観光開発が進み、沿岸にはホテル、旅館が集中する。変化に富んだ海岸線や海食崖が見られるが、近年は開発によって著しく姿を変えている。指定特別地域として保護される雑賀崎は新和歌浦の裏手、紀伊水道に位置する。
岡山県
日生諸島
日生諸島は岡山県南東部に位置する島嶼群であり、様々な特徴を持った島が点在する。鴻島はリゾート開発が盛んな観光拠点、鹿久居島(かくい)は、名の通り野生鹿が棲息する島で、保護区が多い。大多府島は古くは風待ちの港町として栄えた島であり、鶴島は流刑の島であった。また、本土の日生町にある夕立受山も指定区域となっており、展望所がある。
牛窓
牛窓は日本のエーゲ海の異名を取る町であり、温暖な気候である。また、オリーブ栽培が盛ん。本土の蕪崎、島嶼部の前島が指定区域。
児島半島
児島半島一帯は著名な鷲羽山や王子ヶ岳・渋川地区の他に、いくつかの指定区域が点在する。左記の他に、出崎(玉野市)、十禅寺山、東光寺山、八丈岩山、竜王山、由加山などが指定されており、由加山は由加神社の保護林でもある。十禅寺山は平安時代に山岳仏教で栄えた霊山であり、直島諸島を一望できる。
王子ヶ岳・渋川海岸
児島半島南部の倉敷市と玉野市の境に位置する王子ヶ岳は、風化した巨大な花崗岩が露出する山頂からは広大な備讚瀬戸に面する遠くは讃岐屋島から鷲羽山や瀬戸大橋までを一望でき、麓の砂浜から標高約230mの山頂まで連続する景観と一体となった瀬戸内海特有の絶景を楽しむことができる。現在ではその地形を生かしたパラグライダーやボルダリングの名所としても知られ、パラグライダーでは山頂から海岸まで一気に滑空できるポイントとなっている。麓の海岸と連続する渋川海岸(玉野市)は日本の白砂青松100選にも選ばれており、海水浴客で賑わいを見せる。公園設置当初から指定されている地区の一つ。
下津井・鷲羽山
児島半島最南端に位置する鷲羽山は同国立公園を代表する景勝地の一つ。下津井鷲羽山として国の名勝に指定されており、公園設置当初から指定されている地区の一つである。花崗岩の著しい風化によって造形された景勝地であり、江戸時代より天下の絶景としてもてはやされた。古くは風待ちの港として栄え、現在も下津井などに古い港町の街並みが残されている。近年の瀬戸大橋の開通によって著しく景観を変えた。
寄島・笠岡湾
県南西部、水島灘沿岸にも指定区域が点在する。カブトガニの棲息で名高い笠岡湾が知られる。他には干拓によって陸続きとなった寄島園地(三郎島)、青佐鼻、笠岡市南東部の御嶽山などが指定。
広島県


阿伏兎岬
鞆の浦・阿伏兎岬
鞆の浦は広島県福山市南部に位置し、同公園を代表する景勝地として知られる(国の名勝にも指定)。瀬戸内海国立公園開所当初の指定地のひとつ。鞆港や仙酔島などを含む地区で、内海交易や寄港地、中継貿易地として発展した。とりわけ、福禅寺境内にある対潮楼から望む仙酔島は、朝鮮通信使の李邦彦により、「日東第一形勝」と絶賛されたことは有名。また仙酔島自体も雄大な海食崖や海食洞が見られ、変化に富んでいる。最高峰の大弥山は瀬戸内海を一望し、観光遊歩道が設けられている。また、鞆は文化地区としても価値が高く、現在も当時の港町の繁栄を残す町並みが残り、古くからの社寺も見られる。
阿伏兎岬(あぶとみさき)は鞆のすぐ西部に位置する岬で、平家物語にも登場する。海食崖になっており、その頂には国の重要文化財の磐台寺観音堂(阿伏兎観音)がある。
芸予諸島
芸予諸島は瀬戸内海の中で、最も密集した諸島であり、展望地が多い。三原市の筆影山はその代表で、ここから眺める瀬戸内海の多島美は同公園でも指折りの景観といわれる。また、尾道市の鳴滝山、向島の高見山、竹原市の黒滝山などが遠望の名所。
芸予諸島東部(しまなみ海道)では因島、生口島(いくちじま)、大崎上島や下島などに点在。戦時中の毒ガス工廠があった大久野島も指定地。因島は村上水軍の拠点があったとされる白滝山、島中央部の天狗山、南部の因島公園や天狗鼻などに分布。生口島は南西部の観音山のみ指定されているが、向上寺や耕三寺など著名な寺が多い。
斎灘に面する芸予諸島西部は大崎上島南東部の神峰山、大崎下島東部、峰寺山一帯が指定地。また大崎下島には近世に風待ちの港町で栄えた御手洗の集落がある。
野呂山・休山・倉橋島
野呂山は県南部に位置する標高839mの山で、膳棚山と弘法寺山の総称。瀬戸内海沿岸の山では最高峰であり、眺望が素晴らしく、さざなみスカイラインという自動車道が整備されている。休山は呉市街南西の半島部を構成する標高497mの山。同じく眺望に優れ、スカイラインが整備されている。
倉橋島は音戸の瀬戸によって結ばれている広島湾の島。部分的に指定されており、島東部の亀ヶ首、南部の鹿老渡や桂浜が指定地。
宮島・極楽寺山
宮島は全島が指定区域。正式には厳島と呼ばれ、神を斎く(忌み清める)島という意味を持つ。古くから聖地として知られており、手付かずの自然が残る。瀰山原始林は国の天然記念物に指定されている。
極楽寺山は廿日市市北部にある山で、同公園における本州内陸部の指定地では最西端に当たる。真言宗の古刹である極楽寺がある。境内からは瀬戸内海を一望できるほか、境内は戦時中も伐採されなかったため、モミの自然林が残る。
山口県
防予
熊毛半島の東端にある皇座山と周防灘に面する佐合島、馬島、そして屋代島(周防大島)の文殊山、嘉納山、嵩山、白木山、そして東端の沿岸部が指定。その周辺の島嶼群も大半が指定地となっている。
周南
光市には白砂青松の海岸で名高い室積海岸、虹ヶ浜海岸がある。その内陸に位置する千坊山も指定地。笠戸ヒラメで名高い笠戸島は沈水海岸による複雑な海岸線が見られ、釣りやキャンプなど観光の島。徳山湾では東に突き出た半島部や、周辺の島々(黒髪島、大津島など)が指定地。半島部に太華山、竜宮岬などがある。
下関
関門海峡近くに点在。内陸では関門海峡を望む火山と関門海峡に孤立する干珠樹林、満珠樹林が指定。後者の二つは小島に孤立する原生林でスダジイなど暖地性の植物が繁茂、忌宮神社の飛び地境内として保護されてきた。また、神功皇后の東征にまつわる逸話がある(いずれも国の天然記念物)。火山は火の山ともいわれ、同公園の最西端。戦時中は見晴らしが良いことから砲台が配置されていた。公園整備されており、有料道路(2006年4月から無料)の下関市火の山パークウェイが設けられている。
徳島県
鳴門海峡
鳴門海峡は鳴門の渦潮で知られ、その海峡を望む海岸部一帯が指定されている。一帯には大毛島、島田島があり、その全域及び小鳴門海峡と鳴門市東端の岡崎海岸が該当。
大坂峠
香川県と境界を成す峠。古来より阿讃山脈越えの難所として知られ、源平合戦の舞台にもなった。頂上からの見晴らしは良く、小豆島などを遠望する。
なお、同公園には指定されていないが、徳島市西部の眉山も瀬戸内海遠望の地として有名。
香川県
小豆島
小豆島の代表的な景勝地は寒霞渓である(詳しくは寒霞渓の項を参照)。その渓谷美と一面瀬戸内海のパノラマは同公園の景勝地の中でも最大のハイライトともいわれる、同国立公園設置の契機となった地区でもある。その西部には野生猿の餌付けで知られる銚子渓がある。その他の指定区域では島東部の海岸線一帯、南東部の碁石山山麓、南端の白浜山、西部の皇踏山(おうとざん)一帯が含まれる。碁石山は小豆島八十八ヶ所の一番札所として知られる。皇踏山は安山岩による溶岩台地であり、応神天皇がシンパクを手植えしたという伝承が残る。
直島諸島
豊島、直島の一部と男木島、女木島全域が指定。豊島は地元悪徳企業に端を発する産業廃棄物不法投棄問題で揺れた島、長年の住民運動の末、何とか本来の自然を取り戻しつつある。直島はその廃棄物の受け入れ口があり、島の南部が指定。
男木島(おぎじま)は源平合戦の那須与一の扇が漂着したことで「おうぎ島」が訛ったものとされる島。男木島灯台は映画『喜びも悲しみも幾歳月』の舞台となったことで知られる。一方、女木島(めぎじま)は鬼ヶ島とも呼ばれ、桃太郎伝説と関わりが深い。北部にある鷲ヶ峰頂上には洞窟があり、鬼の住み処であったといわれる。
東讃
香川県東部は特に有名な景勝地があるわけではないが、小規模な指定地が点在する。白鳥海岸、琴林公園、大串岬が該当する。白鳥海岸は複雑な地層が見られる断崖で、特に鹿浦越のランプロファイヤ岩脈は国の天然記念物。琴林公園は樹齢600年のクロマツが立ち並ぶ四国有数の松原で、古来より風流人に親しまれた地であった。名の由来は海風の松籟(松の梢が重なり合って鳴る音)に因んでいる。大串岬一帯は大串自然公園として整備されており、観光開発が著しく、ワイナリーやテニスコート、温泉施設、野外音楽ホールなどが設けられている。
屋島・五剣山
屋島は県中央部にある開析溶岩台地。半島状に突き出しており、近世までは島であり、浅瀬で隔てられていた。東部の壇ノ浦は『平家物語』の屋島の戦いで知られる。頂上には四国八十八ヶ所の屋島寺や屋島水族館、土産物屋などが立ち並び、県を代表する観光地となっている。五剣山は八栗寺があるため、八栗山ともいわれる岩峰。山腹にはケーブルカーがあるが、頂上へは鎖を伝って登るほど険しい。一帯は庵治石という良質の花崗岩の産地でもある。
塩飽諸島
塩飽諸島はほぼ全島全域が指定地となっている。塩飽水軍の拠点として知られ、歴史上数多くの役割をこなしてきた。本島の笠島地区は重要伝統的建造物群保存地区。広島は広島県との区別を付けるため、さぬき広島ともいわれている同諸島最大の島。良質の花崗岩を産出するほか、トライアスロン大会が行われる。与島は瀬戸大橋開通によって、乗降可能になった島で、パーキングエリアやフィッシャーマンズワーフがある。
五色台・城山・飯野山
五色台は猪尻山を最高峰とする台地状の山地で、メサ(卓状地)やビュート(孤立丘)が発達している。また、表面上の溶岩や植生などの色合いから名付けられた白峰山、黒峰、紅ノ峰、青峰、そして黄ノ峰の山々があり、それが名称の由来となっている。四国八十八ヶ所の寺もあり、観光客が多い。城山は五色台の西側に位置する山(メサ)。朝鮮式の山城があったことから国の史跡指定を受けている。飯野山は讃岐富士の異名を取るビュート状の山。端正な形で知られる。
西讃
西讃の指定地は琴平や善通寺、荘内半島、そして銭形で知られる琴弾公園などがある。琴平は琴平山(象頭山)などが指定区域であり、中腹に金刀比羅宮がある。古くから金刀比羅信仰の聖域として保護されてきた。その東側にある我拝師山や火上山は弘法大師空海に関わりが深く、善通寺界隈の景観と一体化した、文化的景観の様相が強い。荘内半島は浦島太郎伝説で知られる半島。最高峰の紫雲出山からは瀬戸内海を360度展望できる。周囲には三豊市の粟島や蔦島などがある。琴弾公園は白砂青松の有明浜に、砂で描かれた寛永通宝があり、銭形砂絵と呼ばれる見事なもの。
愛媛県
芸予諸島(愛媛県側)
岩城島の積善山、生名島の立石山、弓削島の松原海岸、久司山、大三島の鷲ヶ頭山、伯方島の宝股山や開山、大島の亀老山、八幡山、念仏山、四阪島の美濃島などが指定地。大三島は大山祇神社が鎮座する神の島として知られる。生名島の立石山は波間田サウンドパークと称して、自然一体型の公園が整備。開山には展望台がある。
高縄半島
東部に指定地が点在する。白砂青松で知られる桜井海岸や鴨池海岸、唐子浜、波止浜、大角鼻、瀬戸内海を遠望する近見山、中世の山城が置かれた世田山、笠松山などがある。
県中部
松山市西部や四十島瀬戸を挟んで位置する興居島(ごごしま)、出石山などが指定区域。出石山は同国立公園の最南端に当たる。真言宗の古刹、出石寺が建ち、境内からは瀬戸内海や豊後水道を一望する。
佐田岬
佐田岬半島の先端部分、佐田岬が指定区域。一帯は国内有数の船の難所で知られ、豊後水道の潮流によって浸食された海食崖や中央構造線が通ることから断層崖も見られる。詳しくは佐田岬を参照。
福岡県
関門海峡
福岡県の指定区域はごく一部で、北九州市門司区の和布刈山付近のみである。
大分県
国東半島(両子山)
国東半島での指定部分は限られており、両子山(ふたごやま)の山嶺部分のみである。この一帯は放射状に河谷が発達しており、至る所に耶馬溪のような景観が見られる。なお、国東半島は六郷満山文化の拠点としても知られ、両子山山頂には両子寺がある。
高崎山
高崎山は大分市西部、別府市との境界付近に位置する標高627mの山。野生のニホンザルの餌付けで知られており、約2000頭の猿が三群に分かれ、棲息している。高崎山の猿および猿生息地は、国の天然記念物指定も受けている。なお、同地域は元々、昭和9年に阿蘇国立公園(現、阿蘇くじゅう国立公園)の一部として指定されていたが、昭和31年に分離、瀬戸内海国立公園に編入された、特異な経歴を持つ。
姫島
姫島は国東半島北部に位置する島で、全島が指定。四つの火山島が砂州によって繋がれている珍しい構造で、小さな島の割には変化に富んだ地質を見せる。民俗学的には姫島盆踊りが知られる。
高島
豊予海峡に位置する無人島。波の浸蝕が激しく、無数の波食地形が見られる。また、ビロウやアコウなど亜熱帯性の植物が繁殖、ウミネコの営巣地としても知られ、自然が豊富である。
関連市町村
注 : 以下のものは、2006年3月31日現在のものであり、今後合併によりなくなる予定の市町村も含まれている。

近畿地方
大阪府(海上区域)
兵庫県
相生市
赤穂市
芦屋市
淡路市
神戸市
洲本市
宝塚市
たつの市
西宮市
南あわじ市
姫路市
和歌山県
和歌山市
中国地方
岡山県
浅口市
岡山市
笠岡市
倉敷市
玉野市
備前市
瀬戸内市
広島県
大竹市
尾道市
呉市
竹原市
廿日市市
広島市
福山市
三原市
江田島市
東広島市
豊田郡
大崎上島町
山口県
岩国市
下松市
下関市
周南市
光市
防府市
柳井市
大島郡
周防大島町
熊毛郡
上関町
田布施町
平生町
四国地方
愛媛県
今治市
大洲市
西条市
松山市
八幡浜市
越智郡
上島町
西宇和郡
伊方町
香川県
観音寺市
坂出市
さぬき市
善通寺市
高松市
東かがわ市
丸亀市
三豊市
香川郡
直島町
小豆郡
小豆島町
土庄町
仲多度郡
琴平町
多度津町
徳島県
鳴門市
九州地方
大分県
国東市
大分市
豊後高田市
東国東郡
姫島村
福岡県
北九州市
   
 次高タロコ国立公園  次高タロコ国立公園(つぎたかタロコこくりつこうえん)は、日本統治時代の台湾中央部に存在した日本の国立公園である。現在は太魯閣国家公園及び雪覇国家公園に指定されている。
   
 南アルプス国立公園  南アルプス国立公園(みなみアルプスこくりつこうえん) は、山梨県、長野県及び静岡県にまたがる赤石山脈 (南アルプス) に位置する国立公園である。

日本第二の高峰・北岳など、標高3000m級の山々が南北に連なる[1]。1964年6月1日に指定された[2]。面積は35,752haである[2]。

公園内唯一の施設として、南アルプス芦安山岳館がある[3]。2003年3月21日に開館した[4]。南アルプスの登山の歴史などにまつわる品を展示している[5]。

指定区域
主要な山の山域がその特別保護地区(Special Protection Zones)、その周辺の山域が特別地域(Special Zones)、池口岳から光岳にかけての山域が原生自然環境保全区域(Wilderness Area)に指定されている[1]。国立公園内はマイカー規制されていて、一般車両が通行できる道路はない[6]。国立公園内では、キャンプ指定地以外での幕営は禁止されている。キャンプ指定地は、 主な山小屋の周囲にある。

関連自治体


中白根山付近より北岳と仙丈ヶ岳
山梨県 - 18,286ha (51.15%)[2]
韮崎市
早川町
南アルプス市
北杜市
長野県 - 14,079ha (39.38%)[2]
富士見町
伊那市
大鹿村
飯田市
静岡県 - 3,386ha (9.47%)[2]
静岡市葵区
川根本町
主な山
以下の主な山がその特別保護地区に指定されている[1]。

鋸岳
甲斐駒ヶ岳
アサヨ峰
鳳凰山
仙丈ヶ岳
北岳
間ノ岳
農鳥岳
広河内岳
塩見岳
荒川岳
赤石岳
兎岳
聖岳
上河内岳
光岳



主な河川
以下の主な河川の上流部がその区域に指定されている[1]。

天竜川
大井川
釜無川
野呂川(富士川水系早川の支流)
   
 小笠原国立公園  小笠原国立公園(おがさわらこくりつこうえん)は、東京都の小笠原諸島を中心とした国立公園。指定区域総面積6,629haは日本の国立公園の中で最小[1]であり、なおかつ公園指定範囲は全て小笠原村内にあり、単一行政単位(市町村)内のみで構成される日本唯一の国立公園である。小笠原諸島の硫黄島、南硫黄島、沖ノ鳥島、南鳥島の4島を除く全ての島嶼が指定されている。





釧路湿原国立公園
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/04/10 08:58 UTC 版)

釧路湿原国立公園(くしろしつげんこくりつこうえん)は北海道東部にある国立公園である。1987年7月31日に指定された。日本で第28番目の国立公園である。


コッタロ湿原
釧路湿原は、面積は19357haにおよぶ、日本一大きな湿原である。1980年日本がラムサール条約に加盟する際に最初に登録した湿地。一部が農地化されるなど開発も行われたものの、1967年湿原そのものが国の天然記念物に指定されている。そのため立入が厳しく制限されており、北海道で最も、開発が進む前の北海道らしい景観を維持できている。 国立公園の面積は、26861haである。

ヨシ・スゲ・ミズゴケ湿原やハンノキ林、曲がりくねった河川や湖沼群など様々な環境を含んでいる。タンチョウやイトウ、キタサンショウウオやエゾカオジロトンボといった貴重な野生動物の宝庫である。

関係市町村
釧路総合振興局
釧路市
釧路町
標茶町
鶴居村
   
 白山国立公園  白山国立公園(はくさんこくりつこうえん)は、富山県、石川県、福井県、岐阜県の4県にまたがる白山を中心とした国立公園である。

1955年7月1日に白山国定公園として国定公園に指定。1962年11月12日 国立公園に変更。指定面積は47,700 haで、約66 %が国有地、約37 %がその特別保護地区になっている。白山の最高峰である標高2,702 mの御前峰(ごぜんがみね)[2]を中心に東西約20 km、南北40 kmに及ぶ両白山地の主要な山域が指定区域である。

白山は泰澄が、717年(養老元年)が開山し、832年(天長9年)に越前・加賀・美濃の三方から白山への登拝道(禅定道)が開かれた。それぞれの禅定道の起点は、平泉寺白山神社、白山比盗_社、長滝白山神社である。白山の山頂には、718年(養老2年)に建立された白山比盗_社の奥宮がある[3]。古来から信仰の山とされ、立山、富士山と共に日本三名山とされている。禅定道の一部は現在も登山道として利用されている。



ハイマツ帯の弥陀ヶ原から望む白山、周辺の登山道では木道が敷設され踏みつけによる高山植物への保護が行われている。
自然
周辺は日本海側に位置する豪雪地帯であり、白山市と白川村は「豪雪地帯対策特別措置法」により特別豪雪地帯に指定されている。区域外周辺には多数のスキー場がある。山腹では植林開発がされず、日本有数のブナ林が残されている山域である。室堂の下部付近から上は、森林限界のハイマツ帯となっている。活火山である白山の山頂部には、翠ヶ池(みどりがいけ)、紺屋ヶ池(こんやがいけ)などの7つの火口湖がある。室堂周辺などでは雪解けとともに多くの高山植物が次々と開花する。白山は高山植物の宝庫として知られ[4]、『花の百名山』のひとつである[5]。

天然記念物
石徹白の大杉 - 美濃禅定道にある国の特別天然記念物。樹齢1,800余年と推定されるスギの古木。
岩間の噴泉塔群 - 岩間温泉の上流部にある噴泉塔群
動植物


区域内に生息するニホンカモシカ
動物
区域の山腹にはブナ林などの天然林が多く、野生の動物が生息している。2009年6月2日にかつては生息していた氷河期の生き残りとされる区域で絶滅したライチョウの雌一羽が確認され、北アルプスから飛来したものと推定されている[6]。

イヌワシ
ツキノワグマ
ニホンカモシカ - 1955年に国の特別天然記念物に指定された日本の固有種である。
植物


白山の高山植物
区域に生育する多数の植物が、国立公園特別地域内指定植物に指定されている[7]。

クロユリ - 石川県の郷土の花であり、日本有数の群生地である[8]。
ブナ
ニッコウキスゲ
ゴゼンタチバナ - 和名は白山の御前峰に由来する。
ハクサンコザクラ - 古来から信仰の山として登拝されていたことから、分布する20種以上の高山植物の和名に「ハクサン」が付けられている。
詳細は「白山#自然」を参照

火山


白山山頂部にある火口湖の翠ヶ池(みどりがいけ)
白山は活火山であり、気象庁などが、地震計、空振計、遠望カメラにより火山活動の監視・観測を行っている[9]。2011年10月現在、火山活動に特段の変化はなく、噴火警戒レベル1(平常)で火口周辺に影響を及ぼす噴火の兆候は確認されていない[10]。区域内には、鳩ヶ湯、中宮温泉、岩間温泉、新岩間温泉などの温泉がある。

白山 - 1659年(万治2年)の噴火が最近の噴火である。
経ヶ岳 - 南東斜面には火口壁が見られる。
大日ヶ岳
詳細は「白山#地学」を参照




手取川水系の尾添川上流部にある百四丈滝
区域内には日本の滝百選に選定されている「姥ヶ滝」などの滝がある。

姥ヶ滝 - 落差111 m、幅41 m
百四丈滝 - 落差90 m、幅10 m
白水滝 - 落差76 m、幅8 m
不動滝 - 柳谷の源流部にある三段の滝
ふくべの大滝 - 落差86 m
しりたかの滝
   
 雲仙天草国立公園  雲仙天草国立公園(うんぜんあまくさこくりつこうえん)は長崎県島原半島と熊本県天草諸島に属する国立公園である(一部鹿児島県も含む)。雲仙地区は1934年3月16日に雲仙国立公園として、瀬戸内海国立公園,霧島国立公園(現・霧島錦江湾国立公園)とともに日本で最初の国立公園に指定される。天草地区は1956年7月20日に編入され、現在の雲仙天草国立公園と改称され面積28,279haとなる。

雲仙地域
雲仙岳を中心とした火山群。火山活動が活発であり、固有の火山性地形やシロドウダンなどの植生が見られる。高原や湖沼の風景にも富み、草花、野鳥の宝庫でもある。特にミヤマキリシマ(ツツジ)については仁田峠を中心に5月が見ごろ。   雲仙温泉では地獄めぐりが有名である。

天草地域
天草上島〜天草下島にかけて東岸の天草松島から八代海、長島海峡を経て西岸の妙見浦と四季咲岬に至る海岸線及び内陸部の龍ヶ岳、倉岳などを含む。

ハイライトは多島海風景が見事で与謝野晶子にも絶賛された天草松島や奇岩、奇峰、海崖、海蝕洞などが連続して見られる妙見浦(名勝及び天然記念物)が著名で、陸繋島の富岡海岸、御所浦島などがある。複雑な入り江が連続するリアス式海岸一帯は、また海中の美しさでも知られており、天草海中公園は全国に先駆けて設置された海中公園の一つでもある。

火山
雲仙岳

主要な景勝地
雲仙地域
普賢岳
平成新山
国見岳
妙見岳
仁田峠
宝原
雲仙温泉,地獄(古湯,新湯,小地獄)
白雲の池
諏訪の池
天草地域
海中公園
羊角湾
富岡半島(富岡城)
関係市町
長崎県
雲仙市
島原市
南島原市
熊本県
天草市
上天草市
苓北町
鹿児島県
長島町
   
 知床国立公園  斜里郡斜里町と目梨郡羅臼町にまたがる。ほぼ手付かずの原生林に覆われており、エゾシカ、キタキツネ、ヒグマなどの獣、オオワシ、オジロワシ、シマフクロウなどの野鳥、シロザケなどの川魚、ゴマフアザラシ、トド、マッコウクジラ、シャチなどの海獣といった様々な生き物が数多く生息する。

知床五湖や知床岬などで有名。また、1月から3月にかけて周辺の海岸は流氷で埋め尽くされることでも有名である。
斜里郡斜里町と目梨郡羅臼町にまたがる。ほぼ手付かずの原生林に覆われており、エゾシカ、キタキツネ、ヒグマなどの獣、オオワシ、オジロワシ、シマフクロウなどの野鳥、シロザケなどの川魚、ゴマフアザラシ、トド、マッコウクジラ、シャチなどの海獣といった様々な生き物が数多く生息する。

知床五湖や知床岬などで有名。また、1月から3月にかけて周辺の海岸は流氷で埋め尽くされることでも有名である。

歴史
縄文時代から人が住んでおり、遺跡も見つかっている。平安時代後期からはアイヌが居住していた。江戸時代末期には硫黄の採掘が始まった他、戦前から戦後にかけては、まとまった入植・開墾が進められたが、厳しい自然環境から人の定住は困難であり、開拓農家は次々とこの地を離れた。結果としてほぼ手付かずの自然が残されることになった。

2005年には国立公園とその周辺561km2がユネスコの世界遺産に登録された。詳細は知床 (世界遺産)を参照。

主な景勝地
知床岬
知床峠
プユニ岬
ウトロ港 - オロンコ岩
知床五湖
フレペの滝(乙女の涙)
カムイワッカ湯の滝、カムイワッカの滝
オシンコシンの滝
羅臼湖
マッカウス洞窟(ヒカリゴケ)
   
 新高阿里山国立公園  新高阿里山国立公園(にいたかありさんこくりつこうえん)は、日本統治時代の台湾中央部に存在した日本の国立公園である。現在は玉山国家公園及び阿里山国家風景區に指定されている。
   
 西表石垣国立公園  西表石垣国立公園(いりおもていしがき こくりつこうえん)は、沖縄県西表島、石垣島とその周辺の島々および海域にまたがる国立公園である。

西表島、石垣島の両島をはじめ、石垣島と西表島との間にある石西礁湖と呼ばれるサンゴ礁の海域と、その海域に点在する隆起サンゴ礁の黒島、竹富島、小浜島、新城島、西表島南西方の仲の神島などからなる。

従来は西表国立公園という名称であったが、2007年8月1日に石垣島の一部が編入されるとともに、西表石垣国立公園に改称された[4]。これは、国立公園としては、1964年の富士箱根伊豆国立公園以来43年ぶりの大規模な拡張である[5][6][7]。拡張後の面積は、陸域が20,569ha、海域が約46,600ha(うち海域公園地区が約1,100ha)で、海域公園の面積は国内最大である。

公園区域のうち、西表島は、日本で最後の大規模な照葉樹林に覆われ、河口にはマングローブ林が広がるなど、原始性の高い亜熱帯性の植物相が形成されており、特別天然記念物のイリオモテヤマネコ、カンムリワシ、天然記念物のセマルハコガメ、リュウキュウキンバト等の希少な生物種が生息している。

石垣島は、ラムサール条約登録湿地である名蔵アンパルや吹通川のマングローブ林、米原および於茂登岳のヤエヤマヤシやカンヒザクラの自生地などの希少な植物相が見られる。周辺海域には大規模なアオサンゴの群落で有名な白保海域をはじめとするサンゴ礁の海域がある。平久保、米原、川平石崎、白保の4地区が海域公園地区に指定されている[8]。

石西礁湖は、日本で最大規模のサンゴ礁群であり、360種以上に及ぶ豊富な種類のサンゴが確認された世界的にも貴重なサンゴ礁のひとつである。このうち、4箇所(タキドングチ、シモビシ(以上、竹富島)、キャングチ(黒島)、マイビシ(新城島))が海域公園地区に指定されている
   
 上信越高原国立公園  上信越高原国立公園(じょうしんえつこうげんこくりつこうえん)は、長野県を中心に、新潟県、群馬県にまたがる国立公園である。
   
 磐梯朝日国立公園  磐梯朝日国立公園(ばんだいあさひこくりつこうえん)は、福島、山形、新潟の三県にまたがる国立公園。1950年9月5日指定。


出羽三山と朝日山地を含む出羽三山・朝日地域、飯豊山地を主とする飯豊地域、猪苗代湖と磐梯高原・吾妻山・安達太良山を含む磐梯吾妻・猪苗代地域の3地区に分け管理されている。

面積
総面積189,661ha
出羽三山・朝日地域
出羽三山は、山形県庄内地方にひろがる月山・羽黒山・湯殿山の総称である。修験道を中心とした山岳信仰の場として、現在も多くの修験者、参拝者を集める。また月山は、遅くまで夏スキーを楽しむことができる。
飯豊地域
飯豊山は山岳信仰の山で、朝日岳とともに高山植物が有名。なお、飯豊連峰と呼ばれるほど山容が大きく、万年雪も残るため登山には充分な装備が必要である。(→飯豊山地)
会津地方の北西部、三国岳から飯豊山に、ひげのように細長く延びている県域がある。これは福島県側の地域住民の信仰上の理由で、ご神体となる飯豊山への参道を確保したためである。
磐梯吾妻・猪苗代地域
裏磐梯は磐梯高原とも呼ばれ、磐梯山の1888年(明治21年)7月の噴火により、北側への大規模な火山泥流となり河川を埋めて誕生したが、土砂・岩によって荒れた地域を観光地として再生させようと、遠藤現夢を始めとする会津の有志達が私財を叩いて植林をしたのが始まりである。現在は桧原湖、五色沼、雄国沼など風光明媚な観光地で、有料道路・遊歩道も整備され、夏は避暑地として、冬はスキー場として観光客が絶えない。磐梯山の火口跡がなまなましい。(→磐梯高原)
猪苗代湖は面積が日本4位(淡水湖では3位)の大湖で、面積が103平方キロメートル、深さは94メートルである。北岸近くに世界的な医学者、野口英世の生家がある。
吾妻山は那須火山帯(奥羽山脈)最大の火山群。福島・山形県境に沿って東西およそ20キロメートル、南北およそ10キロメートルにわたって標高2,000メートル級の火山が連なる山塊である。福島盆地から望める東部の吾妻小富士、浄土平、一切経山などへは磐梯吾妻スカイラインで容易にアクセスできる観光地となっている。一切経山では噴気活動が確認されている活火山。
安達太良山は緩やかな山容で登山・トレッキングに人気が有るが、火口周辺では硫化ガス等火山ガスが噴出する注意を要する活火山である。
火山
月山、吾妻山、安達太良山、磐梯山、猫魔ヶ岳
   
 富士箱根伊豆国立公園  富士箱根伊豆国立公園(ふじはこねいずこくりつこうえん)は神奈川県、静岡県、東京都、山梨県にまたがる国立公園である。



「富士山」「箱根」「伊豆半島」「伊豆諸島」の4つのエリアで構成され、火山活動に由来する山・湖・島などの自然が指定されている。

富士地域
富士山とその火山活動による地形。

富士山
富士五湖
本栖湖・精進湖・西湖・河口湖・山中湖
田貫湖(人造湖)
青木ヶ原
白糸ノ滝
小田貫湿原
箱根地域
箱根山とその火山活動による地形。

箱根山のカルデラや中央火口丘
芦ノ湖
箱根温泉
伊豆半島
切り立った海岸線。第四紀火山が浸食されて形成された山稜や、活動中の伊豆東部火山群による地形。

天城山
達磨山
大室山 (伊東市)[9]
城ヶ崎海岸
井田火山[10]
棚場火山[10]
多賀火山[10]
伊豆諸島の北部
八丈島以北の島々の海岸線や火山地形[11]。

大島
利島
新島
式根島
神津島
三宅島
御蔵島
八丈島
八丈小島
   
 秩父多摩甲斐国立公園  秩父多摩甲斐国立公園(ちちぶたまかいこくりつこうえん、英語: Chichibu Tama Kai National Park)は、北奥千丈岳を最高峰とする奥秩父山塊を中心とする、埼玉県、山梨県、長野県、東京都に跨る国立公園。面積126,259ha。

奥秩父山塊を中心とした埼玉、東京、山梨、長野の一都三県に跨る国立公園で、1950年(昭和25年)7月10日に国立公園に指定された。指定当初より秩父多摩国立公園の名称であったが、同公園の指定エリア126,259ヘクタール中の約37パーセント、46,834ヘクタールと最大の面積を占める山梨県の名称が冠されていないことから、名称変更の要望が山梨県により行われ、2000年(平成12年)8月10日に現在の秩父多摩甲斐国立公園に名称が変更された。

針葉樹を主体とする深い原生林と、西沢渓谷、御岳昇仙峡などの清流で知られ、大正から昭和にかけ活躍した登山家田部重治の著書により、緑の渓谷美としてその魅力を広く世に知らせた。
   
 伊勢志摩国立公園  伊勢志摩国立公園(いせしまこくりつこうえん)は、三重県志摩半島一帯からなる国立公園。1946年11月20日に指定された。リアス式海岸と温暖な気候による植生が特徴で、英虞湾、的矢湾、五ヶ所湾など深い入り江が多い。



伊勢志摩国立公園は観光客の増加を期待し、戦前に鳥羽と志摩が吉野熊野国立公園の区域拡大を求めたことに始まる。1942年に独立した志摩国立公園の計画に変更されたが、当初の計画では宇治山田市(現伊勢市)を含まなかった。太平洋戦争の戦況が悪化し、計画は頓挫したかのように見えた。

1945年の敗戦直後から厚生省が国立公園事務を再開し、翌1946年4月に厚生省石神甲子郎技師が志摩国立公園の候補地を視察した。政教分離のためにGHQが神宮を過剰に解体してしまうことが危惧され、宇治山田市議会が宇治山田市と度会郡沼木村(のちに伊勢市)を追加することを決議した。5月には神宮の宮域林を含む範囲が申請区域に追加され、伊勢志摩国立公園の計画に変更された[7]。鳥羽・志摩では英虞湾が真珠の主要産地であることをアピールするためにGHQ要人の夫人へ真珠のネックレスなどを贈与し便宜を求めた[8]。これとは別に神宮側が懸命に説得したこともあり戦後初の国立公園として伊勢志摩国立公園が誕生した。

地理
面積
総面積74,644ha  内訳(陸域55,544ha 海域19,100ha)
所有者別[6]
国有地 0.3%
私有地 99.7%(公有地 3.6%、民有地 96.1%)
保護地域別(陸域)[9]
特別保護地区 944ha(1.7%)
第1種特別地域 1,084ha(2.0%)
第2種特別地域 6,691ha(12.0%)
第3種特別地域 8,790ha(15.8%)
普通地域 38,035ha(68.5%)
普通地域の割合は日本の国立公園の中で最も高い[9]。

地形
リアス式海岸や海食崖[6]、日本最大の隆起海食台地[10]などの海岸地形に特色がある。




神島
鳥羽湾
生浦湾
的矢湾 
英虞湾
五ヶ所湾
贄湾
神前湾

神島
答志島
菅島
坂手島
渡鹿野島
間崎島
賢島 
和具大島 - 志摩町和具の沖あいにある島
見江島

神前岬
鎧崎(鳥羽市国崎町)
安乗崎(志摩市阿児町安乗)
大王崎(志摩市大王町)
麦崎(志摩市志摩町)
御座岬(志摩市志摩町)
植生・動物
内陸部は伊勢神宮の神宮林(宮域林)のジングウスギや常緑広葉樹と針葉樹の成す針広混交林や国の天然記念物に指定されている「暖地性シダ群落」などの貴重な自然が残る[6]。山中にはシカ・イノシシ・ニホンザルなどが生息し[6]、三重県道32号伊勢磯部線(伊勢道路)等の山中を通る道路で時折遭遇する。

沿岸部はハマユウ・ハマナデシコなどの暖地性海浜植物が咲き、ウミネコ・セグロカモメなどの海鳥が舞う[6]。カモメは鳥羽市の鳥に指定されている。

展望台
朝熊山頂展望台(伊勢市)
日和山展望台(鳥羽市)
太平洋側
鳥羽展望台(鳥羽市、パールロード)
崎山公園(志摩市大王町) - 大王崎にある公園
南海展望台(南伊勢町礫浦)
鵜倉園地(南伊勢町道行竈)
内海側
横山展望台(志摩市阿児町) 英虞湾を北から見る展望台
西山展望台(志摩市阿児町) 英虞湾を北東から見る展望台(夕日100選)
登茂山展望台(志摩市大王町)英虞湾を東北東から見る展望台 
桐垣展望台(志摩市大王町) 英虞湾を東から見る展望台
参観灯台


安乗埼灯台
大王埼灯台(志摩市大王町) - 日本の灯台50選
安乗埼灯台・安乗崎園地(志摩市阿児町) - 日本の灯台50選
関連市町村
三重県
伊勢市
鳥羽市
志摩市
度会郡南伊勢町
   
 利尻礼文サロベツ国立公園  利尻礼文サロベツ国立公園(りしりれぶんサロベツこくりつこうえん)は、北海道にある日本最北の国立公園である。1965年7月10日に利尻礼文国定公園として国定公園に指定され、1974年9月20日に北海道本島側のサロベツ地区を追加し、現在の名称で国立公園に変更された。全国で27番目の国立公園。面積は241.66km2。
   
 大屯国立公園  大屯国立公園(だいとん-こくりつこうえん)は日本統治時代に台湾北部に存在した日本の国立公園である。現在は陽明山国家公園及び北海岸及観音山国家風景區に指定されている。




昭和初年当時。 大屯山彙、淡水河をへだててその西南方、観音山をふくむ地域である。 総面積 8265 ha 。 日本の国立公園のなかで最小であった。 草山温泉、北投温泉をはじめ、竹子湖に竹子山荘、蓬莱米原種田事務所が、大屯山に高山気象観測所があり、山麓の淡水河、西と北に接する海洋の景観は美しい。 遊覧の便はよく、公園の中心から台北までは乗用車で1時間余であった。 道路が全線開通すれば地域を一巡することができるとされた。